たまちさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

たまち

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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.5

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2回見ました

・Gwenがほぼ主人公。何より美しくて映える!
・いろいろなスパイダーの過去をチラ見せされて気になりすぎる。
・ラスト、流石に回収しきれないだろ!とおもったら続編でしたさすがに。Gwe
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.6

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歴史もある程度追いつつ、
皇帝とのコロッセオで相討ちという、こうでなければならなかったというであろうラスト。

ただ、犠牲が多すぎて気が滅入ったな…妻子も間に合わなかったし、シセロや、グラディエータ
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.8

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・かなり悠長に進んでるな…と思ったら2があった!まあまあ胸糞な話ではあった。なぜ初めにリンチされたのかは未だ謎?


・『外国人から見たジャパン』が詰め込まれつつも、揶揄より日本文化や日本映画へのリス
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犬王(2021年製作の映画)

3.5


・犬王は何のために舞い続けたのだろうか。どこかで友有も弾いていると600年間信じ続けていたのだろうか。
結局友魚の呪いを最期に自分に課す友有と、呪いさえも味方にしてしまう犬王、対照的な2人。


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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

2.3

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歴史物だと思って観たのが間違い、壮麗な古代風ファンタジーだった。見方が違えばもう少し楽しめたかもしれない。

・ナレーションと強いフィルタのかかった映像がすこしドラマっぽい。
大掛かりなCG、多用され
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ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

4.5

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ラブストーリーだと思っていたけれど、Ann王女の成長物語だった。しかも、何か明確なきっかけのある訳ではなく最後に自分の意志で宮殿に帰っていく。帰ったときにはもう少女じゃない。Joeとも大人として対等
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.1

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・長さを感じさせない、まとまりもオチもしっかりある映画だった。
・まさかネズミが最後まで関わってくるなんて笑。Mr.Jingles登場の音楽が好き。

・光の使い方が素敵。高窓からスポットのように
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.5

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疲れてる時に行って、結構寝てしまった…もったいないことと反省…

少女の日常の冒険、とあらわすには不気味な日常。
姉は結局死んでなかったの?脱走兵も意外とすぐに見つかってしまっていたし、解説がないと
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007は二度死ぬ 4Kレストア(1967年製作の映画)

3.6

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・死ぬ、というサプライズなスタート。逆にこのイントロ以外は伏線でもないタイトル…
・中盤のヘリvs リトルネリーのアクションが眠くなってしまった…ため、中弛みに感じた。重い007に慣れていたので、遠
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.7

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もう何度目だろう?大好きな作品。
 ジーン・ケリーのスター性を楽しみつつ、ストーリーもまとまった大円団。最高の作品に最高の役者。



・全ての曲が大好き。ドン・ロックウッドの回想シーンでさえ珠玉の小
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踊る大紐育(ニューヨーク)(1949年製作の映画)

3.6

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・まさに娯楽作!気楽で楽しい。
歌あり踊りありスターあり。40歳近くても水平役ができる寛容さ。
最近の映画ではこういう形のファンタジーは受け入れられないのだろうか…?

・後半は『軍人のため』で罷り通
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天国と地獄(1963年製作の映画)

4.1

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・良心の葛藤、情け、警察の捜査サスペンス、重厚なドラマだった。
・本当に逆恨みだけが動機だったなんてと唖然としたけど、無差別殺人に近いものもあるし今も昔もありえない事じゃないんだな。
・ラスト面会で終
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.1

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・こちらにまで伝わる、マルジュを手に入れた完璧な幸せからのラスト。どんでん返し的な驚きと共に、悪事は為されないという安心感。
原語だと「ちょっと日差しが強いけどね」
と言った意味合いになるらしく、眩し
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赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.2

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・新時代の正統派ラブストーリーという感じ。
学生時代を思い出す恋の眩しさ。
大きすぎる困難や慟哭もなく、これはこれで見やすいし、ドラマでもう少し心の揺れを沢山描いてもいいなぁと思った。


・パーテ
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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.8

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・初っ端の馬車シーン、短くても格好いい!

・農民の裏切りは、落ち武者狩りの置き換えだろうか。難しい文化ではあるけどこちらは色々動機弱く正直「何で戻るの?」と思ってしまった。
・農民との一致団結がない
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.5

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・物凄かった…これぞ名作。
・ホラーを映画館で見るのは初めてでビビっていたけれど、サプライズやグロ、霊的な恐怖はあまりなかった。


・映像的にはイラク・シーケンスが結構好きだった!砂漠が好きなのかな
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.8

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勧善懲悪、大立ち回り、風雅でとんちのようなラスト、楽しかった。大みそかに家族で観たいような映画。


・一面の椿が美しい!白黒をなめていたけれど、十分にきれい。庭の小川は椿が流れていても流れていなくて
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

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・バチカンが係るほどの大事でありながら悪魔の攻撃は個人の過去を標的にしてくるし、ちょっとストーリーが多くてばらついた印象。
・続編をちらつかせる設定だが果たして…?

