shoepexeさんの映画レビュー・感想・評価

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湖の女たち(2023年製作の映画)

3.2

原作読んだ時はわからなかったけど最初の取り調べからプレイは始まっていたんだな。「SAYURI」、「北の零年」で光り輝いていた大後寿々花、劣化したなあ

ミッシング(2024年製作の映画)

4.1

人生で一番苦しい2時間だった。石原さとみへの手厚いメンタルケアを望みます。

碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.1

真っ向勝負の時代劇。演技・美術・音楽、どれをとっても格式高くて本気度が伺えるし、今の感覚とは違う優先順位のつけ方にも美学を感じる。囲碁の所作が美しくて、亡き祖父を思い出した。

凪待ち(2019年製作の映画)

3.6

香取慎吾は前から陽より陰がハマるだろうと思っていたが、我が意を得たり。にわかには信じ難いギャンブル依存症のクズっぷりも、一平さんで耐性がついていたからか実在感をもって捉えられた。

オキシジェン(2021年製作の映画)

4.0

気を利かせた先回りはしないが、芯を食った質疑や的確なオーダーさえ与えれば100%応えてくれるAI。これくらいでいい、このくらいの距離感がちょうど良い。

不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

3.5

染谷将太の表情が劇中のセリフを引用すると『川の底から打ち上げられた魚』っぽくて、つまりはいつもの染谷将太なのだが、今作では身体能力の高さも披露していて驚いた

THE COCKPIT(2014年製作の映画)

-

ヒップホップっていい意味で遊びなんだよな。トラックもリリックも。無我夢中になって打ち込めるクリエイティビティとそれを共有できる仲間がいればそれだけで人生充実。

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.4

「自然との共存」なんて人間の傲慢。濱口竜介があらすじから想像できる単純な二項対立にパッケージするわけはないと思っていたが、予想以上の震えるラスト。とりあえず夏のグランピング計画は気持ちが落ち着くまで一>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.6

初見時もたしかネタバレはしてたけど、SF×どんでん返しは斬新だった。ストーリーに目が行きがちだけど撮影とか音楽もだいぶ凝ってて楽しい

サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)

3.1

見てるこっちが小っ恥ずかしくなるくらいのロミジュリ型純愛。主演2人の度が過ぎた爽やかさが寒さを凌駕。

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

3.7

池脇千鶴って天才だと思う。もっと華々しいキャリアでもおかしくないのに。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8

これもオーツスタジオなのかな。最新映像技術で見せる王道スポ根ストーリー。新境地が過ぎる!

ラッカ(2017年製作の映画)

3.6

これこれ、こういう作品集が見たかった!よくわかんないのも含まれてたけど、一作一作の作り込みがすごい

悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.3

復讐相手が胸糞悪魔すぎて過剰な倍返しがオーバーキルとも言い切れない

エル・スール(1982年製作の映画)

3.5

娘は成長するにつれて無邪気なままではいられないし、父も娘の前で聖人なだけではいられない。そんな父娘の愛と苦悩の物語

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.3

短編集のような感覚でちょっとずつ見た。色々実験的なこともできるし、このフォーマットは今後も別の監督でやってみても面白そう

パレード(2024年製作の映画)

4.4

泣かせどころできっちり全部泣いた。『浜の朝日の〜』でお馴染み今作も心に沁みる朝日座と、近代的ミニシアター代表ユーロスペースの対比

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.4

トムクルーズが「マグノリア」や「コラテラル」で新境地を目指しても結局スター街道に還ってきたように、キムタクももう開き直ってこのままキムタクでいいんじゃないかと思う

貴公子(2023年製作の映画)

4.0

『魔女』の成功に気をよくしたのであろう、バイオレンスアクションを軸にミステリアスなキャラクターとストーリーのツイストをスパイスにしたエンタメ性の高い一本。ノワールではない。

楽園の夜(2019年製作の映画)

3.9

バイオレンスやヤクザものだからというよりは、海辺のシーンやオフビートな笑いに北野武味を感じる

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.1

静止画とナレーションで物語るアイディアと、そこに一度だけ一瞬動画を差し込むセンス

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