カールが感情を出しすぎている。他の点はほとんど変わらないが不思議なことにペトラに感じたほどの嫌悪感をピーターには感じない。つまり、男とはもともとそれほどまでにゲスな生き物なのだろう。あるいは、男であ…
>>続きを読むフランソワ・オゾン監督の最近の作品は、少し作風にバラエティがありましたが、この作品は最初に観た2000年の「焼け石に水」に似ている…と思ったら、どちらもライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの戯曲が…
>>続きを読む「こんなに尽くしてるのに、残酷だ。」
あえて辛辣に言うけど、頼まれもせず尽くしておいてそれは独り善がりだよ。ピーターはje t'aimeを連呼するけどあれは愛じゃなくて、せいぜい恋。でもその恋にああ…
失恋真っ只中でウジウジしている映画監督のピーター
友人の女優が連れてきた青年アミールと出会い彼に夢中になる
いつしか翻弄され嫉妬し苦しむピーターの姿が惜しむことなく映し出される
娘ガブリエルや母親…
2022年ベルリン国際映画祭 出品
2022年サン・セバスティアン国際映画祭 出品
2023年セザール賞 最優秀男優賞、最有望男優賞 ノミネート
「ペトラ・フォン・カントの苦い涙」のリメイク版。
…
リメイクなんですね。
久しぶりに観たイザベルアジャーニ様は、相変わらず美貌は健在で安心しました。
オゾン監督なので、当然濃い中身だと予測してましたが、
とにかく主役のドゥニ・メノーシェさんの芸達者ぶ…
1972年ケルン。映画監督として成功しているピーター・フォン・カントはアシスタントのカールと住んでいる。女優のシドニーが訪ねて来て、ピーターがフランクと別れたことを心配する言葉をかけ、オーストラリア…
>>続きを読む人はいとも簡単に他人を傷つける。
手段は星の数ほどある。
そして、傷つくのも容易いこと。
舞台は1970年代だろうか、タイプライターやダイヤル式の電話が懐かしい。
映像の質感もレトロで、アナログ感…
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