あまりにも美しい映画で驚愕した。
メロドラマと創作の痛みが絡み合って奏でる物語。バレエは夢現の映像表現で見せる。これがあまりにも美しく、垂涎ものだった。全セクションを信頼しきった監督の勝利とも言え…
単なるバレエの舞台作品を観ていたんだっけと思うぐらいの作り込み具合。バレエ・リュス、ペトルーシュカな要素を感じた
舞台化されてもおかしくないよう悲劇性とそれを支える音楽が美しかった
他のオペラ作品も…
田嶋陽子さんの著書『ヒロインは、なぜ殺されるのか』で紹介されていた映画。
バレエ「赤い靴」で成功を収めたヒロインが恋かキャリアかの葛藤の末ー、という悲劇を幻想的な色彩美で。
どっちも選べなかった…
鬼が傑作を生み、
傑作は悲しみを生む
幻想的なバレエ映画の名作。戦後のイギリス映画は文化的な芸術性が強く、本作もその一本。バレリーナのヴィクトリア・ペイジは『赤い靴』のヒットをきっかけに一躍大ス…