・きちんと怖いのに何となく滑稽な
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

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・タイトルで説教的なものを想像して身構えてしまい、楽しみ切れなかったの感はある。
本読んで予習するべきだったかな

・初っ端が一番心つかまれた!火事のなか母の病院へ駆け抜けていく描写は圧巻だった。主観
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スティング(1973年製作の映画)

4.3

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・役割分担して「吊り屋」を開催するシーン、あだ名や詐欺手法の名前がいっぱいあったりというのは大脱走を彷彿とさせて楽しい。
確かに、ラスト10分で「ブッ刺され」た!


・手の映像が印象的だった。カード
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.6

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どんでん返しがあるというのだけ実は知ってしまっていたので誰が…?と思いながら見ちゃった。信用できない語り手パターンだったか。『らしくなさ』でキントも一旦疑った。でも一瞬キートンは騙されちゃった。
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.4

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・風光明媚なイタリア、とにかく画面にいれば美しいティモシー・シャラメはじめ演者たち、ひたすら美しいけど美しくなければ映画にならないような…
美、若い恋人たち、その若さは永遠に続かない、クラシカルなアー
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

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主に3組のストーリーがちょこちょこクロスオーバーし合う、ラストは初めのシーンに戻ってきて繋がる…パズルが組み合わさるようで面白かった。

・カメラを見て話すシーンも多く、様々な俳優の目が印象的だった。
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.6

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七人集結までをしっかり描いており、キャラクターが立っている。
その分長く分割して観たため、ついぞ七人全員は見分けられなかったが…
長いけれどもう一回見たい。
農民と団結して戦略的に1騎ずつ片づけたりと
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.7

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・『運命は変えられない。』全編を通して貫かれる哀しい教訓。
本当に目まぐるしい時代、京劇という美麗な舞台、全てをふんだんに取り入れたスケールの大きい叙事詩だった。


・最後は…覇王が滅びる時に虞も滅
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生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

3.0

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1942年ってことはヒトラー全盛期くらいにこんな映画作れたのか、と面白い。『独裁者』も40年か。
プロデューサーズでめちゃ笑った『Hail Myself』の原型?があって嬉しい。最近見たイングロリアス
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.5

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仲間でわいわいほのぼの、精神科患者にも自由を!みたいなハートフルだと思っていたら
最後の20分間で急転直下、鳥肌立った。
ブラックジョークのような、でもそれが現実に「ありそう」なところが怖い。HAIR
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

3.6

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理不尽な復讐ものを想像していたが、弁護士一家側にも葛藤や悪徳があり、いっそケイディが正義に見えることまであった。(レイプシーンで我に帰る)
ラストはどうなったのだろう?さすがに無罪でこのまま幸せな生
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恐怖の岬/ケープ・フィアー(1962年製作の映画)

3.4

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・ケープフィアー(1991)ではケイディの存在によって壊れた家族が再結束するような印象があった一方、こちらは本当にまっとうで幸せな家族内に(主にサムが)毒薬を垂らされ、闇に侵されていくような印象を持っ>>続きを読む

ロバート・デ・ニーロの ブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN I・哀愁の摩天楼(1970年製作の映画)

2.8

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以下備忘録としてあらすじ

マンハッタンに越してきた青年、ジョン・ルービン。汚い部屋から向かいのマンションの小部屋を盗撮するアート作品を発表するべく、資金を得て良いカメラを調達。マンションの小部屋の住
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.3

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・ナチ狩りユダヤ狩り、うまいバランスだったような。日本人にはわかりえない領域だろうけど。
心痛むつらいシーンも多く、人もたくさん死ぬし、多分憎み合うことや差別は一生この地球からなくならないんだろうと思
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大脱走(1963年製作の映画)

4.9

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・あんなに多くの人が出てきていたのに、それぞれのキャラクターの理解が深くできた気がする。
ダニーも閉所恐怖症の話があったからこそ厚みが出てキャラクターを蔑ろにしない気概を感じる。
前半は男子校のよ
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.3

2時間の地獄だった、映画が、役者がどうこうと考えることもできずに怯えた。感動とか、悲しいとかでなく涙が出てきたので一生7階以上の建物には住みません。

実際の火事なんて見たことないけど絶対に見たくない
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レント ライヴ・オン・ブロードウェイ(2008年製作の映画)

5.0

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愛してやまない、Jonathan LarsonとRENT。
初めて出会ったRENTがこっちのライブバージョンで良かった。全員に思い入れがある完全無欠な舞台。


・マーク
いかにもオタクらしいけど、タ
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.9

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・とにかく初っ端からかっこいい。
勇壮な音楽、活き活きとしたFirefighterたち…
格好いい画が節々に挟まれる。初めてのブライアン出動シーン(水が通るホース…!)、訓練シーン、ラスト…
ラストの
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