はじめてのおつかい 札幌リベンジ編
群像劇。ポール・ハギス『クラッシュ』のように最後の最後で交差する。荒井脚本がお見事。なんかさわやか読後感がありましたよ。ロマンポルノの敏八さん最後の作品。
それ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「マリス」は悪意、敵意、故意。フランス語由来の法律用語の意味も。「破線のマリス」「冷たい月を抱く女」なんて作品もありました。
マイアミの港湾組合長が失踪して半年。FBIの捜査は行き詰っていた。容疑者>>続きを読む
gray is a tough color
because its not simple as black and white
若手と絡み期のアル・パチーノ 鼻メガネだけやめてほしかった 東国原みた>>続きを読む
外は雨 聞こえるのは読み取り機械の作動音だけ この静けさの中で一瞬にして凶行が行われる
コンドルの3日間はこの冒頭のシークエンスの見事さに尽きる。それ以降も、走ったり飛んだり派手なアクションは一つも>>続きを読む
最後のパートまでは堪能できた。よく出来てるわぁ だけど最後の法廷部分で一気に醒める・・・
そう遠くない将来。この作品のソフトにはすべて上映前の警告が付けられると思う。「この作品には◯個の偽情報が含ま>>続きを読む
ついに来たか
濃霧の中 馬のひずめの音だけが聞こえる 獲物の数は53騎 迎え撃つのは13人
集団抗争時代劇。これが画期的だったのは当時は綿密な計算による華麗な殺陣が主流だった。だがそれではどうして>>続きを読む
第三部は完全に戦争映画。第二部までの人間ドラマを吹き飛ばす。涙も枯れ果て幽鬼のような姿の北大路欣也がすべて。これを見終わってからちょっと食事をというわけにはいかないだろう。
更に暗い気持ちになるのは、>>続きを読む
第二部は満州国建国から日中戦争に至るまで
冒頭に第一部解説があり、タイトルまでに昭和7年(1932)から10年(1935)までの出来事がざっと紹介される。
昭和7年 満州国建国、五・一五事件、尾崎事>>続きを読む
私大文系だった自分には日本史、特に近現代が関門でここが受験の命運を分けた。イクヤマイマイ オヤイカサカサと唱えながら歴代内閣を頭に叩き込んだが、通史ってのは暗記じゃ中々歯がたたない。歴史は流れが大事。>>続きを読む
大統領の棺をエアフォース・ワンに運びこむシーン
入らない? え もうちょっと斜めにしてみ ちょちょ いっかい外出よう もっかい回り込んでー せーの ぶつけーの あきらめーの
以前高価なマットレスを買>>続きを読む
彼らは合衆国政府だから
違う 合衆国政府に雇われているクソ3人だ
またしてもヒーロー転じて疑惑の人物。今度は故意か過失かどころじゃない。お前が犯人だと国中から責めたてられる。黙っていたら死刑か終身刑>>続きを読む
マイエアクラフト ユアエアクラフト
イーストウッドの実録再現 リアル実況見分シリーズ
またしても本人登場 ザッサーではないよ
コックピットの警報に「ギアアップ」の音。経験ないのになぜかトラウマ級>>続きを読む
ジャックターホテル 3時 773号室
カンバセーションの後ろに「…盗聴…」とつけてしまった邦題のセンス。この両脇の三点リーダに、ライフルに模したショットガンマイクの距離と、人の会話に聞き耳立てるやま>>続きを読む
今だからこそ面白いかも
とある地方の平和な町の信用組合で行われた模擬訓練が、一人異様になり切る巡査のせいでおかしな方向へ。彼はマスコミを通じて一躍時のヒーローとなっていく。
訓練はいつ終わるのか >>続きを読む
面白ーい
山本薩夫監督の映画らしく登場人物がやたらと多いが、みんな見せ場があって輝いている。役者に生き生きと演じさせるというのがこの人の才能だな。
札束の舞った党総裁選。ダム建設をめぐる大型談合。政>>続きを読む
【皇軍相撃つ】
笠原脚本 感傷が過ぎてなんだかあの頃の白虎隊とかの年末ドラマっぽい仕上がりに。
途中から舞台のように、まったく動きのないシーンが延々続く。仁義なきの密室劇と違って台詞も少ないため、>>続きを読む
色々アウトだなぁ と思いつつ鑑賞 笑
連載時けっこう読んでた。結末までは覚えてなかったけど雪景色のアイリーンが印象的だった。四半世紀もたってからの映画化は遅いよと思うが、でも何も変わっていないのが日>>続きを読む
美禰子さーん 美禰子さん美禰子さん美禰子さん あなた大変な発見をなさいましたね!
