Mさんの映画レビュー・感想・評価

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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.4

連続殺人事件を調査しに保安官代理がロスへやってきたのだが・・・という作品でした。

デンゼルワシントンら名優が3人も出ているのに、パッチしない作品でした。

事件に取り憑かれた男と正義感に燃える男と、
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ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

3.6

イギリスに向け出航したら、船にドラキュラが積まれていて・・・という作品でした。

モンスターパニック感の強いドラキュラ映画です。

この監督の作品を実は殆ど観ていたと知り、その事にビックリ。
トロール
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マーベラス(2021年製作の映画)

3.2

師匠に当たる殺し屋の仇撃ちをしようとしたのだが・・・という作品でした。

びっくりする程展開に驚きがなく、かつセリフも何か古いです。
本の説明とか、料理の注釈とかがいちいちカッコ悪い。
というか全体的
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.4

離陸直前に犯罪者を護送する事になり・・・という作品でした。

やたらマッチョな機長が不時着した乗務員や乗客らを助ける為無双するわけですが、
正直離陸するまでが面白さのピークだったように思います。
それ
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MASTER BLASTER(2015年製作の映画)

3.5

極彩色でMVのようなショートアニメーション作品でした。

微妙にみんなのうたで流れていそうなアニメーションとメッセージ性で、
そもそも曲調がとても好きでした。

肉体の変容する感じが良いです。
内容は
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.2

運び屋が空輸中に落っことした麻薬を熊が食べてしまい・・・という作品でした。

とりあえず現時点で、今年観た中では1番のお馬鹿映画です(笑)

ブラックジョークとスプラッター要素を織り交ぜ、モンスターと
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トランク ~走る密室~(2024年製作の映画)

3.4

目覚めたら車のトランクの中で、自分が誘拐された事に気づいた主人公は・・・という作品でした。

狭いトランク内の密室スリラーで、電話で外部と連絡を取り合うのが殆ど。
他の登場人物の顔はほぼ出ません。
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ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

3.3

ホテルのボーイの青年が、自身の病気の為に客室に監視カメラを仕掛けたのだが・・・という作品でした。

ミステリーかと思いきや、メインは主人公の病気とヒロインとの恋の行方で、謎解きは実はそれ程主ではありま
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アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

3.5

自分の記憶の中に潜って意識の元を探っていたら、自分の身体に変化が現れて・・・という作品でした。

身体が変貌していくというのはクローネンヴァーグ味がありますが、
こちらはクローネンヴァーグ程の変態性は
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.6

寝てたら爆発音が聞こえて、しかもどうやら聞こえてるのは自分だけらしいと気づき・・・という作品でした。

鑑賞前はゴリゴリのSF作品かと思っていましたが、そこは想像以上に薄目でリアルな会話メインの映画で
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.3

天才ドライバーの主人公が、胡散臭い仕事を嫌々引き受けると案の定な展開になって・・・という作品でした。

「レオン」と「トランスポーター」を足して韓流で割ったような展開とストーリーで、リュックベッソン味
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ダークシティ(1998年製作の映画)

3.6

記憶を失った状態で殺人容疑をかけられた男が、逃亡の中で街の真実を知り・・・という作品でした。

随分昔に観て以来だったのですが、今観てみると構成や戦闘風景がかなりマトリックスですね。

こっちの方が先
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.9

砂漠の街やってきた一家が、そこで出会った他の家族と親交を深める内に……という作品でした。

冒頭から謎に挟み込まれる映画スタッフたちのシーンや、絵で描いたような美しい砂漠の景色。
なんじゃこれは??
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.1

家族3人山荘で休暇を楽しんでいたら、デッカイ男とその仲間3人が押しかけてきて……という作品でした。

色々超常的なアレは起こりますがその真偽や因果関係は結局の所最後までボンヤリしており、
突き詰めると
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Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

暗く控えめな主人公が大学で大富豪の息子と知り合い……という作品でした。

「聖なる鹿殺し」で、この世の誰よりもミートスパゲッティをムカつく感じに食べていた事でもお馴染みバリー・コーガン主演作です。
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.9

夫の死で心に傷を負った女性が田舎町で静養に来たのだが、そこの男達の顔が……という作品でした。

美しい映像の中にある男性上位思想。グロテスクな象徴としてある、同じ顔。

「チタン」もそうなのですが、あ
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.9

クリスマスパーティーに集まってくる親戚や友人知人らだったが、彼らの目的はただのパーティーではなく……という作品でした。

明確な目的がある登場人物達が会話のみで終末を過ごす、ディストピア映画なのですが
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哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

3.7

出かけたら町中おかしくなってしまった人々で溢れかえり、恋人と再会したいのだけれどそれも中々適わず……という作品でした。

パンデミックを入り口にした狂気の祭典で、
とにかく感染者達の行動が全部クレイジ
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ゲキ×シネ「五右衛門ロック」(2009年製作の映画)

