Nさんの映画レビュー・感想・評価

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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

ラジオから流れるロシアによるウクライナ侵攻のニュース、溜め息が出てしまう
映画にまでなる様なネタでも無い男女の日常だけど昭和感漂う雰囲気でつい引き込まれてしまう、労働三部作に続くこの枯れ葉
相変わらず
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張り込み(1987年製作の映画)

3.8

テレ東午後のロードショー、吹き替えだし家事しながら観た
当時、この手のドタバタ多かったね〜結構好き
リチャードドレイファスが若い、まあ私も若かった高校生

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

どんな人間であれ暖かな家、家族が必要なんだなと思った
役者達の眼が皆良かった

汚れた顔の天使(1938年製作の映画)

4.0

キャグニーは華があります〜魅力的過ぎる
最期の姿こそ影と泣きすがる声でしたが
私は本物の勇者な男の姿だと思う

M(1931年製作の映画)

4.0

犯人の吹く口笛が薄ら怖い、耳に残る
被害少女の風船が電柱に絡まってるのも鳥肌が立つ
ラストシーンの市民裁判、恐ろしい
突如無声無音になるのも
(時代故の技術的な物?私には分かりかねます)相まって緊迫感
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.5

青くてダサくっていい、一所懸命にやりたい事やって何かひとつ見つかったらカッコいい〜
私にもそんな頃あったかなー

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

終始楽しめました。
合唱部部長の思春期真っ只中の聡実君の表情が何とも可愛らしく微笑ましい。
ヤクザ達に囲まれて怖がって綾野剛にしがみつく様なんて本当に面白い。
優しいヤクザの綾野剛をはじめ、強面の個性
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めがね(2007年製作の映画)

4.1

なーんにも起こらないけれど、ずーっと観ていられる不思議感
でもその不思議感が怖くなって鳥肌がたってしまった

緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

4.0

恋に溺れる者お金を無心する者。
どんどん沼に嵌っていく様が面白く苦しい。
罪を犯した者は裁かれる方が良い...というのは正にそう思った。

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.8

イギリスの双子ギャングの実録だそう..怖
性格も思考も異なる双子を1人で演じているの凄い
愛する妻には紳士でいて欲しかった
やっぱり所詮ギャングと言うことか

8人の女たち(2002年製作の映画)

3.9

雪で閉ざされたお屋敷の密室ミステリー。
8人の女と1人の男、次第に其々の綻びが露わになっていく。
新入りメイドが髪を解き本性をあらわすシーン、インパクト大。
女たちの怖さ図々しさ自分勝手な狡さが露わに
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犯罪王リコ(1930年製作の映画)

4.0

ギャングの親分に登り詰めたリコ、冷酷非道な彼だけど人間臭さがよく表現されていて面白い
このリコ役の彼、ホント百面相で魅力が詰まってる
それにしても戦前にこんな映画を作っているアメリカってやっぱり凄い

飾窓の女(1944年製作の映画)

4.0

ドキドキハラハラした〜
主人公の大学教授うっかり口を滑らせるし、
薬の入ったお酒なかなか飲まないしー
この肖像画の美女がそもそも大丈夫な人?と。
最後のオチも楽しめました。

怪物(2023年製作の映画)

4.0

視点を少し変えただけでこれ程物語が違って見えるとは。人の目には死角になる所が必ずあるという事か...。少年二人があの終末では気の毒過ぎるが、虐待されていた少年が瑛太先生を陥れたのも酷すぎると思った。

深夜の告白(1944年製作の映画)

4.0

悪女の妖艶さが際立っていて
古い映画で映像も不鮮明なのに艶やかだった
その魅力に溺れた保険屋の男、ポワロみたいな探偵力の同僚の男、
登場人物のキャラもとても面白かった。

ある男(2022年製作の映画)

4.0

不慮の事故で亡くなった「ある男」は弁護士による人探しの結果「ある男」では無くなり、
ラストではその弁護士が「ある男」となってしまった
日常にある差別や偏見、生きづらさについて考えさせられた

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.8

どんでん返し物が観たくての鑑賞。
主人公の彼はエドワードノートンのファン?ファイトクラブと真実の行方から逃げ道探ったとか?
彼女は一体いつの間に仲間に?

