ダニエルの性的目覚め。ちょっとヤバい。聖体拝領の儀式のシーンなんて少し変態的。
少年ダニエルは手足が長く、彼の手はその顔に反して大きく色気があった。
映像が美しいく、女の子達の服装がとても可愛い。…
「ママと娼婦」を経てユスターシュは本作に向かった訳で。少年少女の草原でのカットバックは確実にジャン=ピエール・レオとフランソワーズルブランのカットバックから引き継がれてる。草原ではかなり大きめな環境…
>>続きを読むはい大好き。急に貧困でつらくなっちゃうね。これを見ていると、都会なんてダメで田舎が最高!という気持ちにさせられるけど、一度都会に来ちゃったらもう田舎になんか帰れないんだよ、きっと。遠征で見つけた女、…
>>続きを読む少年期の終わりと青年期の始まりの間にある「と」の季節。不合理で不条理で不安定で哀しくて最低だけど美しい季節。揺れまくる心情と蒼い絶望を乾いた眼差しで見つめながら35㎜の見事なカラー撮影で切り取ったユ…
>>続きを読む祖母のもと友達と共にのびのび暮らしていたのに、母から性急に大人として働くことを強いられ、搾取され。しかし、子供扱いをされ続けいかにも窮屈な日々である。
ただその日々での交流や目にする光景は彼に現実を…
少年3人乗りの自転車のショット素晴らしいな。キスをするところ素晴らしいな。
性の目覚めとそれを拒否されるところ。拒否されてもくじけない(何回もチャレンジする)。いまの時代に見るとあやうい感じがするん…
再見。遠征した田舎町での姉妹を追跡する場面が素晴らしい。ヒッチコック的サスペンス。距離を縮めるまでの時間、合流したあとの戸惑い、逆に仲間が追跡してこないかという不安、希望を断念したかのような遅れと意…
>>続きを読むフランソワ・トリュフォーの『大人は判ってくれない』のように、監督自身が少年時代を描いた作品。
祖母との生活の穏やかさ、実の母親と恋人との生活での息苦しさと、思春期へ突入するもどかしさなどが、同情や共…
© Les Films du Losange