去年の山形国際ドキュメンタリー映画祭にて
植民地化の傷跡が残るマプチェ・コミュニティで静かに続く土地闘争の記録。
映像がすごく美しかった記憶がある。回想シーン多めでたまにどうやって撮ったんだろうって…
【山形国際ドキュメンタリー映画祭2023 優秀賞】
『100人の子供たちが列車を待っている』のイグナシオ・アグエロ監督作品。チリに赴任した役人の手記をドラマ的に語っていく。
先住民ではなく、支配側…
テクストが常に映像の一歩前を行く映画
全ての出来事が展開し終わった後の土地において、映画内で再現しよう試みている出来事の足跡をたどりながら実際にキャメラの前で演じなければいけないとき、どのようなやり…
2023年。1898年にベルギーからチリ・アラウカニアへと技師として渡った青年の日記と、原住民の子孫たちの記録や声や口伝などを組み合わせて制作した、えーっと、これはドキュメンタリーと言ってよいのか…
>>続きを読む📍YIDFF2023
実在の日記をなぞる過程で、現地の住民の声を聞き、開発の華々しさと同時にそれが破壊であることが意識される。
淡々と演出する監督とは対照的に、時間をかけてモデルの技師を役に落とし…
山形国際ドキュメンタリー映画祭にて鑑賞。
良い悪いの判断は据え置くとして、ドキュメンタリーという概念からは逸脱した構成だと感じた。
すでにないものを調査するときにどのような形で「記録」するのか、とい…
【ん?山手線??】
山形国際ドキュメンタリー映画祭2023コンペティション作品の『ある映画のための覚書』を観た。イグナシオ・アグエロ監督といえば『100人の子供たちが列車を待っている』で知られている…