【ファスビンダーの苦い人生】
ドゥニ・メノーシェという俳優を初めて知ったのは「ジュリアン」でした。
このDV親父がホラー映画並みの怖さで、すっかりトラウマになりました。
その後「エンテベ空港の7日間>>続きを読む
【🚀🚀🚀💎💎💎💰️💰️💰️】
2021年初頭に、SNSを通じて結束したアマチュア投資家たちがアメリカの金融市場を揺るがした「ゲームストップ株騒動」を描きます。
金融の不平等、金持ちたちの驕慢、SNS>>続きを読む
【幽霊半島(ハント)】
韓国の好きな俳優の一人である、ソル・ギョング。
これまでにも「監視者たち」「名もなき野良犬の輪舞」「殺人者の記憶法」「1987、ある闘いの真実」「キングメーカー 大統領を作っ>>続きを読む
【友星からの難民X】
第14回(2020年)小説現代長編新人賞を受賞したパリュスあや子の同名小説を映画化。
紛争で故郷を追われた、惑星難民Xを受入れた日本。
誰がXなのか?
人間の姿をコピーして社会>>続きを読む
【コットファーザー】
1981年、アイルランドの田舎町に住む寡黙な9歳の少女コット。
(英題は「The Quiet Girl」です)
父親はギャンブル好きのダメ男、母親は出産をひかえ育児に手が回らな>>続きを読む
【不正のリアリティ】
米国の組織犯罪研究者ドナルド・R・クレシャーが提唱した「不正のトライアングル理論」。
これは、不正は「動機」「機会」「正当化」の3つの条件がそろってはじめて発生するというもの。>>続きを読む
【プロフェッショナル 人生の流儀 トイレ清掃員平山】
東京・渋谷でのトイレ清掃員の繰り返される日々をドキュメンタリーのように描いていきます。
NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」を見ているようで>>続きを読む
【映画は俳優を変えるが、俳優は映画を変えられない】
香港ノワールの金字塔、3部作遂に完結。
1作目の10か月後から始まる本作は、アンディ・ラウがメイン。
保安部のエリート警官役レオン・ライとの駆け引>>続きを読む
【老兵は死なず、ただ消し去るのみ】
第2次世界大戦末期のフィンランド。
一人の老兵がナチスドイツの戦車隊と激闘を繰り広げるバイオレンスアクション。
タランティーノ監督作品を思わせる、タイトな章立てス>>続きを読む
【セルロイド・ドリーム】
サンセバスチャン映画祭を舞台にした、ウッディ・アレン監督による小粋な小品。
主人公(売れない中年作家)が、欧州クラシック映画っぽい夢や妄想を見るのが、この作品の肝。
フェリ>>続きを読む
【ムーミンシンフォニー】
チェコのプラハ交響楽団による高尚な音楽が全編に流れます。
それが、若かりしムーミンパパによる冒険の旅のシーンとマッチしているかと言われると、素直にうなずけません。
ねえ、ム>>続きを読む
【これからの人たちに託します】
今注目を集める、イベロアメリカ製アニメ。
その先頭を行く、ブラジル人アレ・アブレウ監督作。
二つの異なる国から派遣された秘密エージェント(オオカミとクマ?)が、力を合>>続きを読む
【お仕置きしようかい】
大映「妖怪」シリーズの第一作。
とても真面目に作られた実写妖怪映画。
一つの怪談を語るたびにロウソクを消していく「百物語」から物語は始まる。
そして、時代劇お決まりの悪代官>>続きを読む
【絆と胖】
1972年10月13日に起こった、チリに向かうラグビー選手団45名が搭乗した、ウルグアイ空軍機571便による墜落事故を映画化。
広大なアンデス山脈の氷河の真っ只中に飛行機は墜落。
捜索機>>続きを読む
【不法邦題】
ニューヨークの片隅で暮らす、ペルー家族(母+息子2人)が受ける試練。
不法滞在者であり、市民権もなく、そこに存在しないかのように扱われます。
「僕はNYで透明人間になった」
そんな厳し>>続きを読む
【職人技】
アキ・カウリスマキ監督によるラブストーリー。
切ない愛の物語のはずが、感情を排した独特の世界観により、クールで滑稽な雰囲気を生み出しています。
その分、音楽が表情豊かに奏でられ、多くを語>>続きを読む
【百貨店のきらめき】
お客様は動物たち。
店員は人間。
絶滅危惧種(VIA:Very Important Animal)が闊歩する、不思議な北極百貨店。
新人コンシェルジュ秋乃さんがカスタマーファー>>続きを読む
【聖人の名前で僕を呼んで】
男の子として生まれて女の子だと性自認する、8歳のお子ちゃまが自覚・葛藤・苦悩する。
なんと言っても、第73回ベルリン国際映画祭にて史上最年少8歳で最優秀主演賞を受賞した主>>続きを読む