昔VHSレンタルで観たはずなのにほとんど忘れている。若い西田敏行の魅力を確認するための作品。いやよかったです。
舞台>>続きを読む
敵には領土だが 俺たちには故郷だ
ジョン・ミリアスの『若き勇者たち』(‘84) のリメイク。
アメリカは独立戦争以来、ホームランドを攻撃されたことは一度もない。それゆえ911は衝撃だった。本国での地>>続きを読む
さーつーじーんじーけーんーがー むーすーぶきーずなー
まず 配信サービスのサムネは一徳さんが完全に犯人ぽい印象ですが、ただの管理人であるということをいっとく
バブル期に建てられた巨大高層マンション>>続きを読む
1963年「主婦の友」に連載された遠藤周作『わたしが・棄てた・女』が原作。原作はハンセン病の話なのか しかも誤診・・・
らい病を老人ホームに変えてるんじゃ、ミツの聖女としての価値が伝わらない。ましてあ>>続きを読む
白飛びするくらいのホワイトが印象的。家族友人に囲まれた闇夜の砂浜から連れ去られ、光は溢れるが視界の閉ざされた砂地へ。そういえばジョディが演じたナンシー・ホランダーも赤のルージュ、青いシャツに白い髪がよ>>続きを読む
またしても冷戦たけなわの映画を観てしまった。ソ連の原子力潜水艦「K-19」が1961年7月に起こした事故。一年後にはキューバ危機という米ソが一番バッチバチの頃。ここにも未然に戦争を防いだ英雄たちのドラ>>続きを読む
キューバ危機についていくつかドキュメンタリーなど見てきたつもりだったが知らなかった。大抵事件のきっかけはU-2機がたまたま撮影したフィルムに重大な何かが写っていたという描かれ方だ。がそんなわけない。初>>続きを読む
冷戦時代は過去のものと(一応は)されているが、未だ核戦力が頂点にあることに変わりはない。冒頭にしつこいまでに映し出されたあのキノコ雲から何を汲みとるか。
核が世界に行き渡った時代に世界戦争など起き得>>続きを読む
A WAY OF LIFE
彼らは時代を生きたってコピーがかっこよすぎ
暴動のあと警察の車に押し込められた時のジミーの表情 ヤレヤレ ロッカーたちと一緒くたに捕まってしまったが一体俺は何と戦っていた>>続きを読む
男なら出たり入ったりするな
昔近所にいた猫に高倉と名付けていた。何も言わずにひょっこりいなくなり気づいたらまた戻ってきている、傷なんか負って。猫なら出たり入ったりしても怒られない。
よく地上波放送>>続きを読む
【愚兄賢弟】
ミッキー・ウォードの自伝を元に映画化。
今やすっかりボクシングに疎いですが、ゼロ年代ぐらいの日本人選手の試合は大体観てたなぁ。ボクサーの名前は大体「ろくでなしBLUES」で覚えたし、>>続きを読む
今やめると 心が一生傷を負う お願いだ
師走>年の瀬>お歳暮>ハム ということでスタローン作品を。
80年というと「キャプテン翼」の連載直前かな。サッカー+戦争というナショナリズムな組み合わせ。>>続きを読む
クランって言うな 団体(オーガニゼーション)って言え
あのデビッド・デュークを演じたトファー・グレイスさん。鬱病になる程苦しみながらの撮影だっとか、いやお疲れ様でした。
舞台は1972年ぐらいのコ>>続きを読む
最終弁論のあのひと言の破壊力 全員を恥入らせたもの まるでオセロのようにバタバタと 一体何が起こったのか
答えはジェイクの訴えを真剣な眼差しで聞き入る陪審や聴衆たちの顔にある。聴衆たちが心の底で何を>>続きを読む
“Darkness cannot drive out darkness, only light can do that. Hate cannot drive out hate, only love c>>続きを読む
ヨーロッパの曲とこの映画でMAD動画作ってるやついるかなと探してみたが見つかんなかった。
イッツ ファーイナル カウントダーウン!!
演習中の原子力空母ニミッツが謎の大嵐に巻き込まれ時空を超えてタ>>続きを読む
四半世紀たってフロムダスクはBABYMETALになってしまったかぁ。感慨深いよゆよゆっぺ
冒頭の酒屋のシーン(あの店員ジョン・ホークスだったんだなぁ)、
テキサスレンジャー、マイケル・パークスが無駄>>続きを読む
93年夏公開。またタイトルにザがつく追われる系映画を観てしまった。
『ザ・エージェント』の時のトムはスカウトする側だったが今度はスカウトされる側。ハーバードロースクールを学年5位の成績で卒業。旧友の>>続きを読む
ド直球の邦題 定冠詞ザをつけちゃうセンス たぶん会議でも満場一致で異論は出なかったでしょう それが時代の勢いってやつよ (英語圏では2016年から普通名詞のinternetへ)
96年正月映画。Wi>>続きを読む