たまち

グラディエーターのたまちのネタバレレビュー・内容・結末

グラディエーター(2000年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます


歴史もある程度追いつつ、
皇帝とのコロッセオで相討ちという、こうでなければならなかったというであろうラスト。

ただ、犠牲が多すぎて気が滅入ったな…妻子も間に合わなかったし、シセロや、グラディエーター仲間の数人かは犬死にでは…


・初っ端のゲルマン戦にぐっと心掴まれた!
雄叫び、降り注ぐ火矢、跳ねる泥、血飛沫。
虎も結構リアルに見えたし、やや血は飛び散るがいい塩梅の描写。


・コモドゥスの孤独に飲み込まれそう。願っても願っても得られない愛と祝福、まさに表裏一体の愛憎、同情もしてしまう…ホアキンの演技力に脱帽。
史実は父の贔屓で祭り上げられ姉に暗殺されかけたそうな、可哀想すぎる。
・マキシマスにとってのローマは妻子がいるから護るべき土地。もっともローマに固執のない人物。


丁寧な描写、豪華な衣装、まとまりのあるプロット、まさに大作。
たまち

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