ドラマ「罠の戦争」もそうだったけれど、今、一番、復讐劇が似合う男なのかもしれない。
そんな草彅君の静と動の演技の振り幅が良かったし、特に武士の所作というものが何よりも素晴らしかった。
また、時代劇ら>>続きを読む
もはや胸騒ぎどころではない！
なんて胸糞が悪いこと。1ミリの希望も無いような後味の悪さに、気持ちのやり場が無い状態に陥ってしまった…。
また、普通のホラーのような、スクリーンから襲いかかってくる怖い描>>続きを読む
全身全霊、全力で一人の人を好きになること。
それはちょっと、いや、かなり重い恋なのかもしれないけれど、本作のような好きの押し売りは清々しいものを感じる。それくらい、甲野くんに好き好き攻撃をする、長谷部>>続きを読む
シドニー・スウィーニーとグレン・パウエル。とにかく主演の二人が良すぎる。
眼福とはまさにこういうことなんだなあ。
ラブコメらしいドタバタっぷりと強烈なスパイスのような下ネタにたくさん笑わせていただき>>続きを読む
高校生の演劇作品が元ということもあって、女子高生の会話が非常にリアル。部活のことや悩み事、そしてジェンダー論まで聞くことができて、今どきの若い子たちも実はしっかり物事を考えながら生きていることを実感で>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
普段の生活では中々味わえないような風景、味、出会いが旅にはある。
何から何まで計画を立てて楽しむも良し、目的もゴールも無いのも良し。とにかく、旅をすることできっと人は何かを得ることが出来るのだと思う。>>続きを読む
1940年代、戦時中の日本と中国の関係性をよく知っておかないとかなり難しい作品。
単にスーツをバッチリと着こなしたカッコイイ男達のスパイアクションものだと思って観ると、頭の中が混乱してしまうかも。
誰>>続きを読む
感情をコントロールできる、できないでこんなに住む世界が変わってしまうとは…。
ただ母親と一緒に暮らしたいだけなのに、抑えきれない怒り。周りの大人達も、もうお手上げ状態。本人だって辛いはずなのに、どう>>続きを読む
スケベで女好きのもっこり男からのクールなアクションと立ち振る舞いのギャップに老若男女問わず、皆、惚れてしまう。そのくらい、鈴木亮平の冴羽獠はハマりにハマっていた！
ストーリーはベタかもしれないけれど>>続きを読む
何だろう？
この簡単に言葉では言い表せない感情が心を支配してくるような感覚は…。
誰もが被害者にも、そして加害者にもなりうる世界。そこには当然、善と悪が存在する。
しかし、その悪は、ある人には悪かも>>続きを読む
義理も人情もありゃしない。血と暴力と金とクスリにまみれた世界。日本映画でありながら、どこか無国籍感が漂ってくる。
殴る、刺す、撃つ。それらの描写を勿体ぶらずにギリギリまで見せてくれたことにもう大満足！>>続きを読む
この世界で宗教というものが未だに存在し続けているということは、世のため人のために何らかの役に立っているからだと思うけど、洗礼を受けた子供を教会が勝手に連れ去ってしまうということがまかり通る社会はいかが>>続きを読む
ストーリー性やメッセージ性はほとんど無い。
ただひたすらゴジラが、そしてコングが戦い続けている。その姿を見ている我々、人間達がいかにちっぽけな存在であるかをまざまざと見せつけられている気がしてならなか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
同性愛を全面的に押し出してしまった分、共感できる部分が若干減ってしまった感が否めないけれど、孤独な主人公を満たす親の愛、恋人の愛にはグッとくるものがあった。
その愛が例え空想上のものだとしても、人はそ>>続きを読む
誰もが皆、何かしらの秘密を抱えながら生きている。しかし、その秘密のレベルや性質によっては、人は怪物と化してしまう。
たとえ、直接、人を傷つけてしまわなくても、それが世に出てしまったがために悪となること>>続きを読む
とにかくバリー・コーガンに尽きます！
最高に気持ち悪くて、不気味すぎ。
ラストシーンなんて、もう気持ち悪いを通り越して、逆に清々しい気持ちになってしまった。
最上級の愛は愛される側が必ずしも幸せにな>>続きを読む
14歳の少女プリシラと恋に落ちてしまうエルヴィスがもはや警察案件でビックリ！
そして、そんな大スターと結婚しても苦労しかないよね…。歳が離れているとか、そういう問題じゃなくエルヴィスみたいな人とは中々>>続きを読む
貴公子がキザすぎて、だんだん可笑しくなってきてしまう…。そのくらいノワールでありながら、コミカルに仕上がっています。
しかし、韓国映画らしく、暴力描写や殺人描写に手加減はしていないので、安心してくださ>>続きを読む
