なんだか最近の北欧映画みたいでなんだかファスビンダーみたいで面白かった。
中村鴈治郎が殺されるまでは面白かったんだけど鴈治郎がいなくなるとぜんぜんつまらなくてぐだぐだになる。
鹿賀丈史と小西博之の新聞屋までの自転車の場面とか長すぎて後半ちょっと失速気味。
死人を肴にしてセンチメンタルに浸るおっさんらにスポットを当てる松江監督の視点がキモくて早々に挫折。
アルジェリア戦争末期のフランス南西部の田舎を舞台にして、マジョリティとマイノリティのあいだの記憶と忘却ということが描かれている。
面白そうなのは初っ端だけですぐに失速して、あとは三浦友和の悪役ぶりくらいしか見どころがない。