LACOMBE LUCIEN
このありふれた名前の青年。歴史の渦にたまたま飲み込まれただけの。。
「几帳面でいい人たちよ」とドイツ人を誉める対独協力者(コラボ)のリーダーの女。日々送られる無数の密告>>続きを読む
Where is the submarine?
岸にたどり着いたSEAL隊長の「潜水艦は?」っていう台詞、これずっと頭から離れなかったよ
だってあまりにも潜水艦の見せ場が少なくって。。涙
副官との>>続きを読む
【アンラッキー7】
1943年、真珠湾攻撃から約1年あまり。
日本海域の近く「豊後水道」では、偵察中の米海軍の潜水艦が駆逐艦アキカゼによって次々に沈められていた。周囲の第7海域の名は海兵たちに忌み嫌>>続きを読む
【そんなの関係ねえ】
イラク戦争の時の米軍は報道陣を徹底した統制下に置いた。いわゆるエンベッド取材。それはベトナム戦争以来の軍とメディアのせめぎあいの中で生まれた形式だったが、同時に記者は兵士と一体>>続きを読む
【黒い9月】
元々国内に大量のパレスチナ難民を抱え込み彼らの後ろ盾として機能していたヨルダンだが、過激化するPLOに手を焼いていた。1970年9月、ハイジャック事件を機にとうとうフセイン国王は堪忍袋>>続きを読む
3200年前にユダヤ人はこの谷に来た 昨日じゃない
イスラエル建国前夜を描いた歴史スペクタル。
年末時代劇みたいな大河のノリで暢気に構えて観ていたら油断したー
最後のあの胸騒ぎ いきなり崖から叩き落>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
電話を使ったワンシチュエーションというとトム・ハーディの『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』なんかも近い。しかしなんでもリメイクしちゃうのね、あの国の人たちは。
なんだか声もかけづらい雰囲気。周>>続きを読む
2014年韓国公開 原題は「カート」
2007年に起きた量販店「ホームエバー」の非正規労働者の大量解雇に端を発する労働争議(イーランド社争議)の映画化。
序盤に出てくるモンスタークレーマー。あれチ>>続きを読む
41年の『幽霊紐育を歩く』(Here Comes Mr. Jordan)のリメイク。元はボクシングの設定だったのでこの邦題なのかな。つけるなら「天国から来たクォーターバック」。転生ものの草分け。
と>>続きを読む
おう わしが取り締まられ本部の広谷じゃ
久しぶりに見たったで。ラストがニューシネマしとるのお
派出所に左遷された久能はトラックにひかれて即死。海田は警察から石油会社重役へ天下り。
拓ボンの取調室>>続きを読む
【ボロから富へ】
1976年発表のカントリー歌手ロレッタ・リンの自伝「 Coal Miner's Daughter (炭坑夫の娘)」が原作。
スペイセクはこの時30歳。冒頭の少女時代からみるみる表>>続きを読む
刑事〈デカ〉は通り魔を追い、刑務所〈ムショ〉帰りは またシャブに狂い、気のいい女は ろくでなしを愛しつづけた……。
救いがないのが救い
脚本の神波史男には当初『クレイマー、クレイマー』の刑事版をとい>>続きを読む
【多文化共生のメタファー】
かつて本能のままに肉食動物が草食動物を襲っていた世界。既にそれは石器時代のように過去のものとなっていた。
ウォルトの夢見た世界ってこれなんだなー
生まれや肌の色によらず>>続きを読む
【虎穴に入らずんば虎児を得ず】
ユン・ジョンビン監督38歳。この題材でこの若さというのにびっくり。
北の核開発について探れ。この事を知っている者は3人、私(安企部室長)と部長とコードワン(↑)だけだ>>続きを読む
これは戦闘だ 管制はもう終わりだ
公開時観に行ったけど、あのおじさんまさか本人だったとは、、、
連邦航空局の運行管理責任者ベン・スライニー。昇進した日にあんな事が起きるなんて。最初ハイジャックの報告>>続きを読む
iPad 12.9インチの使い方<実践編>
僧院を舞台としたコメディというと、お寺にヤクザが逃げ込む韓国映画『達磨よ、遊ぼう!』('01)なんかを思い出す。
会社をクビになった青年と腐れ縁のオネエ>>続きを読む
元々テレビ用に作られたがあまりに内容が過激すぎて放映禁止に。そして79年にセルフリメイクの形で劇場公開。日本では2014年に公開された。
イギリスが一気に嫌になるわ。まだ以前観た『If もしも...>>続きを読む
要人暗殺といえばこの作品、古今もっとも暗殺者に見られた映画だろう。
