くまさんの映画レビュー・感想・評価

くま

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リトル・ニキータ(1988年製作の映画)

5.0

何の変哲もない普通の家族。しかし両親はソ連スパイで…。

終盤の畳み掛けで一気に冷めますが、家族愛やバディものの要素を取り入れた観やすい80年代娯楽映画に仕上がっています。

様々なコーデのリバーが見
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モスキート・コースト(1986年製作の映画)

5.0

消費社会と化したアメリカに嫌気のさした発明家が、家族を連れ南はモスキート海岸へ。現地の土地を買いしめ、理想郷を築くが…。

無人島でサバイバル生活を送る映画「キャスト・アウェイ」のジャケットに映る主演
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

4.0

マフィア、ドラッグ、セックス、バイオレンス!時代感漂う愛のドタバタ劇!!

主人公クラレンスは脚本を書いたタランティーノの自己投影ですかね? 千葉真一の出る映画で女の子と盛り上がれるなんてかなり夢見て
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

性を扱う作品の多い大島監督ならではの生々しさ。女性キャストが一切登場しない上に、序盤から同性同士の問題が話題に挙げられる。日本兵の残酷な仕打ちや、学校での虐め。人の関係の生々しさが気持ち悪い程に映され>>続きを読む

スピード2(1997年製作の映画)

3.7

この映画を今回観たのは、エンディングでTKこと小室哲哉さんがテーマ曲を担当しているので、、。
続く文章はしばらく映画とは全く関係の無いことになりますがご了承ください。

昨日5月12日、ダウンタウンの
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太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

4.3

冷めきった男女と熱狂に覆われた証券市場とのコントラスト。その渦中に居る母は娘の話も聞かず。だが儲けた金も市場で買う梨は値切る。双方に透け見える虚無感。埃にまみれた部屋、長い沈黙、そして株の大暴落。男女>>続きを読む

カオス・シチリア物語(1984年製作の映画)

5.0

シチリアの風土、歴史、民衆を壮大に映し出したオムニバス作品。全3時間に及ぶ計6話の物語中でその奇想天外な人々の生き様が描かれる。
撮影監督はジュゼッペ・ランチ。タルコフスキーの「ノスタルジア」等。
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イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)

5.0

出会いは突然、予期せぬ雨のように。垂れる雫のもとに絆という若葉が芽生える。雨のように突然な出会いは、雨のように過ぎ去ってしまうけれど、再び雨のように舞い落ちる。自然の循環のごとく映る人情。寂しい想いは>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.0

公開25周年を記念したリバイバル上映にて鑑賞。特製ポスターと新作ドラマ「アコライト」の予告映像が付いてきました。

2015年12月、「フォースの覚醒」で10年ぶりの新作が公開されたスターウォーズ。そ
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ひまわり(1970年製作の映画)

5.0

戦争が終わった。結婚生活は十数日、戦争に出た夫を妻はどこまでも探し求める。駅を埋め尽くす顔写真、十字架のそびえ立つ墓々、平原には無数の向日葵が広がる。彼らの愛憎にまみれた物語も、そうした群勢のほんの一>>続きを読む

離愁(1973年製作の映画)

3.7

疎開列車、終点は定まらない安全な場所。乗客にまみれて男と女が出会う。戦争は別れを誘うが、同じく戦争は人を愛に沈める。1人は妻子を持つフランス男、1人は収容所から逃れたユダヤ女。死と隣り合わせだった緊迫>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

5.0

マーク・ミラー原作、スティーブン・マクニーブン作画という「シビル・ウォー」でもその名を轟かせた名コンビによる「オールドマン・ローガン」を下敷きに、ミュータント種の途絶えたX-Men世界を描く。
ストー
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.7

やはりポンヌフだけは自分に合わない。

ただポンヌフにはいつか行きたい。
ビノシュの脇毛が衝撃的だった。かつて自分は、女性は髪の毛以外の毛は生えない、排泄をしない等という偏屈な考えを持っていたので、、
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ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

5.0

フロントガラス、グラス、電話ボックス。会話は途切れ、男と女も何かが欠けている。
「非凡になりたい」
若さ故のユニークである事への渇望。そして愛への渇望。青臭い若者の気持ち。
完璧を求めるも、その結末は
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男と女(1966年製作の映画)

3.7

愛がふたりを繋ぎ、愛がふたりを別つ。
若者のソレとは違う、交換の利かない大人の恋愛。
まだまだ未熟な私の目に映る、男と女。
いつかまた、ダバダバダ。

2024's 24th

〜スコアの目
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スローガン(1968年製作の映画)

5.0

恋は熱しやすくて冷めやすい。恋に落ちるその穴が深ければ深い程その後の傷も深くなるけれど、気づけば誰かにまた恋してる。若くてポップでおバカなバーキン。スマートで紳士なゲンズブール。映画も曲も、2人で刻ん>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.7

好きだけど好きじゃないです。
でもCharaの歌う「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」は大好き。
この映画以前の彼女のソロ曲も大好き。
彼女の演技も好き。
だけど設定だけが通り
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.7

拝啓 藤井樹様
お元気ですか。私は元気です。

追伸
ランディ・ヘブンス超かっこいい!!

