山猫に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『山猫』に投稿された感想・評価

ルキノ・ヴィスコンティ監督『山猫』(1963)

壮麗で冷酷な叙事詩。

時代に取り残された男はそれでも存在し続けなければならないということ。

その歴史の冷徹さが人間を惹起させる。
yumiko

yumikoの感想・評価

3.0

19世紀、イタリア統一戦争下のシチリア島。名家の当主で公爵のファブリツィオ(バート・ランカスター)とその甥タンクレディ(アラン・ドロン)と一家のお話。

なーがーかったー。

シチリアのお家がとって…

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D

Dの感想・評価

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「山猫」は、【カンヌ映画祭映画】最低限みておくべきヨーロッパ映画10作品に選んだひとつ。

レビューはこちら↓
https://narcos.hatenablog.com/entry/cannesf…

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Yucar

Yucarの感想・評価

4.4

イタリア統一への流れの中でシチリアの貴族の終焉が描かれてる。現地の景色、貴族と村の人々の関係や暮らし、舞踏会、全て興味深く、きらびやかだけど同時に空虚な切なさもあり、素晴らしい。ヴィスコンティは、室…

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三時間なげぇ~とはなるけど、これでもかとイタリア貴族たちの生活を垣間見れるのがよかったし、老いた者と若者の比較、これから失われていくだろう貴族の生活と、盛者必衰がひしひし伝わってくる映画で、良き~~…

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Nanami

Nanamiの感想・評価

4.0

長すぎて途中寝たけど、全部の要素が美しかった。

当時のアラン・ドロン28歳ってマジか。圧倒的気高さ…。
そんなドロンをかすめてしまうバート・ランカスターの凄みのある演技も言うことなし。
これがヴィ…

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くま

くまの感想・評価

5.0

時はイタリア統一運動の最中、シチリア島。数世紀に渡って続く名家の当主・サリーナ公爵のファブリツィオは、変化の見られる時代の流れを目の傍らに、貴族としての伝統を貫いていた。
しかし、著しく変わり行く時…

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実在の貴族ランペドゥーサの小説を基に、貴族の斜陽を描く。

統一戦争に揺れる1860年のイタリア。シチリア島を長年に渡って統治してきた名門サリーナ公爵家にも革命の波が押し寄せる。貴族社会の終焉を感…

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akrutm

akrutmの感想・評価

4.0

19世紀のシチリア島を舞台に、貴族家の当主であるサリーナ公爵の心情を彼の甥の生き方を通じて描いていく、ルキノ・ヴィスコンティ監督の歴史ドラマ映画。それまでネオレアリズモ的な作風だったヴィスコンティが…

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ギャス

ギャスの感想・評価

3.3

貴族という地主がどれだけ文化を大切にして教養を常に養い統治のために心を砕いて民を思っているか。その気高さや美しく尊い矜持など、新時代の成金や力を持ち始めた平民にわかりはしない。

そんな、自分自身が…

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