ジリアン・アンダーソン演じる敏腕警視VS連続殺人鬼。
力のある女を支配することで快感を得る犯人と、ゴリゴリにボス猿タイプのギブソン警視。髪がブルネットだったらまさに犯人のターゲットにされそう。
いきなり何の説明も無く、初対面の男性刑事に部屋番号を告げて呼び出すという 一歩間違えたら懲戒物のセクハラ事案を起こすわけだが、ここまで吹っ切れた肉食系の女性主人公はあまり見たことが無い。
ジリアン・アンダーソンの表情筋が全く動かないので、私だったら普通に仕事の話のつもりでホテルの部屋に行ってしまいそうだ。
ここまでパワー型である事がなんか爽快。
一方で「そういう所」が支配したいタイプもされたいタイプも男を惹きつけているように思う。
グッドワイフのカリンダ役が検視官を務めているが、カリンダのイメージで彼女もかなりのパワータイプに見えるので二人は気が合いそう。
クリミナルマインドファンとしては典型的な秩序型の犯人で、恐らく母親かそれに近い立場の女性が黒髪の支配的なタイプだったのだろうとか想像する。
イケメンで狡猾な犯人だが、戦利品を、あんなところに隠すのは無防備すぎるよ。
そして彼の作ってるスクラップブックが、ちょっと女子高生みたいで笑ってしまった。昔あんなふうに旅の思い出としてチケットとか、プリクラとか、食べに行った飲食店のショップカードを貼ってアルバム作ったなって。
結末がまさかの展開だったので、続きがあるならぜひ見たい。