情婦(1957年製作の映画)

4.5

終盤の大どんでん返しには心が揺さぶられた〜。ネタバレナシヨと最後念押されます。
大学生の頃もう30年前に鑑賞済みだったが
記憶飛んでいて良かった。やっぱりアガサクリスティー最高。

アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

4.0

アガサクリスティー感満載。
この手の物語は登場人物が多く混乱してしまう。ラストは急展開で意外な結末。
やっぱりグレンクローズは素敵です...危険な情事から30年かあ。

私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

殺人犯の「座」を奪い合う...こんなシチュエーション初めてで面白かった〜
殺された被害者には申し訳ないけど、コミカルで洒落ててユニークなお話。
知恵を絞ってお互いの得意分野を充分に発揮させる度胸にあっ
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.0

一方的に交換殺人を提案され実行され...サイコパスな男に恐怖しかない。眼鏡に映り込んだ絞殺の瞬間が益々怖さを強調させられた。
メリーゴーランドでの格闘も息を呑んでしまうシーン。
鑑賞は数年ぶりの2回目
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.0

ひとり小説を読み進めているかの様に感じた。
恋や声楽という才能を捨て海辺の田舎町で質素に暮らす姉妹と、フランスから亡命してきた家政婦の100年以上前のお話。
美味しそうなフランス料理を目で見て楽しみ、
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アガサと深夜の殺人者(2020年製作の映画)

3.7

アガサクリスティーがあのポワロの最後の原稿を売りに出す....!!クリスティーはポワロを嫌っていたと言うのは有名な話ですが、最終回ってポワロが最期を迎えるストーリー。もうこれだけで心臓がバクバク笑。>>続きを読む

キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け(2012年製作の映画)

3.9

交通事故で死なせてしまった愛人を置いて逃げる、その隠蔽に若い黒人の青年を買収する、自社の負債を粉飾する....
とにかくやる事なす事が最低の男、リチャードギア。
でも何故かそんな最低な男の肩を持ってし
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ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

3.8

ギリシャの美しい風景と共に逃亡する三人のお話。刻々と変わる心情も行動も面白くビジュアルも何とも美しく洗練されていて、魅力的な映画でした。

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

4.0

12時間ごとに交代する二重人格者のお話。
隠し事が出来たことでお互いに歪みが生じてきてしまう。物語は昼の部のジョナサン目線で進んでいくのでどうしても彼を推してしまう。夜の部のジョンをもっと知りたかった
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

底辺の社会的弱者の男が殺人を重ね悪のヒーローになるお話、とても危険な映画だと思う。差別貧困嘲笑格差...世の中に歪みがある限りこのての人間はいつ出て来てもおかしくない気がする。
余談だが「ルパートパプ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.9

目まぐるしく変わる世の中、出版業界も生き残る為に必死なんだなと思った。
してやられた大御所俳優達の顔が良かった笑

女が階段を上る時(1960年製作の映画)

4.0

「高峰秀子生誕100年」と言う新聞記事を読んでの鑑賞。銀座の雇われママと彼女を取り巻く人々の人間ドラマ。とにかく凛とした高峰秀子の醸し出す雰囲気と姿がカッコよく素敵すぎる。見栄やウソの多い世界でも自分>>続きを読む

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.9

大泉洋らしい映画。観ていてそう言う事〜?とあれよあれよと進んでいきます。
ラストの一緒に帰ろうが良いですね。
それにしてもこんなオトリってある?

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.9

シリーズ4作目。テーマは優生手術。若い娘時代に強制不妊手術を受けさせられた女性の復讐劇。今回も暗い絵面で一切の笑いも無く重苦しかった。
これまで抑え気味であったアサドの行動力カッコ良かった〜。次から演
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.8

シリーズ3作目。テーマは信仰心。
カールが休職中だったのは、前作で一人の女性を救えなかったから傷心だったの?
子供の誘拐という手段で神を信じる親達の信仰心神への信頼を奪う....笑顔の素敵な偽神父が言
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.6

シリーズ2作目。どーしようも無いクズ達の悪行に気が滅入った...はあ..疲れた。
カールの捜査も輪をかけて大暴走、アサドの困惑顔もいい。まあ因果応報というのでしょうかラストはこれで良かったのだと思う。

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.8

まさにデンマーク版の相棒〜上から咎められても諦めずに強引な捜査。他のシリーズも観よう!5年に及ぶ監禁キツかっただろうな...痛めつけ方がエグすぎる怖。

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

4.1

この詐欺師爺胸くそが悪くなる程クズなんです。資産家女性の60年に渡る執念も凄みがあります。大掛かりな騙し合いとても楽しめました。壁の絵画のフラワー、カラーなんですけどね、リリーと言ってしまうのは詐欺師>>続きを読む

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