小さなドーナツ屋さんの日記。
ちょっと気になり、覗いてみたい。
ドーナツの穴は、なぜ空いている?
そこから覗くと何かが見える。
お客さんの心の穴も見えてくる。
その穴を埋めるためには、はんぶんこ。
お>>続きを読む
甲子園に行ったチームだけが、高校野球ではない。
地方大会にも、高校野球の青春全てが詰まっている。
不条理でも、理由もわからず走らされたグラウンドにも、意味不明な腕立て伏せにも、後で振り返ればいい思い出>>続きを読む
B級ホラー、そしてコメディとも言いきれない後味のわるさ。
前半は、Airbnbのダブルブッキングから始まる。
大雨の深夜にシェアハウスに到着したが、既に先客がいた。
他に空いているホテルもなく、仕方な>>続きを読む
まだ紙の手紙でラブレターを書いていたころ。
不思議な間違いもあった。
図書館の貸出カードに名前を書くのも、いつなくなったのだろう。
インスタントカメラで撮影して、プリントされた写真を郵便で送る。
もち>>続きを読む
台南のカラオケ店での出逢い。
そして18年の歳月が過ぎる。
台湾と日本をつなぐ1枚の絵葉書。
二人乗りバイクで走った夜の道。
想い出をたどる鉄道の旅。
ベタな悲愛ラブストーリーだけど、浸ってしまうディ>>続きを読む
生き方がうまくできない女の子。
その女の子に惹かれ、一緒に住む作家志望の出版社の社員。
社会にうまく対応できず仕事も長くは続かない。自分勝手で、直ぐに逃げ出す。
親からも見放されている。
友だちもいな>>続きを読む
アメリカンエンターテイメントコメディ。
1960年代、朝食のシリアル2大企業のケロッグとポストの社運をかけた開発競争。
この時代のアメリカを知っていれば、より楽しめる。
キューバ危機は、砂糖の海上封鎖>>続きを読む
奏でる音、横浜の風、孤独な若者。
ひとことで言えば、すべてがAZURだ。
日本映画でも、青春音楽映画として観れるものができたことは喜ばしい。
青い4人が、現在の音楽シーンで悩み、生きづらさを自然に受け>>続きを読む
現場を忠実に再現することによって、矛盾するところをあぶり出す弁護士もの。
0.1%の可能性を追求する推理裁判ドラマ。
映画としては、信憑性に無理がある。
コメディで押し通すには、演技派役者陣が不完全燃>>続きを読む
大人のシンデレラストーリー。
すべてはアン・ハサウェイにつきる。
何年経っても、美しさと魅力的な可愛さは変わらない。
恋する40歳を、2時間釘付けで観せてしまう。
戸惑いと大胆さ、シングルマザーの暮ら>>続きを読む
1940年代の上海を舞台に繰り広げられるスパイ活動。
中国共産党、国民党、そして日本軍、誰が敵で誰が味方なのか。
最後まで騙し通して、目的を達成するためには、徹底的に隠し通す。
本格的サスペンススリラ>>続きを読む
水泳の授業の補習が、水のないプールでの砂掃除。
JK4人と女子教師のプールでの会話。
これって意味あるの?
意味のないことはない。
頑張ればいい。
もう頑張ってるけど。
女子にやらせる?
男女関係ない>>続きを読む
「ただで起きないために転べ」そんな失敗が許されていた時代。
映画を作ることも、講義をすることも、授業を受けることも、全ては闘いのためだった。
権力、規制から社会を変える、そんな残党がまだ這いつくばって>>続きを読む
日本の大衆芸術、春画浮世絵の原点を追求する先生の話ではない。
男女の本心、超越した恋愛に落ちていく阿部定的な女を描いた愛のコリーダの再現でもない。
平凡な日々が、一枚の春画によって大逆転する偏愛コメデ>>続きを読む
釣りをこよなく愛す、関西の女子高生青春グラフィティ。
東京から転向してきて、いままでイジメにあってきた経緯より、友だちは作らず、逆らわず、距離を置いていたが、そんなことは関西では通用しない。
関西弁の>>続きを読む
ロシア軍がウクライナの都市マリウポリに侵攻する20日間を、実際の映像におさめた記録ドキュメンタリー。
空爆、戦車による砲撃が、病院、消防署、学校など、人が居る場所を狙って攻撃が行われた事実を映し出す。>>続きを読む
BBCがアンドリュー王子のインタビューを実現するまでの経緯、そして息を呑むインタビューでの攻防。
穏やかだが、的確に問い詰めていく言葉での戦い。
報道番組が果たすべき使命が凝縮されている。
BBCと王>>続きを読む
多摩ニュータウンの時間経過のように、ゆっくりと流れる時間。
各シーンのカットに余韻が漂い、5月の晴れた日に、3人の女性を散歩で偶然見かけたように追い続ける。
僅かなニアミスはあるが、オムニバスのような>>続きを読む
