壮烈第七騎兵隊
前半ウォルシュお得意の「速さ」が炸裂する
後半エロール・フリン演じるカスターが最終的に下す決断と観客も知る通り最終的に囲まれ行き場を失ってしまう結末に向けて映画もそれに同調するかの…
フィルムの状態も壮烈だったが、カスターが破天荒ながらも魅力がよくわからん感じで快進撃していくので乗れず。だいたいいまだにラオール・ウォルシュの魅力もわからない人ですから。
最後の戦に出陣する時に…
140分あるのに全く退屈しない。爆速は正義。基本直進しかできない男と、ひたすら一方通行的に捲し立てる女が束の間並び歩いて、方向転換で脱臼→即時和解の出会いの場面からしてもう運命的。夫が戦場にしか生き…
>>続きを読む20230221-079
1857年、ニューヨーク州ウエストポイント(陸軍士官学校)
原題:They Died with Their Boots On (1941)
監督:ラオール・ウォルシュ
美術…
夜とドライブと鉄腕ジムでは最大の野望を叶えるために恋愛の方は明確に優先順位が低くてなってるし、鉄腕ジムではむしろ女性とはばちばちしてたけど、野望のために横道にそれなければ結果的に全て手に入れてたけど…
>>続きを読む西部劇としてはもちろん、陸軍士官学校生時代を描いた作品の中でも秀逸な一本。
主役のエロール・フリンを始め、妻役のオリヴィア・デ・ハビランドら役者陣も素晴らしい。
ラオール・ウォルシュのそつのない演出…