2024's 21st

〜スコアの目安〜
★ - :鑑賞途中
★3.0:面白くない
★3.7:まあまあ
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

5.0

午前十時の映画祭にて。

冒険映画の金字塔。
アクション・コメディ・アドベンチャー・オカルト・スプラッターとあらゆるジャンルを包括したハイブリッド・エンタメ。

南米からネパール、エジプトと世界を股に
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変な家(2024年製作の映画)

3.7

友人の誘いで鑑賞。

ホラーというよりサスペンスでしょうか。中盤までの先の気になる展開が良かったですね!!
あと斉藤由貴が可愛い!!

2024's 19th

〜スコアの目安〜
★ - :鑑賞途
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.7

X-Menシリーズの古典的名作「Dark Phoenix」の実写映画版。

やはり消化不良感が否めないですね、、。X-Menシリーズ完結作、そして不朽の名作を題材にしただけあって期待を大きく下回ってし
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スナッチ(2000年製作の映画)

4.0

「ファイトクラブ」と被りそうで被ってないブラピの役。

鉢合わせる群像劇。

マドンナ「Lucky Star」。

2024's 17th

〜スコアの目安〜
★ - :鑑賞途中
★3.0:面白く
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汚れた血(1986年製作の映画)

5.0

━━━━━━━━━━━━━━━
なんでジャケット替えちゃったんですかフィルマークスさん!!
前のやつめっちゃカッコよかったのでそっちに戻してください!!
それかBlu-Ray版のジャケットに!
━━━
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

5.0

分子を操るミュータント、アポカリプス降臨。

前作の「フューチャー&パスト」が完璧すぎて、やっぱりあれを最終作にしてほしかったと思ってます、、。ただ今作も普通に面白かったです。
時代設定は80年代。ア
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

5.0

X-MEN最高傑作。大団円。

原作でも名作と名高い「Days of Future Past」の実写映画化。ここから「Age of Apocalypse」で有名なアポカリプスや「The Dark Ph
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.3

アニヤ・テイラー=ジョイ出演してましたね

言語化するのが、言い方悪いですけどしんどいのでスコアのみでお願いします
1作目よりは面白かったです

2024's 14th

〜スコアの目安〜
★ -
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

友人と。

敗戦直後の疲弊した日本に、ゴジラが襲来というプロットがかなり興味を惹きました。
まずアカデミー賞おめでとうございます。今の日本映画界でこのレベルの映像を作れるのは、山崎監督だけかもしれませ
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パワーズ・オブ・テン(1968年製作の映画)

4.0

最近の邦画でこの作品に関連した書籍が登場して流行っているらしく、自分も全く同じタイトルの「X-MEN」のコミックを持っていたことに気づき、鑑賞。コミックの方のタイトルも”テン”と読みますが、ローマ数字>>続きを読む

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)

3.7

ウルヴァリン、日本上陸。

コミックでは日本語や文化にも精通しているウルヴァリン。1982年のミニシリーズを下敷きにした本作は、原作にも登場したマリコ、ヨシオ、シンゲン等のキャラクターと共に、ヤシダパ
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

4.0

エマ・フロストやガンビットは初出?
ですかね
そしてあのセイバートゥースが何故かウルヴァリンのお兄ちゃんになってます、、

ローガンのバイクUターンが「AKIRA」のオマージュだと言われていますよね
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

5.0

友引高校の生徒達に訪れた学園祭前日。
会場設営に業を煮やし、
夜が明け迎える学園祭前日。
デ↑ジャヴゥ↑感じる繰り返しの日常(学園祭前日)に”うる星やつら”が迷い込む。

日常系アニメの基盤である、ゲ
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郵便屋(1995年製作の映画)

3.7

ティントブラス監督作。オムニバス形式で、監督が此度はしっかり本人役で出演。

レビューでよく言及されている遺跡のシーンは、個人的には日本人のファッションのバブルっぽさが良いな〜

「夢は現実の一部、い
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X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.7

前2作までのブライアン・シンガー監督が降板(?)。もはや脚本はめちゃくちゃ、キャラクターの思惑が一方通行。
X-Menが”キュア”に対して肯定しているのか反対しているのか分からない。「ダークフェニック
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ドラゴンボール 最強への道(1996年製作の映画)

4.0

ドラゴンボール初期シリーズのリメイク版。
作画はGTテイストで初期シリーズとはかなり違って見えますが、それにしても綺麗な絵なので良しと言う所ですかね。
お話にしてもオリジナルの所や、かなりリメイクとし
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ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち(1992年製作の映画)

3.7

クウラ復活。
前作でかめはめ波によって太陽にまで突っ込まれ消失したはずのクウラが復活。

「あの時に打ち落としておけば…!!フリーザだけではなかった…!!甘かったのは…!!」

自分前作のクウラ大好き
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X-MEN2(2003年製作の映画)

4.0

アダマンチウムって毒性ありませんでした??
可愛い猫さんがペロペロ舐めてますけど、、

ローグの白髪の量増えた??

2024's  4th

〜スコアの目安〜
★ - :鑑賞途中
★3.0:面白
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