駄目な人間の作り方。
しかし映画の主役は、駄目なヤツほど面白い。
周りが甘やかすから、いつも曖昧にしてその場をごまかす。
問い詰められたら、とにかく逃げ出す。
そして連絡を経ち、相手が怒りから心配になるまで隠れている。
怒りなんて、3日も経てばおさまるものだ。
逃げて逃げて逃げ通す。
最後は家族でハッピーエンド。
なんて、人生は甘くはない。
自分がやったことには、きっちりとけじめをつけなければならない。
その時には、手遅れになっていることが多けれど、やっと面白くなってきた。
これは、映画の作り方だったのか。
㊗原田美枝子の紫綬褒章