やまだやまさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

やまだやま

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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.5

つかみでワクワクしてそれが最後まで続く。小ネタがどれも楽しい。吹き替えで観ても面白いと思う。

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)

3.5

長い。退役軍人の語りが壮絶。ナレーションも音楽もない中、ゴミ回収等セパレーションカラー的シーンが印象に残る。ニューヨーク公共図書館のほうがおすすめ。

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

会社側がコンプライアンス上当然のことをしているので、「女の出世をねたんで~」みたいな要素にまったく乗れなかった。太陽光発電が鏡になるカットと最後のシーンはよかった。ストーリー上、「意識を乗っ取られたA>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

なんかアクションがいまいちだなあと思いつつ、ティモシー・シャラメがかっこいいので続編があるなら当然観る。光がほとんどない時間帯の砂虫遭遇シーンがよかった。

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

特別扱いで厨房を通り抜けてレストランに入る長回しが良い。R15のマフィア映画で身構えていたほどグロさはない。頂点にたどり着いた途端崩壊する様子がストップモーションとナレーションを使いながら描かれている>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「どっち側?」に対して「ドキュメンタリー監督です」って答えはスマホを向ける動作と並んで主人公の傲慢さを表していると感じたので、肯定的に捉える意見が多くてびっくり。

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

家で見たときはそこまで面白いと思わなかったけど、映画館だと余韻含めてかなり楽しめた。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

捕まってからが意外と面白い。ソ連側の家族も描くことでやるせなさが増す。

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.5

題材は衝撃的でジョディ・フォスターは良かったけど、映画として何か素晴らしい表現があったかというとそうでもない。負の事実を伝える作品として観る価値はある。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

墓を一人で起こすシーンを入れることで物語に深みを与えることができたのに、阿部寛にセリフで説明させすぎたのが惜しかった。(「なんて警察は~」とか「子どもを育ててください」とか)

赤ひげ(1965年製作の映画)

5.0

黒澤作品では『七人の侍』に次いで面白い。なのですごい面白い。すごい面白い映画は言葉で説明できないけど三船敏郎は素晴らしい。

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「1984年」にインスパイアされた作品と聞いて納得。尋問シーンで他の人が吊られている影の演出がよかった。ラストのどんでん返しもきれにきまってる。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.5

『羅生門』は「真実って何だろう」という問いそれ自体がテーマになってたけど、この作品は手法は羅生門でも明らかに女性の権利みたいなものをテーマにしてる。だから「真実って何だろう」という問いがありますよとい>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

面白かった。上映時間中楽しめた。
しかし、いろいろな話詰め込み過ぎてメインの歌と仮想世界が中途半端だった。

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

写真の力を再認識できる作品。ストーリーの起承転結がはっきりしてる。加瀬亮がよかった。

隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

正月時代劇を黒澤クオリティにしたような娯楽映画。観客に「Aに進め」と思わせてBに行くのがサスペンス、というルールに沿った作品。ラストは何も失うことなく全てを手に入れる。娯楽作品だからまあいいか。黒澤作>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

ごみ処理場後の海辺の階段のシーンが印象的。あとは緑内障の比喩と手話。3時間も映画館で観ればまったく長く感じない。

真昼の決闘(1952年製作の映画)

4.5

リアルタイム劇ならではのサスペンスがよくできている。特に汽笛とともに汽車がやってきてから、主人公一人が外に出ているシーンまでは緊迫感がすごかった。主人公のもとに行けないヘレンの表情が印象的。ヨドバシカ>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.0

序盤は雄大な景色と音楽だけでいいもの見たなあって気分になる。『ノマドランド』でも思ったけど、アメリカの自然は画になる。後半は考察サイト等を見ないとなかなかわからなかったけど、「自由を説くことと自由であ>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

テレビでギャグを楽しみながら見る分にはいいかなくらい。整備された畑の作物の所有権を主張するのは無理あるよなあと思った。

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.5

マラカスの音で「これ生演奏なんだ」って気づいた。終盤一度だけ楽器が隅っこの暗くなっている床に置いてあったと思うんだけど、すごい目を引いた。ラスト合唱版を流したのは素敵な演出。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.5

顔を洗ってしゃきっと見えるようになったカットが印象に残った。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

自分に問いかけられている気がする映画。アメリカの広大な自然がきれい。ワニ→肉、土→シャワー、鶏→チキンとか即伏線回収みたいな場面転換が印象的。

裏窓(1954年製作の映画)

3.0

観客とスクリーンのような関係が作品の中に作られていた。
グレース・ケリーは横顔がきれい。

ライムライト(1952年製作の映画)

4.5

最晩年に人間賛歌の作品。話しながら岩や木の真似をしてるって指摘されるシーンが良かった。

フリーソロ(2018年製作の映画)

3.0

映像に迫力ありすぎて映画館で観なくてよかったかもと思った。テーマとなる行為が飛び抜けているので、それを映すだけで観客にも影響を及ぼしている。

チャップリンの殺人狂時代(1947年製作の映画)

4.5

笑える場面は少ないんだけど、サスペンスを至る所に散りばめて目が離せない。ラム酒飲んだ直後の表情が印象的。

日本沈没(1973年製作の映画)

-

一か所だけ微グロ注意。
災害シーンに力が入っていたのは満足。

禁断の惑星(1956年製作の映画)

3.0

映像的に古すぎるけど芯のテーマは今でも通じる箇所がある。

ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.0

振り返るとストーリーはけっこう穴だらけだと思うけど、主役はかっこいいし犯人の狂気も怖いしで面白い。橋の上にいるところと弾の数で誘うところがよかった。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

映画としての出来ははそこまででも。松坂桃李はよかった。

キッド(1921年製作の映画)

3.0

夢の国のところがよくわからなかった。喜劇部分は面白い。

127時間(2010年製作の映画)

3.5

すごい痛いシーンがあるので要注意。マウンテンバイクに鍵かけてるところと挟まったあとどんどん引いて巨大な裂け目を見せるところがよかった。後半は演出凝ってたけど、そこまではまらなかった。出かけるときは行き>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

テレビシリーズは暗い雰囲気に水の青が鮮やかでいいなあと思ってたけど、映画館だから炎メインでもきれいだった。歴代1位の作品がアニメか漫画を見てないとまったくついていけない内容だったのが意外だった。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

橋の上で手を振るところと、そこでビル群の下に小さく門脇麦を映してるところがよかった。