ただし、要再見。
オープニングのダイヤのクイーンのカードから始まり、赤の形而上学とも言うべき、赤のモチーフが多用されている。それは街の至る所にある赤いオブジェクトであり、ネイルであり、チップであり、…
寂れたカジノ、燃える木、カラカラに渇いた終末のアメリカで積み重ねられる倦怠のエピソード。物語を拒否するフレーミングと圧倒的な虚無とそれらを支えるユーモア。その中で立ち続けるティンカ・メンケスの気高さ…
>>続きを読むカジノのシーンの長さに気が遠くなるっていうか、正直うんざりしてしまった。
しかし画的にめちゃくちゃかっこいいカットがたくさんある。木が燃えるところとか。とりあえず何かが燃えてるとめちゃくちゃテンショ…
77分と言う時間の中で、濃密で素晴らしい映像体験ができたと思う。
一つ一つのシーンが本当に綺麗でどこをとっても絵になる。
セリフというセリフがほとんどない様に感じるくらい、映像にどっぷり浸かった時間…
ヒューマントラスト渋谷「ニナ・メンケスの世界」で見ました😊
「マグダレーナ・ヴィラガ」の後で続けて見るか迷ったけど・・・・
コレは、かなり面白かった〜🥰
どこを切り取っても写真集みたいな映像がスゴ…
ベガスのカジノで働く女性の空虚な日々。うんざりする超長回しや孤独や断絶を表現する為のロングショット等アケルマンの影響を感じまくる。荒涼としたベガスの風景やギラつくカジノと対照的に常にチルな主人公。そ…
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ベガスの煌びやかさの裏で失われていくもの。ワンダ、アメリカの友人を連想した。1本の木が燃えさかるカットの力強さには崩れ落ちていくものだけが宿す美しさが詰まっていて、ウトウトしてたのだけどあそこで一…
©1991 Nina Menkes ©2024 Arbelos