【ジャック・リヴェット傑作選2024】
“人生のシナリオは誰が?📖”
『悪は存在しない』でヌーヴェルヴァーグ脳を刺激されて急遽鑑賞
初リヴェット監督作品でしたが、上映されている5作品のうち、ジェーン・バーキンが出演しているという理由で本作をチョイス😁
ただ上映時間3時間の完全版ということでチョッピリ不安を抱えての鑑賞となりましたが…
ジェーン・バーキンとジェラルディン・チャップリンという二人のミューズを使ってリヴェット監督がとにかく楽しんで作ったんだろうなぁということがビンビン伝わる作品でした
この二人が女優として劇中劇を演じるお話
このパターンだと現実とお芝居がリンクしていくという展開がほぼ読めてしまうのですが、案の定、最初から最後まで徹底的にこれを貫いているのでわかりやすいといえばわかりやすい😄
そのリンクのさせかたがかなりシニカルかつユーモアを交えて予想しない方向から投げ込まれるのはリヴェット監督の特徴?
そして最後のドンデン返し的なオチに「なるほどねぇ~」となり、まんまと彼の術中にハマってしまったと感じたものの、二人の女優の魅力でなんとか3時間を乗り切ったという感じ
なので彼の他の作品を観たいとまではならなかったのがチョッピリ残念だった初リヴェットなのでした😅
p.s.
エルメスバーキン誕生のエピソードと劇中のジェーンの持つバックのエピソードがいちばんウケたリンク👜🤣