フォーン・ブースに投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）

電話ボックスから出られなくなった男のワンシチュエーション映画。どんどん悪い方へ追い詰められていく嫌らしい展開がスリリング。電話口の相手も実に嫌らしくて正直不快感が募るが、その分逆転の糸口が見え始めた…

最初に言っておくと浅くて薄い映画ではある。
ただ、誠実に生きようと思った作品でもある。
ワンシチュエーションで80分という短さとは思えないくらいのハラハラさでかなり満足。欲を言えばもう少し深堀りして…

社会に普及してきた携帯電話を軽薄な嘘つきの象徴として使い、社会から消えゆく公衆電話を告解室のように見立てて対比している。みんなのいる前で秘密を一番知られたくない人に大声で叫ぶイメージが告解室のイメー…

電話ボックスという一つの場所で、これだけの物語を書けるのがすごい。
どこにいるか分からない狙撃犯から狙われながら、その狙撃犯と電話越しに会話をしながら自分が犯している罪を告白するという話。
嘘をつい…

とてもとても面白かった！！

冒頭からテンポよく引き込まれます。
電話ボックスにいるだけでこのハラハラドキドキ感。

あっという間に終わってしまいました。

ド級のアクションとかはないけど、淡々と進…

最初、主人公スチューは相当嫌味で軽薄なウザ男なのだが、狡猾な「電話の主」によって余りにも惨めに翻弄される様にドンドン同情の念が湧いていってしまった。
マルチウィンドウ(？)演出や様々な角度からの電話…

ネタバレなしレビュー。

80分間で描かれる電話ボックス内で起こる短編スリラー。
舞台は携帯電話が普及し撤去されつつあるNYの一角の汚い電話ボックスの中のみ。
ひとつのアイディアからできたような作品…