Nove

嘘を愛する女のNoveのレビュー・感想・評価

嘘を愛する女(2018年製作の映画)
3.3
5年間一緒に暮らしていた人の過去は、すべて嘘だった。
キャリアウーマンで仕事が第一の彼女。実は彼のことは何も知らなかった。
その過去を知るために、同じように家族の問題を抱える中年探偵と、瀬戸内の島へいく。
初めはサスペンスタッチであり、一見震災の問題かと思わせ、怪しげな回し蹴りのウエイトレスも登場する。
色んなエキスを盛り込んだが、結局は仕事より家族が大切だと言いたかったのだろう。
コロナ前には、こんな仕事人間が、まだもてはやされて居たことを、遠い記憶が思い出させる。
今を一緒に生きられる人が居たならば、過去のことより未来を夢見る。
残された時間は、永遠ではない。
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