行動力のド塊のようなジャッカル先輩にプロとは何かについて学ぶことは多い。必要なのは、なによりも実行力。そして期限。何を置いてもそれま>>続きを読む
「Bounce」のタイトルどおり、二人の男女のあっちいったりこっちきたりのトレンディ物語。
簡単にまとめると「はよゆえよお前。いつ言うんだよ。今か 今でしょ。言っちゃいなよ。何でだよ 言っちゃえよー」>>続きを読む
2011年公開。J・C・チャンダー監督デビュー作にしてベルリン映画祭コンペティション候補。
21世紀はどこから始まったのかという問いがある。今やコロナ禍以降2020年を始点とする意見が多いが、この世>>続きを読む
サミュエル後ろ後ろ 笑
大富豪の熱のこもったスピーチ。決まった・・・ 荒んだみなの心に響いたぜ。あとは締めの言葉だな よしあれにしようか、って所でー 後ろから!! ちょっと喰い気味で、、タイミングが>>続きを読む
「これは私たちの美しい国日本の悪の自画像だ」
この予告編のコピーはあまりにも…
前作から約一年。昭和ラストイヤーに公開された本作。まさにバブル景気真っただ中。土地神話は留まるところを知らず金融機関>>続きを読む
大宇(デウ)が もたないそうです・・・
(当時韓国第2位の財閥、99年にグループは破綻)
監督はこれが2本目のチェ・グッキ。原題は「国家不渡りの日」Default
ホワイトボードに書かれた社名に赤>>続きを読む
監督は『クルーレス』のエイミー・ヘッカリング。
原案脚本にキャメロン・クロウ。22歳で書いた本作はキャメロンの自伝的作品。
もうテレビでやらないなぁ。この手の思春期映画。
『ポーキーズ』とか『超能>>続きを読む
泣きのデミムーアに乾杯
オダメイの名は織田無道からとったってホント?
私見ですが、この作品をもっともよく受け継いでいるのは日本のテレビドラマではないかと思ってます。このヒロインの泣きをクライマック>>続きを読む
やっぱりデパルマの映画っつうよりもパチーノの映画ですよ、これは。
倒置法ではじまる男のドラマ。
彼は分岐がない決められた一本道を歩んだ。堂々と。そうなることは初めから分かっていた。更生するんじゃない>>続きを読む
前作の方が面白かったなぁ。やっぱり現代にしたのがダメだったのか
でも興収だけは結構いってる。さすが東宝東和の宣伝力。
開始から40分でようやく道士さまとユン・ピョウが登場。そこからは遅鈍剤という摩訶>>続きを読む
サム・メンデス『1917』のサブテキストとも呼べる作品。
こちらの方を後から観たが、実にリアルな作り込みがなされていたことに驚愕した。塹壕の状態や砲弾の痕、犬を連れている兵士とか。ただ兵士の歯並びの悪>>続きを読む
盗んだバイクで疾走する二人
特に、BLとかゲイ映画というふうには見えなかった。
公開時フェニックス21歳、キアヌは27歳
フェニックスはエージェントに黙ってノーギャラで出演したとか。
撮影はイン>>続きを読む
警察がさぁ
血眼になって探してる犯人が
何食わぬ顔でデカ部屋に座ってるってのは
ゾクゾクするんですよ
日活製作。製作総指揮は足を向けては寝られないナムコ会長中村雅哉。
吉川の魅力が詰まっている。そ>>続きを読む
あなたは いま 元気ですか 幸せですか
聡一郎の宇野祥平に感嘆。彼のたどった地を這うような半生。ボロボロの携帯と財布がそれを物語っていた。だが正直いって彼が出てくるまでは少しもの足りなさを感じていた>>続きを読む
アプレゲールか
もう戦後は終わったんだよ
一匹狼の時代はもうとっくに過ぎたんだよ
角川第三の男、高木彬光の原作を映画化。光クラブ事件が下敷き。
けっこうな長尺のうえ夏八木勲の野獣感あふれるベッドシー>>続きを読む
85年香港公開。
この間、繁華街を歩いていたらキョンシーがコンセプトのキャバクラを見つけた。元はといや『鬼打鬼』からはじまったこの路線。サモハンも、まさかここまでの広がりを持つとは予想もしなかっただろ>>続きを読む
64年日活作品、中平康監督。
冒頭の血液型に関する科学的な説明を交えたタイトルバックがかっこいい。
マルチタレントの草分け戸川昌子の原作推理小説の映画化。
伝説の銀巴里でシスターボーイ丸山明宏が歌う>>続きを読む
これタイトル何か間違えて観たんよなー
ノンストップなバディ でもいいじゃない🎇
マジメな銀行員ティルが日頃の鬱憤を晴らしまくる。悪党のモーリッツ・ブライブトロイが完全にかすんでしまった。あんなに濃い>>続きを読む
後にロマコメの女王といわれるノーラ・エフロンの自伝的作品。ジャック・ニコルソンのモデルはカール・バーンスタイン。あの『大統領の陰謀』のウッドワードの相棒バーンスタイン。彼はホフマンとニコルソンという名>>続きを読む