まぁそれなりに面白くはあったが、こんなもんかぁ…という感じ。全体的に作画の質は高いがエフェクトと撮影が凄いねって感じ。まぁそこは同じジャンプアニメの『鬼滅の刃』も同じだったけど。
しかしグッときたのはいい意味でも悪い意味でも週刊連載の漫画のライブ感が凄いところで、回想の五条先生が「自分一人が強いだけではダメだ…もっと強く賢い仲間がいなければ…」となったあとで修行編に入るのかと思いきや即渋谷事変。まぁかったるいシーンを飛ばしたとも言えるかもしれないが、これちゃんと全体のストーリー考えてるのかな？ と心配になるところもある。
まぁ『ジョジョ』も基本はノリだけで進行して超名作になってるし何とかなるかもしれないが、ネット上でマイルドなネタバレを目にしてる感じでは本当に大丈夫なのかは疑問もある。てか現状最終回のあの流れなんだよ？ リアタイでジャンプ読んでたら絶対爆笑してたと思うけど、急に外部にも世界があることを拙く描き出すのは凄く高二病的な感じで良かったですよ。本当に最初からこの展開を考えてたなら京都校が出てきたときにこの描写してるよな。
そこら辺も含めて作者は、いわゆるシリアスな笑いが武器なのかもしれないな。狙ってるのであろうと思いたいが、宿儺がマコラと戦ったときにおそらくTOHOシネマズ渋谷に吹っ飛ばされた後に瓦礫の中からドリンクとポップコーン持ったままで出てくるシーンとかどう考えても笑うところだからな。多分そういう作品なんだろう。呪いの力が次世代エネルギーにとか何とかいうところも笑うところでしょう。
そういう心構えで続きも見ると思います。いや、実際見るかどうかは微妙だが…。
