山形ドキュメンタリー映画祭
野外上映にて鑑賞 人生初めての野外
映像作家として東北の人たちを記録し続ける小森はるか
団地に流れる1つのラジオに着目し
彼らにとっての音楽、居場所を見つめる
目線が…
冒頭、曲がり道の向こうからトラックがこちらに走ってくる。普段の町の景色を固定ショットで映す。話者の発言をほぼ文字起こししてテロップ。裏山、道路、踊り場、団地、黄色いポスト、駐車場、等々。部屋の机の上…
>>続きを読む場に溶け込みながら活動を淡々と見つめる。そんな中で被写体がカメラにリアクションして撮影者も反応する場面を入れてきて、そういうところにざわつきがある。
活動を通して人々の記憶をめぐる営みをうつしていく…
楽しそうに手を震わせながらも歌う姿を見ていてこちらも幸せになった。
のど自慢がカラオケになったのを知り寂しくなったが、やっぱり生演奏で老人に寄り添いながら演奏してるのをみてこのような瞬間が大切だよな…
過去作ほど前のめりさがなかったがために、反対に、ドキュメンタリーであるのに、まるであらかじめ緻密に設計された劇映画のようなショット、音でつながれてゆく
魔法みたいに迫ってくる瞬間はなかったものの、…
これは良いカラオケ映画。『HHH:侯孝賢』のラストを思い出す
「いつまでも君を」のセリフパートで加山雄三に寄せてるの笑った。一航海(90日)で恋人の心が変わり振られた話で喰らった
コロナ禍後にも繋…
下神白団地のけい子さんの家に集まったとある夜の帰り。「ラジオ下神白」メンバーの乗った車を見送るけい子さんの姿を目で追いながら「まだ手を振ってる」と一人がつぶやく。少しの沈黙の後「下神白の夜は真っ暗だ…
>>続きを読むさすがだと思う瞬間は何度かあれど、過去作と比べて残る物足りなさの正体はどこにあるのか考えたい
おそらくワンカットだけその姿が映り込む監督本人が構えるカメラに、今までのような試行錯誤の緊張感が減り、眼…
©KOMORI Haruka + Radio Shimo-Kajiro