しおえもんGoGoさんの映画レビュー・感想・評価

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MAMA(2013年製作の映画)

3.3

Xで流れて来たので

何か不思議な映画だったなあというのが一番の感想。
私はそんなにホラーを見ないけど(ジャンプスケアがめっちゃ苦手なため)、こちらの想定通りに行かない所がなんだか面白かったし、ちょっ
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.5

うーーーーん

ディズニー映画(お子様をメインターゲットにした作品)としてはこれでいいのだろうとも思うし、一方でこれでいいの?とも思うし…そう思う所が私がひねくれすぎなんだろうなとも思う。

まず映像
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君のためなら千回でも(2007年製作の映画)

3.3

原作既読。

原作はとても良かった。映画も概ね原作通りに進んでいくのだが、ただ仕方がないとは言え圧倒的に描き込みが足りないと感じる。
原作に描かれた要素は確かにシーンとしては入ってるのだが、あまりにも
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.7

麒麟の可愛さで加点。

いやーもうとにかく麒麟が可愛い。動物の子供の可愛さをギュッとした動き。キュルキュルの目。バンビ実写化も期待できる。もうされてる?

また今回からグリンデルバルドがミッツに替わっ
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.3

私はクリント・イーストウッドの西部劇時代を全然知らなくて、ダーティーハリーすらテレビでやってたのを一本見たことあったかな?ぐらい。

当時私の中ではチャールズ・ブロンソンと同じ括りで、金曜ロードショー
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.2

何か不思議な映画。
色んな「?」があるけれど、何か見てられるのはガル・ガドットの魅力に寄るものだろうか。

一番不思議な感触を与えてるのが、ダイアナのキャラクターだ。
超絶美人で、超スタイリッシュで、
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.4

原作既読。

原作は伊坂幸太郎らしい、新幹線の中でナイスなキャラが次々登場し、色んな思惑やら偶然やらすれ違いやらがまじりあい、思いがけない伏線が回収されて話が転がっていく面白い話だ。

今作はその骨組
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ジョンベネ -誰が少女を殺したのか-(2016年製作の映画)

2.8

YouTubeでみかけたので。

この事件はジョンベネちゃんの天使みたいな美しさと、幼児に化粧をさせ、大人の服を着せ、セクシーなダンスを踊らせる「美少女コンテスト」なるものの気持ち悪さで強く印象に残っ
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

エスターファーストキルを見た勢いで再視聴。

改めて見たけどまず子役の演技が非常に上手い。
エスターはもちろんだけど、マックスがとにかく可愛い上に上手いし、お兄ちゃんのダニエルも、何ならいじめっ子の女
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.9

前作を見たからこそ面白い。前作が丸ごと壮大な前振りになってるみたい。

まずあの前作の大ネタがバレた状態で、しかも13年経って同じ役者に10歳の子役をやらせるという勇気はすごいし、やっぱり最初はそこに
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スチームボーイ STEAMBOY(2003年製作の映画)

3.0

うーん
面白くないわけでは無いが、積極的に面白いわけでもないという感じ?
私との相性が悪いのかも。

まず絵はとてもきれい。スチームパンクのメカメカしい世界観や、19世紀末のロンドンの雰囲気はすごく良
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.5

昔一回見て、改めて鑑賞。
この映画はどう消化していいのかちょっと困る作品で、子供の取り違えから端を発して親子とは、家族とはを問う良作として感動すると同時に、なんかモヤっとしたものが残る。
好きな映画か
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

原作既読。割と内容を忘れていたけど、原作に忠実に描かれていたのではないかと思う。

まず冒頭のJupiterをバックに 佐織がいかに町のみんなに愛されていたかを描いたシークエンスがとても良かった。
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.8

前作から間を置かず鑑賞。
前作は笑いと緊張とバイオレンスのふり幅が大きかったが、今作はいい感じにブレンドされてるような印象。

多分前作は「暴力で町が支配されていく」みたいな重苦しい怖さがあったし、悪
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

3.8

前情報無しだったので、最初てっきり「96時間」みたいなパパが無実の娘を助ける系サスペンスかと思っていたが全然違う。

多分サスペンスとして売り出すよりも、ストレートにヒューマンドラマとして売り出した方
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

悪人伝で初めて知ったマ・ドンソク。あの時も極道の大物がはまり役だったけど、今作は恐らく彼の魅力を最大限に活かせる役だと思う。

刺されても死なないだろうという安心感、一応一回は口で言うけど二度目は張り
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.0

スタイリッシュでクールが信条のボンドだが、ダニエル・クレイグ版は結構リアル路線で粗削りなところや、甘さを見せていたが、今作では蓄積した心身の疲労というこの上ない人間らしさを見せてくれる。

冒頭のアク
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バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.3

ドラマ鑑賞済み。

五代様と並ぶディーンフジオカの当たり役だと思う。
とにかく顔が良い。そして彼の独特の声や抑揚、非現実的なファッション、シュッとしたスタイルすべてがぴったりはまっていて、多分他のイケ
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