もう少し我慢していれば良かったのに…。
糟糠の妻があれよあれよと言う間にただのヤバイ女に成り下がってしまう、地獄のようなお話。
仰天ニュースだったり、アンビリバボーのようなバラエティーで取り上げられ>>続きを読む
呪われたレスラー一族。
彼らは一体、何に呪われたのか？
リングの神様か？それともレスラーだった父親の叶わなかった夢か？
実話とはいえ、ヘビーすぎる。ヘビー級だけに…。という冗談なんて言ってられないく>>続きを読む
毒娘になってしまったのは毒親の存在があるからだ！と言わずにはいられない。
終始、父親のモラハラっぷりにイライラ💢させられた。
赤色が嫌になるくらい、赤にこだわっている作品でしたが、もうちょっと倫理観>>続きを読む
肉体的なグロさよりも精神的なグロさを感じる。それはやはりミア・ゴスの存在感がそうさせているとしか言いようがない。
そして、そのグロさのレベルは心の中が理由がわからなくなるくらいトリップしてしまって、ズ>>続きを読む
リアルな女心、男心の両方を描いた恋愛映画って、実はそんなに無いような気がする。
36歳、良い年の男女の良い意味で大人になりきれていない部分にピュアさを感じ、そして、大人になったことで距離を置かなけれ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
雄大だけど、決して人に優しくない大自然。
その中でいかに人間がちっぽけな存在であるか。そして、そんな厳しい環境下で、若い牧師は神から一体何を得たのだろうか？
随所に見られる牧師の人間的に未熟な部分。>>続きを読む
製薬会社の創業者一族が巻き起こした薬害事件に対する抗議とその抗議活動を主導する、写真家ナン・ゴールディンの半生を追ったドキュメンタリー。
大企業相手だからといって、泣き寝入りしてはいけない。アクショ>>続きを読む
本作は原爆の怖さを伝える映画ではなく、原爆という人類を破滅に追いやる兵器を開発してしまった天才の葛藤がテーマの映画である。
だから、原爆の本当の悲惨な部分が描かれていないのは残念なことではあるが、オ>>続きを読む
想像以上に重かった。
ありえない、あってほしくないことがいつ現実になってしまうかわからない。
だから、本作のような非現実的なストーリーであっても、リアルさを感じてしまう。
このやり場のない感情をどう>>続きを読む
大切な人を奪った者に何回も復讐を！
他のタイムリープものとは異なり、決められた時間軸から抜け出そうと必死になる訳では無いという斬新なストーリー、かつ、その時間軸の中で必ず復讐を果たすという残虐さに面>>続きを読む
愛する人を失って、はじめて気づく。
果たして、本当に愛していたのだろうかと云うことを。
愛のカタチは人それぞれではあるけれど、うわべだけの愛では、本当に愛しているということにはならないのかもしれない>>続きを読む
映画に対する愛が溢れまくっています。
映画を撮ることの難しさ。映画を上映することの難しさ。そんな困難を乗り越えた先に待っているものは一体…。
前作は暴力的な熱量を感じたけれど、今回は映画への内に秘>>続きを読む
先入観によって、事件の操作方法が固められたことで、浮き彫りになる殺された女子大生の驚くべき人間関係…。
男女の溝が事件を迷宮入りさせてしまうのだ。
すっきりしないモヤモヤとした感じがずっと心を支配す>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
少々退屈さを感じ、消化不良感が否めなかったPART1とは打って変わって、迫力ある戦闘シーンや体に伝わってくるような振動を発する爆音、そして重厚な人間ドラマが休みなく繰り広げられ、あっという間の166分>>続きを読む
この作品で描かれていることは非現実的なものではなくなってきている。つい先日起こった中学生による美人局事件。その事件と内容は違うけど、本作を鑑賞中、ずっとその事件のことが頭をよぎっていた。
日本という>>続きを読む
犬小屋に入れられ、父親から暴力を受けて育った車イスの男の壮絶な人生を犬と愛と暴力を交えながら描いた一作。
精神科医との対話をベースに物語は進んでいくのだけれど、正直、そんなに狂っているようなサイコパ>>続きを読む
とにかくしんどい。
こんなにも胸が苦しくなってしまうなんて…。
しかし、同時に心が救われもした。
中々、人には打ち明けられない悩み。それをすべてさらけ出せる存在がいるかいないかで、住む世界や人生が大>>続きを読む
ドタバタ系スパイ・アクション。
スパイ=スマートで格好良いというイメージを覆す、コメディー度が強めの作品。それでも、目まぐるしい展開には、ハラハラドキドキ感が高まってきて、胸熱です。
そして、やっぱ>>続きを読む
