1972年のチェコスロヴァキア(現在のスロヴァキア)のドキュメンタリー作品。
厳しい環境の中、孤独に生きる老人たちの姿と人生の意義を唱えた内容。
デジタルリマスター版になって、やっと観られました…
予想に反して芋はそれほど出ず、土と皺と歯の映画だった。生きる意味だのなんだのなんてことより、食べて生きていく。ただそれだけ。
マイクに耳を寄せるお婆さんの無邪気さもよかったし、足を怪我して膝歩きで生…
スロバキアの山間に住む老人の世界。
「人生で一番大切なものは?」
無駄を省いたたった1つの質問の答えからは老人たちの生きざまを感じてしまう。
健康、愛、陽気、働くこと、悲しみ、ゆっくり考えないとわ…
老人たちの皺、スロバキアの痩せた土地、孤独な彼らと共に生きる馬や犬、生きているというよりも生きてしまっているという言葉が適切に思えるくらい摂理であったり自らの意思の及ばない月日の表れが確かにあった。…
>>続きを読む人生の思い出、生き様、見てきた夢の数々を語る老いた人々の顔は威厳に満ちている。自らに誇りを持って生きることがどれだけその人を美しく見せることだろうか。20年前事故に遭ってから膝で這って歩き続ける老人…
>>続きを読む生きることの意味。人間とはなんで地球に生を受けたのかを問う。長い年月を生きていた老人たちの姿を通して、東ヨーロッパの歴史的境遇を物語る。デジタル・リマスター版によって、より鮮明に人物の顔が明確に表現…
>>続きを読むけっこう、寝てしまった。。
老人ばかりを撮影したインタビュー集。
その場所に暮らしている老人たち。
「彼らを他所にうつしたら、死んでしまう」
あくびをとらえたショットの連発、非常におもしろい。…
スライドショーになったりしてなんじゃこの映画が第一印象だけど見せ方が縦横無尽かつ出てくる老人たちの台詞が濃すぎるため結果シンプルに釘付け、映画へと昇華している。ラスト付近で「あなたにとって大切なもの…
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