これは劇場で見て良かったなと思う。
一切の説明もなくただ淡々と退屈なほどに定点的に家族の日常を映し出す。
時折聞こえてくる乾いた銃声、くぐもった悲鳴、怒号。川に流れてくる灰と焼却炉に照らされる夜空。…
あまりにも隣に住みすぎてびっくりした、着実に悪魔を育ててるのに、天国のような最高の環境で子育てしてると勘違いしてるノー天気ママン、オッペンハイマーもそうだったけどたくさん殺っといてちょっとパパが反省…
>>続きを読むアウシュビッツ収容所の隣で暮らす家族たちの映画。
最初の映画の入りからすごく独特で。
文字がだんだん薄くなって、画面には何も映っておらず、聞こえるのは音だけ。
今考えると、あれは最初にははっきりと…
一日経ってもまとまらない、感じる所をなんとか言葉にしていく!!
まず、想像していた内容とは違かった。
てっきり、〈所長一家の悠々自適な暮らしを映しながら、収容所の凄惨な音を垂れ流す〉 のみにとど…
映画館で観るべき作品
エンドロールがとても怖くて逃げ出したくなった
虐殺が直接は描かれないので、繰り返し聴こえる銃声や黒い煙を(実は銃声は聞き違いで煙は産業廃棄物かも…)とか見ないフリしたくなるのだ…
ジョナサン・グレイザー監督『関心領域』
第二次世界大戦下でありながらセントラルヒーティングを完備しプール付きの邸宅に住むドイツのナチ高級党員の一家。夫は有能な事務処理能力を有し、部下や上司の覚えも…
音がすごいとのことで映画館で視聴。少しだけ背景を勉強はして行ってたけれど、虐殺や暴力のシーンなどは出てこない。なのに怖い。だからこその恐怖。
最初真っ暗なスクリーンに音が鳴っている。幸せな家族の団欒…
アカデミー賞で音響賞も獲得したということで評判になってましたね。
実際、収容所で恐ろしいことが起きていることを直接的に描写はせず、銃声や悲鳴、怒号を背景音として聞かせることで想起させられました。
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