ユスターシュ2本目にして最後の長編監督作品。
母親の離婚でペサック(フランス南西部)で祖母と暮らす13歳の少年ダニエル。
やがて母と義父が住むナルボンヌに移住し、修理店で見習いとなる。
ペサックに生…
冒頭で主人公が背が高くて物静かな同級生の腹を突然殴るところからかなりイカれてた。イングリット・カーフェンだけ顔と喋り方に深みがありすぎてユスターシュの軽さと合ってない気がした。バイクと自転車を舟に乗…
>>続きを読む少年が窓枠に縁取られた画面内画面から退場することで映画が始まり、続くタイトルバックでは人影のない空間が映し出されていく。この「退去」ないしは「喪失」の感覚は、「一度掴みかけたものが失われてしまう」落…
>>続きを読む簡略化された動作と会話による短いカットを積み重ねるスタイルで、ナレーションも時折挿入されるので回想録のような印象が強い。
ユスターシュ は『ママと娼婦』と重ね合わせて観るように言っているそうだが、ど…
このレビューはネタバレを含みます
もう、このことは、
前からうっすら気づいてたのに…、
それは私は今後、
プ●に拠るレビューは読まない、
と言うことで気持ちを納めた。
その時私は、
すぐに座席を取った。
二度見するほどの、
この…
細くて小さなダニエルはどこでも異質な男の子。彼は二つの場所、別々の草むらのなかでそれぞれ別種の成長を遂げるけど、そのどちらにも帰ってゆくことが叶わない。彼の早い諦観のまなざしは語りのなかにも分け入っ…
>>続きを読む『サンタクロースの眼は青い』でジャンピエールレオの完璧な煙草仕草を拝んだ後の(ふたりはちょっとどこか似ていた)死ぬほどヘタクソな煙草の吸い方指導。箱から出す時にポロっと落とす、何事もなかったかのよう…
>>続きを読む濁り無しの純粋な子どもの性欲
映画館座席前後キスといい田舎道とぼとぼ歩きナンパといい知らない情事を見せてくれた
後半の隣町にバイク+自転車で移動するとこすごく好き
特に川渡るとこ
フェードアウト多め…
© Les Films du Losange