3.9

処刑された五右衛門は実は生きていて……という作品でした。

外連味と派手な大立ち回りが魅力の新感線。そこに北大路欣也氏がゲスト出演されているのですが、凄まじい迫力と色気の塊でした。
ストーリーそのもの
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.9

過去の事故が原因で頭部にチタンプレートが入っているダンサーが、車となんやかんやしてしまったらそれが原因で……という作品でした。

脈々と受け継がれているデヴィッド・クローネンバーグ風味の継承者、ジュリ
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.5

家に侵入してきたり悪さをしていた鳥を、森で成敗したら卵を発見。それを見つけて持ち帰ってみたら……という作品でした。

卵が孵化するまでのお話かと思いきや、ストーリー序盤で早々に孵化してしまい、あとはず
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ドラゴンボール 魔神城のねむり姫(1987年製作の映画)

3.5

弟子入りの条件に眠り姫を連れて来るように言われて城に行ってみたら、そこは魔物の巣窟で……という作品でした。

45分と短い上演時間なので、恐ろしいほど展開がサクサク進んでいきます。
たぶん時間内に収め
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.1

落ち目のロマンス冒険小説を書く小説家が、謎の億万長者に誘拐され……という作品でした。

なんか全てがザックリしているというかぼんやりしているといった印象で、それなりのキャストが出ているはずなのに記憶に
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

悪魔祓いを依頼された神父が少年の元を訪れると……という作品でした。

従来のエクソシスト映画とは一線を画すむっちむちボディな神父様が、
それなりな破天荒さで悪魔に立ち向かっていく
肉弾戦型除霊映画かと
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.9

レイバー暴走事件を追う特車二課の面々は、やがて大事件に巻き込まれ……という作品でした。

今から35年も前とは思えぬ程色褪せぬクオリティで、
冒頭からぐんぐん引き込まれます。

終盤の戦闘そのものより
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

日々ヒーローとして活躍しつつも、私生活が上手く噛み合わぬマイルズの元に再びグウェンが現れ……という作品でした。

滅茶苦茶良かったですね、良過ぎて観た事を後悔するくらい良かったです。
2と3を続けて観
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.7

ハワイに向かう為飛行機に乗った親子は、機内で起こる事件に巻き込まれ……という作品でした。

スリリングな展開にひりつく緊迫感、ソン・ガンホ&イ・ビョンホンが作品全体を締めてくれています。

ただ今まで
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.8

敏腕映画プロデューサーの下で働く青年が、ある日突然映画監督に就任することになり……という作品でした。

キメ細かに散りばめられたクリエーターとしての心得や映画愛に満ち溢れており、
ラストの挑戦に向けた
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.8

庭を掘ってたら太古の残虐宇宙人を掘り返してしまった兄妹が、逆に宇宙人を手懐け……という作品でした。

日本の特撮を思わせる良い意味でのチープさがアクセントになっています。
ゴア描写もあるのですがそれ以
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クー!キン・ザ・ザ(2013年製作の映画)

3.6

横柄な音楽家と普通の青年が街中で、宇宙人を発見した事がキッカケで別の惑星に飛ばされてしまい……という作品でした。

実写版の本家は既に視聴済みで、アニメだから実写以上のスペクタクルがあるかと思いきや意
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小さなバイキング ビッケ(2019年製作の映画)

3.5

たまたま手に入れた剣の力で母親が黄金像になってしまった主人公は、父親達と共に母を元に戻す術を探す旅に出るのだが……という作品でした。

評価低めの作品ですが、子供向けの映画としてはまあまあ良く出来た映
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大恋愛(1969年製作の映画)

3.7

既婚者で管理職の男が美人秘書が現れた事で夢中になってしまい……という作品でした。

時に幻想的なシーンもあるけれど、基本は純愛コメディではないかと。
ちょっとした間のずらしや、展開のちょっとしたコミカ
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絶好調(1965年製作の映画)

4.0

ソロキャンパーがキャンプしようとしたら警察官にキャンプ場を勧められたのだが……という作品でした。

一見、可笑しなキャンプ場に迷い込んだだけに見えるけれど、次第に漂う不応な空気。
明らかに、どこか死を
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健康でさえあれば(1966年製作の映画)

3.8

4つのショートストーリーで構成された作品でした。

不条理かつ風刺の効いている作風で、2作目と3作目が特に好きです。
特に2作目は今時のコントにも通ずる面白さがあると思いました。

幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

3.7

結婚記念日用に食事の用意を買い揃えるも全然家に辿り着く事が出来ず……という作品でした。

絶妙に残念な主人公の愛おしさを満喫。
そしてお洒落です。

女はコワイです/恋する男(1962年製作の映画)

3.8

学者肌の男が両親から結婚を勧められ、一念発起するものの……という作品でした。

何を見ても愛しの女性に見えてしまうという恋の病をかなりコミカルに(若干危うく?)見せていてかなり面白かったです。

エテ
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