未来派を映像に応用した形で、車のタイヤがフィーチャーされている。気持ち映像を早く回して落ち着きがないのは、そのためか。ただ、未来派の表したいものは絵画ゆえの躍動感であるように感じて、むしろ川や洗面器…
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パリ20区の中のメニルモンタンで起きた女性の悲劇物語。監督が後の妻(既に結婚していた?)であるナディア・シビルスカヤを主演に独立プロで撮影した作品。ロケ地に実際にメニルモンタンを使ったり、多重露光…
>>続きを読む演出4
演技3
脚本3
撮影4
照明3
音楽-
音響-
インスピレーション3
好み3
フランス印象主義の特徴(ナラティブ・アヴァンギャルド)を持った中編映画。
冒頭の殺人シーンは因果関係や人物関係…
[唐突の殺人に驚きの連続] 60点
開始1分で二人の男女が惨殺されるという中々ショッキングな始まり方をする本作品は、当時全くの無名だったエストニア生まれの移民ディミトリ・キルサノフが一躍有名になっ…
1920年代に研究されてきたアヴァンギャルド映画の手法を劇映画の中で実用してみせた作品
20年代後半の都市を切り取ったドキュメンタリー作品群にも近いし、字幕なしで色々と面白い挑戦もしているが、それら…
フランスのシネ・コンサートにて。
シネ・コンサートなのでオリジナル音楽ではなかった、かつ野外上映なので画的に観づらかったにも関わらず素晴らしかった!
台詞字幕も一切なく、画と人物の表情だけでストー…
ファーストショットから暴行&斧で惨殺と、いきなり置いていかれる展開のアヴァンギャルド・サイレント映画。中間字幕も無く、置き去り感を加速させる。
姉妹もので、妹役の女優の顔とかメイクが現代的。ふつうに…