shoさんの映画レビュー・感想・評価

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ガルシアの首(1974年製作の映画)

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ラストカットの清さ。美しい。芸術ってのはこうも生々しいものに宿ると思うんよね。バイオレンスのイメージが先行してるけど、しっかりドラマも描けるんよねサムペキンパーわ。

関心領域(2023年製作の映画)

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非常に現代的な映画。ベトナム戦争の時代とウクライナ、カザ地区の現在に作られた映画を比較してみれば、今の社会にどれだけの無力感は敗北感が漂っているかはもはや明らか。

比べるのはどうかと思うけど、テレン
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

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そうか。イーストウッドってこんな映画も撮ってたんだな。もっと早く見れば良かった。メリル・ストリープは偉大な女優よ。年齢の壁を壊した最初の女優かもしれない。

ザ・シークレット・サービス(1993年製作の映画)

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脚本の構成がいい。はじめに犯人が政府関係者たと主人公には知らせずに、でも視聴者には示唆させとく。そうすれば見てる側は興味が持続させられる。これを映画の半分くらいでバラして、後半は中々見事なスリラーに仕>>続きを読む

深夜の告白(1944年製作の映画)

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モノローグが多くてハードボイルドっぽいなって思ったら、脚本チャンドラーだったんだ。バーバラスタンウィックが見事なファムファタールを演じてて良い。

サリヴァンの旅(1941年製作の映画)

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スタージェス好きだなあ。
「笑いだけを支えに生きている人間達がいる」っていい言葉。強制労働させられて時にディズニー映画みて笑ってるシーンが良い。なんか疲れてやになったときに、楽しい映画みて笑うって良く
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殺人幻想曲(1948年製作の映画)

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殺人ってのは創造的な行為だよな。ディアレンはスタージェスにかなり影響受けてるだろうなあ。 

火傷はしてないって聞かれて、水浸しだ!は笑う。

レディ・イヴ(1941年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

プレモンススタージェス個人的に壺、演出で必ず笑わせられる。ほんとに凄い映画監督だと思うな。まずオープニングのアニメーションのセンスがいい。前半ではわりと普通のロマンスやってたのに、後半は復讐てか逆ギレ>>続きを読む

パームビーチ・ストーリー(1942年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

やはり離婚できない笑。唐突な双子落ち!。良くわからない謎の猟銃サークルの面々が車内で銃ぶっ放して暴れるシーンは笑った。一人で外せないファスナーが紡ぐロマンスは素晴らしい。もうさなんかね映画ってこんなん>>続きを読む

赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

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これまた破茶滅茶で面白い。スクリューボールコメディはロマンチックコメディにあらず。休む間も無くケイリーグラントがキャサリンヘプバーンに引っ掻き回される映画。牢屋から脱走する前に猿芝居をするキャサリンヘ>>続きを読む

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

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スクリューボールコメディ!過剰な台詞回しと演技。予測不能な展開。おもしれー!。

天国の門(1980年製作の映画)

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悪くはないんだけど、結局ディアハンターと一緒で見終わったあとの虚無感は虚しいのよ。そりゃ大自然のバックに撮られてる映像はすごく良いし、銃撃戦もよく取られてると思うけど、諸々長い。これはヒットしないな。>>続きを読む

恋におちて(1984年製作の映画)

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ニューヨークを舞台にしたラブストーリーっていいよなー。よくよく考えると不倫物だけど。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結婚式のシーンよりも短いベトナム戦争のシーンが強烈に印象に残る。かと言って、この映画は明らかには反戦をテーマにしていない。有名なロシアンルーレットをするシーンがあるが、2度目のシーンでは、行う必要のな>>続きを読む

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