その人の好きな歌から、送ってきた人生を聞き取ってみせる。どこまでも深い、それでいて不快でない人間ドラマの精髄を見るドキュメンタリー。
小森はるかさんのカメラはさながら座敷童のように存在感を消し去っ…
ふとした時についつい口ずさんでしまう音楽、生活の記憶と分かちがたく結びついた音楽、それはいざ再会すれば当時を一緒に過ごした思い出がありありと蘇る子どもの頃の友人のように、その人にとって代替できない存…
>>続きを読む青い山脈 耳に残る。
おばあちゃんやおじいちゃんが歌ってるの見てるだけで涙でちゃうわ..
こういう活動、素晴らしいけど、宗教的なものやなにか詐欺的なものと紙一重というか、外から見たら、よく分から…
清さんを一人映すショット。
そこには言葉では表現できない「悲しさ」が映されていて、あぁ、これは泣くな、というのがわかる。
幸せでない世の中で、音楽を聴くと幸せになるという子ども。
残された人たち…
音楽と記憶はとても深く結びついていて、誰かの思い出の音楽とそのエピソードから自分の記憶も掘り起こされる。
思い出の音楽からかつてあった故郷の姿が浮かび上がる。
2023年に東工大で行われた上映会…
小森はるかは一貫して震災を語る人を被写体としてきた。ある事態についての記憶、それを語る人々を捉える彼女は、『ラジオ下神白』において、実際にラジオとして録音される様子を捉えることはしない。むしろその活…
>>続きを読む福島の復興公営団地の住民に向けたラジオ番組風CDの制作配布する文化活動家アサダワタルのプロジェクト。次に彼らは伴奏型支援バンドを結成する。声の強さと歌の力とそれぞれの人生と。小森監督の新たなフェーズ…
>>続きを読む©KOMORI Haruka + Radio Shimo-Kajiro