良質な倒叙ミステリかと思えば、さらにその先の光景を見せる。
脚本に参加したレイモンド・チャンドラーの色はそこまで感じなかったが、事件により「男女の愛情」は破綻しても、「男同士の友情」が生き残る様は…
「サンセット大通り」に続いてビリー・ワイルダー監督のフィルム・ノワールを見てみた。これは普通に面白いやつだ。
保険のセールスマンのネフが、命からがら事件の真相を録音するシーンから始まり、事件の顛末…
2回目の鑑賞。
ファムファタール役がめっちゃ怖い。
ニコリともしないで主人公を唆すところが迫力ある。自分しか興味がなくてブレないところも魅力的な悪役。
最後のシーンも本当なのか嘘なのかは見てる人任…
キーズの登場時は"ユニオシ"か?と疑う程の身長差だったが、距離が縮まるラストショットに嘆息 ファムファタールものとして観るには大分男臭い 台詞回しのキザったらしさ 簡素な画面に映える影と火、足音 煙…
>>続きを読むビリー・ワイルダー監督、ということで観てみたが今回はかなりシリアス。
冒頭から犯人の殺人の告白から始まる。
こういった手法はこの時代はまだまだ新しいのかも。
いつものビリー・ワイルダーのコメディの方…