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ブルックリンでオペラをのQIのレビュー・感想・評価

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)
3.7
“未来への曳航🚢”

アン・ハサウェイ:潔癖症の精神科医
マリサ・トメイ:恋愛依存症の曳船船長

大好きな二人がそんな役を演じていると聞けばもう見逃すわけにはいかない😁

内容はこの二人を含めた一癖も二癖もある登場人物たちが演じるロマコメ

自分達の生き方に行き詰まりを感じ悶々とした生活を送っている、そんな大人たちをよそ目に同じ夢を持ちいつまでも相手を愛し続け一緒にいたいと願う二人の若者の前に立ちはだかるのは年齢の壁と人種の壁

そんな二人の夢を叶えようと大人たちがうごきだしてからのドライブ感がたまらない

それは未来を担う若者たちだけではなく、大人自身の未来も変えてゆく

ラストシーンはまるで『小さな恋のメロディ』のよう

未来に向かって走るトロッコは曳船に変わり、バックに流れる応援歌はCSN&Yからこの作品のために書き下ろしたブルース・スプリングスティーンの歌へ

爽やかな余韻と未来への希望を感じさせる、そんな作品でした

アン・ハサウェイ

ブルックリンを舞台にファションショーを演じているかのようなその美しさに終始🥰

さらにコメディエンヌアンハサの魅力も炸裂💥

マリサ・トメイ

原題『She Came To Me』のSheとは彼女のこと

ある意味本作の主役ともいえるは彼女のカッコよさにこれまた🥰

そして本作でプロデュースにも名を連ねているアン・ハサウェイ

『バービー』のマーゴット・ロビー
『哀れなるものたち』のエマ・ストーン

男性俳優では当たり前のそんなことが女性俳優たちにも広がっていることにMeeToo運動から一歩進んだエンパワーメントを感じます💪

是非これからも頑張ってほしい😊

『バービー』観てないけど😅

p.s.
『マイ・インターン』と本作をあわせてブルックリン+アンハサの聖地巡礼がしたくなりました🗽
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