原作は子供の頃から何度も読んできました。
アニメになると知ってから楽しみにしていました。クスッと笑って、温かい涙もたくさん流して…哀しい涙も・・・。
徹子さんと小林先生が出会ってくれてありがとう…
トットちゃんみて、改めて戦争ってものは、人が持つゆとりが次第にないものねだりになって、人々からいつのまにか寛容が消えていく''無慈悲化のシステム''だなあと思いました。同一化を強要される世界の痛みを…
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映画が終わって明るくなった時に、見ていた人が全員すぐに立ち上がれず啜り泣く声だけが響いていたのを今でも覚えている
トモエ学園やトットちゃんの描写を綺麗な映像で描けているのは勿論だが、その中でじわり…
急にとても観たくなって鑑賞。
トットちゃんがトモエ学園のことを書いて残しておきたかったのがとてもよく分かる。
戦時中にこのような教育があったのだな、ととても感心した。
トモエ学園のような学校は数…
アニメだからと今まで気乗りしないで観なかったのだが、それはとんでもない色眼鏡だった。たしかにいかにもアニメっぽいキャラクターデザインだけど、こども目線の周囲の描写はもちろん、それを大きく包む世の中の…
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公開当時、『この世界の片隅に』と比較される場面が多かったように覚えている。
こちらは子どもの視点から見た戦前〜戦中の社会だけれども、随所随所で大人たちの言葉が鋭く刺さってくる感覚がリアルだった。
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前評判通り、本当に凄かった…。「生きる喜び」をしっかりアニメーションで表現している。それと対比的な冷たい戦争描写。
ラストの校長とトットちゃんの対話が序盤との対比になっていて、しかも背景がまさに「あ…
© 黒柳徹子/2023 映画「窓ぎわのトットちゃん」製作委員会