友だちの葬儀の帰り、中学生時代にお互いを意識していた男女が久しぶりに出会う。
それぞれ別の高校に進み、2年が経っていた。
初めの40分は、手持ちのカメラで完全ワンカットで映し続ける。
しかも殆どが自転>>続きを読む
腸は第二の脳。
いや脳と同等、あるいはそれ以上に生きるために重要な役割を果たす。
腸の中にいる細菌の量によって、大きく健康に作用することも驚きだ。細菌が居なければ健康だと言うことではない。
これから、>>続きを読む
いくつになっても子どもは、幼少期の親への想いは変わらない。
そして、親はいつまでも子どものことが気にかかる。
山田太一原作、大林宣彦監督の『異人たちの夏』からは長い年月が流れたが、その気持ちは変らない>>続きを読む
駄目な人間の作り方。
しかし映画の主役は、駄目なヤツほど面白い。
周りが甘やかすから、いつも曖昧にしてその場をごまかす。
問い詰められたら、とにかく逃げ出す。
そして連絡を経ち、相手が怒りから心配にな>>続きを読む
瀬戸内の島で、妻と息子を亡くし、辛い思いをずっと引きずって生きる漁師。
教師を挫折して、母親が亡くなり、ひとりになった父親のところに帰ってきた娘。
普段は穏やかな生活だが、困った時にはみんなで助け合う>>続きを読む
自然と生きる。いや人間も自然の一部であって、全ては連鎖している。
都会からみた安易な地方創生とか、地域住民のためとか、表面的な書類上の項目をクリアすれば済む問題ではない。
そこには、地元で生きていくた>>続きを読む
歴代のゴジラ映画の流れを世襲するかのように、チームとしての戦いになる。
キング・オブ・モンスターズでは、現れなかったた最強のモンスターがついに登場。
ひとりでも呼べるんだ!?
そしてミニラの謎があかさ>>続きを読む
原作のイメージを、かなり実写でも再現している日本版シティハンター。
まず手始めに、新宿の世界観を作り出し世界に発信。
派手なアクションと言うよりは、キャラクターの紹介を兼ねたひと暴れ。
まだまだ、余力>>続きを読む
ハウのロードムービー。
青森から横浜へ。
途中でいろんな哀しみを抱えた人に出会い、それぞれの名前で呼ばれる。
ただ寄り添うだけだが、人々に優しい気持ちが蘇る。
ハウは、必要とされている人のところに居る>>続きを読む
シリアスな政治対決にしては安直
犯罪サスペンスにしては不自然な展開
ヒューマンドラマにしては希薄な人物設定
コメディにしては笑えない。
ドラマに入り込めないまま、次回をお楽しみに、みたいな終わり方に違>>続きを読む
倒したはずの敵が、また村に戻って来る。
前半は、戦いに備える安住の時、そして再び壮絶な戦闘が始まる。
村人に武器の使い方を教え、戦略を練る。
七人の侍と同様の展開だが…
Part2は1作目のような期待>>続きを読む
男の未練なのか、女の欲求なのか。
どちらが、一途な愛を貫いたのか。
どちらも、出口の見えない迷路を彷徨った先に、行き着いた結末。
魔性の女であったのか、全てを背負って男を助けたのか、謎めいた行動は運命>>続きを読む
キセキは起こる。
そのためには、毎日毎日途方もない地道な努力を行い、積み重ねた結果である。
殆どの人は、毎日の僅かな努力を続けられずに、奇跡なんて起こらないと諦める。
唯一、諦めなかった人にのみ、奇跡>>続きを読む
真面目に生きていれば、いつかいいことがある。
ある日、完璧な彼女との出逢いが起こる。
いつも友だちからはからかわれ、規格外の家族、怖い悪魔の彼女にも相手にされない、冴えない空港の保安係の男にもチャンス>>続きを読む
5年間一緒に暮らしていた人の過去は、すべて嘘だった。
キャリアウーマンで仕事が第一の彼女。実は彼のことは何も知らなかった。
その過去を知るために、同じように家族の問題を抱える中年探偵と、瀬戸内の島へい>>続きを読む
4月1日、さまざま嘘が蔓延する。
嘘が嘘になり、そして嘘を呼ぶ。
嘘で現実を覆い被せなければ、すべては嘘になる。
そしてたどり着く時には、日付がかわった時刻である。
そんな日でも、どこかに真実が隠され>>続きを読む
これはサスペンスではない。
すべては芝居のための演出、完璧な役を演じきったときに完全犯罪が成立する。
最後は、全員が立ち上がってのカーテンコール、だったのなら許せる。
安易なヒューマンドラマ、無理な設>>続きを読む
トナカイを放牧して暮らすサーミ人。
しかし村には、先住民をよく思わない者がいる。
トナカイが次々と殺されていく。
幼少期にエルサは、犯人を目撃したが、その時は怖くて証言できなかった。
成人となったエル>>続きを読む