昔何度か見たはずだけど、野球場を作るまでに色々ある話だと思い込んでいたので、開始15分で野球場が完成して驚いた。
そうそう、こんな話だったっけ。

古き良きアメリカというか、野球、夢、父と子、許し、勤
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

私はDUNEは全く知らなくて「むかし映画化されてあんまり評判良くなかった?(それも別の映画と混同してるかも?)」と、割と古典の原作がある 程度の知識しかない。

まず圧倒的な映像美だった。
どれがCG
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.2

鬱アニメとして有名なメイドインアビスの中でも一際鬱なエピソード。
アニメ版のミ―ティーの顛末も鬱&涙だったが、今作も容赦がない。

やはり特筆すべきはボンバルド卿の底なしの人でなし度合いと、抗いがたい
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.3

めっちゃ面白い。
マ・ドンソクという役者さんは初めて見たけれど、彼の当て書きの脚本なんだろうかと思う程のハマり具合。

冒頭にサンドバッグを叩く一連のシーンがとても良くて、彼の肉体的な強靭さや強さを紹
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.0

ドラマファンのための公式二次創作というか、二次会みたいな感じ?
ある意味日本のドラマの映画化の典型でもある。
だからドラマ未見の人には全く面白くないだろう。どころか見る意味が無い。

え!あの人が死ん
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

むっず!難しいとは聞いてたけど、むっず!!!
一回見て、訳が分からないので考察サイトを見る前に悔しくてもう一回吹き替え版で見たけどやっぱりむっず!インセプションの100倍難しい。

タイムリープものは
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.6

なんかすごく不思議な映画。
このパッケージと「死体に乗って島を脱出する男の話」程度の予備知識しかなく見たので、まず冒頭始まって5分ぐらいでいきなり男に乗り始めたテンポの速さに驚いた。どういう話??
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

ジュラシックシリーズのラストということで、前作から一気に舞台が広がり、モナコ?の街中からジャングル、雪山とバリエーションが富んでいて画面映えする。

一作目へのオマージュも豊富だが、スピルバーグ作品に
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.7

頭でっかちで見ていいのかあかんのか…と迷う映画
やっぱり監督の前2作のイメージが強すぎて、ついつい何かしらのメッセージ性とか風刺の要素を探してしまう。
普通にエンタメとして見ていいのか?と探り探り見て
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.1

鈴木亮平は好きな役者さんだけど、いやーこれは怖い。
上林の何を考えてるのか分からない虚ろな目が、さらにふわーっと焦点を失っていった後で何が起こるんだろうかという緊張感。
笑ってしゃべってたはずなのに気
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

5.0

久々に見たけどやっぱり感無量。

3部作を通して、原作ファンからすると「良くまとめたな」と思うけど、原作知らない人から見たら分かりづらい部分は多々あっただろう。
あの人をもっと深堀して欲しいとか、あの
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.3

アマプラで期限間近なので。

前作で超絶キモジジイだった主人公に子供が…。まさか?またやったのか?と前作を見た人なら当然思うだろうが、今回は違う模様。

序盤こそ娘を囲い込むキモさを見せていたが、植木
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KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.3

下ネタも含めて小学生男子の作ったふざけたストーリーを、何の照れも恥じらいも無く全力で大人が作った映画って感じ。

アホやなあと笑いながら見られました。IQが室温ぐらいに下がるよ!

一番笑ったのは山本
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.2

原作既読。原作読んでない方はぜひ読んで欲しい。

鶴瓶のキャラクターと綾野剛の演技に頼り過ぎてしまったのかなという印象。

鶴瓶を始め脇役に至るまで役者陣は素晴らしく、小松奈々の生きる気力を無くした最
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楽園(2019年製作の映画)

2.7

原作既読。

原作を読んでるせいもあると思うけど、二つの全く別の事件の話を「田舎の閉鎖性」とか「同調圧力」という共通項で無理やり一つにしたせいで変なことになっている。要らん事したなーという印象。
楽園
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

素材はなかなか面白い。
が、なんかもうちょっとディテールをちゃんとして…って感じ。
登場人物に結構イライラするのだが、そのイライラが若干の伏線っぽくなってたり、ちょっとした笑いどころにもなっている。
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

「ムトゥ踊るマハラジャ」の最新アップデート版みたいな感じ。
スタイリッシュに最新映像技術を使っているけど、あのムトゥを初めて見た時の衝撃と笑撃そのまんま。貴種流離譚もインドのスペクタクルの定番なのだろ
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春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)

3.4

アマプラで期限切れ間近という事で予備知識ゼロで鑑賞。

すごく静かで、美しくて、深い。
老師と暮らす無邪気な少年が命を軽んじた業を背負い、欲に負け、嫉妬に狂い、怒りに我を忘れ、罪を犯し、世の中を恨み、
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