【負けてたまるか大作戦】
映画鑑賞に何を求めるか。
人によって色々あると思います。
僕の場合は、映画の中に夢を求めているような気がします。
ある意味、現実逃避が目的なのかもしれません。
今作は、空>>続きを読む
【#紅だああああああああああああ】
中学生(コーラス部部長)による、やくざのための歌唱力アップレッスン。
コミカルな展開の中に、人生で大切なものが学びとれます。
どちらかというと、僕としては、映画>>続きを読む
【ちょっとした映画の魔法】
ジブリのいいとこ取り(オマージュに満ち溢れて)、ちょっと幼稚過ぎ(子供心に戻って無邪気に楽しめ)、ちょっと説教臭い(原子力や自然破壊への批判などメッセージ性に富んでます)>>続きを読む
【空飛ぶシク教徒】
インド版おとぼけスーパーヒーロー映画。
高所恐怖症で低空飛行、犬も苦手な心優しきヒーロー。
お母さんとお兄さんが彼をヒーローに仕立て上げるのに盛上るのが面白いです。
主人公役の>>続きを読む
【竜也】
劇団「チーズtheater」による舞台「川辺市子のために」の映画化。
突然失踪した女性を探す、その恋人。
時系列が前後しながら、次第に彼女の壮絶な半生が見えてきます。
彼女は一体何者なのか>>続きを読む
【GUY好漢】
2007年にアフガニスタンで起こった、武装組織タリバンによる韓国人23人拉致事件を題材にしています。
国民の命を守るため、命を懸けて交渉に臨むエリート外交官と現地工作員。
アクション>>続きを読む
【スターに願いを】
ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年記念作品。
それだけに力の入れようが尋常じゃないです。
決して外せません。
願いの力をテーマにして、17歳の少女アーシャの活躍を>>続きを読む
【comme chien et chat】
兄弟姉妹による優越感、劣等感、嫉妬、侮蔑に、アルノー・デプレシャン監督が切り込みます。
犬猿の仲の、舞台女優の姉アリスと詩人の弟ルイ。
フランス語では犬猫>>続きを読む
【やるな日産!】
山内一典氏が開発したレースゲーム「グランツーリスモ」にまつわる実話を映画化。
シュミレーションゲームで高得点を叩き出すゲーマーを、実際のレースドライバーに育成するプログラム「GTア>>続きを読む
【火花散る朝鮮半島(HUNT)】
Netflixの大人気ドラマ「イカゲーム」で主人公を演じたイ・ジョンジェが主演・脚本も兼ねる、監督デビュー作。
長年の友人でもあるチョン・ウソンが共演。
1980>>続きを読む
【色とりどり、悲喜こもごも】
岩瀬顕子作・劇団青年座により上演された舞台劇の映画化。
その岩瀬顕子が脚本・プロデュース・出演・主題歌の作詞をしてます。
この脚本がものすごく良くできています。
俳優生>>続きを読む
【生命力】
泣きっ面にゴジラ。
敗戦後の東京に、ゴジラが襲い掛かる設定。
駆逐艦2隻でフロンガス発生器をゴジラにグルグル巻きにする作戦、銀座での実況中継、ミニチュアのような電車、逃げ惑う民衆など、>>続きを読む
【Let the memory live again】
言語が歌になっているミュージカルな星、「メモリー」が流れる中でのネコたちによるシュールな映像。
このあたりのコメディパートは面白い。
ただ、>>続きを読む
【パチもんは尼崎の宝や】
兵庫県尼崎市にある塚口サンサン劇場にて35mmフィルム上映。
ロリータxヤンキーの友情を描くコメディ。
主人公が幼少期に生活するのが尼崎になっています。
ということで、ご当>>続きを読む
【チームナイアド、クラージュ!】
ウルトラマラソン、24時間マラソン、トレイルラン、トライアスロンなんかは、もちろん知っていますけど、マラソンスイマーという存在は知らなかったです。
実在のマラソンス>>続きを読む
【水欲】
朝井リョウによる同名小説の映画化。
ダイバーシティへの寛容力が問われる、ちょっと変わった性癖のお話。
コミュ力低い男女を演じる、新垣結衣と磯村勇斗の演技力が見事です。
文字通り水も滴るイ>>続きを読む
【殺しの季節 by スミスとキラーズ】
殺し屋の逃亡と追跡劇。
殺し屋を演じるマイケル・ファスベンダーのモノローグにより、サスペンスが進んでいきます。
決して孤独ということはなくて、隠れ家に一緒に住>>続きを読む
【AI愛、むす~めさ~んだよ~】
AI擁護派vsAI抹殺派による分裂戦争。
ニューアジアと、アメリカを中心とした西欧諸国との戦い。
どちらかというと、アメリカが悪として描かれているのが面白いです。>>続きを読む