身も心もとにかく強いヒロインがカッコよく、（韓ドラ界では）ありふれたトップスターと一般人（とはいえ弁護士）の大人のロマンスでしたが、新鮮さを感じました。
過去のトラウマから、女性嫌いなのに、ロマンス映画に出演しなければならない、ユテオ演じるナムガンホと、虐げられている女性の為に戦う弁護士、キムオクビン演じる弁護士ヨミラン。この2人の丁々発止が小気味いい。お互いの誤解が解けると、少しずつ近付いて恋に落ちていく。
尺の関係か、スピーディーに物事は進み、脇役の2人にも訪れるトキメキの瞬間…
ユテオは、バラエティ、ハネムーンゲストハウスで、寡黙な料理人をやっていた頃から、目を付けていたのですが、大人の格好良さと可愛らしさを同居させたような役を上手く演じていました。事務所社長のキムジフンだけが頼れる親友だった時には、ラブシーンの練習まで、キムジフンにリードさせたりして、コメディ感も満載。キムジフンは、ペーパーハウスコリアのデンバーだし、悪の花での強烈な役も記憶に新しく、今回は加えて『セクシーキムジフン🫦』の意味も分かりました。鍛えた長髪ホストですね！なかなか悩めるシーンの多いキムジフンが素敵だったし、とにかく性格の良さが際立っていました。キムジフンのお相手として、キムオクビンの親友役のコウォニ。サバサバした性格のキムオクビンとは反対にウジウジした所がありつつも、しっかり告白、ちゃっかり愛をゲット！
コウォニが出演する『ウラチャチャmy love』の雰囲気を漂わせるシーンも続出。映画監督が一言も喋らないのに、助監督らスタッフは指示を理解しているとか、効果音がウラチャチャ仕様で笑えました。
スカッとする現代版ラブコメ、ライトなものを見たい方にお勧めします。
