以前からずっと観たかった映画だけど国労が作った映画だしまあ映画としての出来は期待しないや、と思って観たら、労働組合の映画としてもホームドラマとしても女性映画としてもドキュメンタリーとしても破綻が無く…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
左幸子の初監督作ということで見た。前夫、羽仁進の影響があるのか、ドキュメンタリー的な演出を加えてあり、そういう意味では当時斬新かもしれない。ただテーマがあまりにも思想を押し付けるようなもので、どうも…
>>続きを読む北海道の動脈の線路保守に捧げた市井のハードボイルド。
こと気にいった映画に関しては派手な扇動を憚らない無責任なわたくしですが、本作に関して何の誇張もなく申し上げます。
文句なしの傑作です。
左幸子…
国労が出資して作った鉄道労働者とその家族の物語。左幸子監督主演。
通常だったらもう少しホームドラマや人情ものに近づけそうなのを人力に頼った保線作業の描写、労働組合が本当に労働者を守っているのかといっ…
軍艦島のシーンが良かった。軍艦島での人々の暮らしをもっと知りたくなった。
国鉄の労働組合の話は、主人公がちゃぶ台をひっくり返すような酷い頑固親父だったし、国鉄の時代、駅員から横柄な対応をされた記憶…
左幸子監督作品。汽車の撮り方は良いのだが、左幸子のヌード平泳ぎなぞ誰が望むのだろうか…。ドキュメンタリータッチな部分は羽仁進をバリバリ感じる。国鉄に勤めてる親父とその家族の話かと思いきや、終盤いきな…
>>続きを読む堂々たる力作だしさすが名前が左っていうだけあるなぁ。
式典から始める語り口も見事だし軍艦島行くのもなぜって思ってたけど来てみて説得力あり過ぎた。
しかし保線の作業、それまで全く人力でやってたと思うと…
国鉄に生きる家族の苦しみは全ての労働者の苦しみを代弁する。
シネマヴェーラの特集にて。今回は俳優が監督した作品のラインナップでした。その中から本作をチョイス。本当はもっと観たかった作品があったので…