楢山節考に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『楢山節考』に投稿された感想・評価

A

Aの感想・評価

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歯を折るシーン痛々しくて今村版でも見てられなかったな…。見事なセットで、でもセットだからこそケレン味のある世界観が映えて胸を打たれた。
田中絹代が素晴らしい。終盤の数珠握っているところなんかまさに神…

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初見だが、ほぼATG映画だな。
今村版とは正反対の観念劇。

念仏唱えてるときの動き…田中絹代が妖怪にしか見えない。
舞台みたいなオールセットと照明と印象的な定点カメラ。
田中絹代はほんと強い、こんなに力強い役者さんだったのか。
独特の色合いは藤原新也の「メメントモリ」という本を思い出した。
死とは何か?生とは何か?
初の木下恵介監督作品。とりあえず「楢山節考」から観てみた。オールセットというのは驚かされたし、しんどい話だけど、良い作品だった。
shoepexe

shoepexeの感想・評価

3.7
舞台転換や照明、オールセットの歌舞伎的アプローチが目にも楽しい。田中絹代の女優魂にも拍手。
arch

archの感想・評価

3.9

姨捨山伝説を題材に、口減らしにすぐにでも山に旅立つ(自殺)しようとする母とそれを受け入れ難い息子の相愛を描く作品。

全編オールセットで、場面場面を歌舞伎や舞台のような暗転と引き道具を利用したセット…

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歌舞伎町の演出により、ほぼすべてをスタジオのセットで撮影した実験的な演出手法。木下恵介の面目躍如といったところか。田中絹代の演技が迫力をもって迫る。演出については、好みが分かれるところだろうが、とに…

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我路

我路の感想・評価

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1982年 6月30日 ピカデリー2
併映:破れ太鼓

1981年11月21日 てあとる西新
併映:砂の器
群青

群青の感想・評価

4.4
姥であるおりんの覚悟が素晴らしかった。

村、そして家族という共同体を維持するために先祖代々受け継いできた家族と誇り。

自我や罪を越えた生き方に潔さを感じる。

日本の国民性を改めて考えさせられた。
てる

てるの感想・評価

3.3

歴史の授業を観ているようだった。

今の時代では到底考えられないことだが、当時はこれが当たり前の文化であったのだろう。
この時代に生まれなくて良かったという安堵と、現代に生まれたことへの喜びを感じた…

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