旅するランナーさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

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静寂を求めて −癒やしのサイレンス−(2015年製作の映画)

3.0

ジャパンプレミア鑑賞@銀座ヤマハホール。
世界初の音ドキュメント。
情報・騒音に囲まれたストレス社会に住む現代人に多くの気づき・学びを与えてくれる。
人生の大切なものは目に見えないし、静寂の中に聞き取
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.2

東京芸術センター(北千住)鑑賞。
精神不安定な妻を危なげに演じるジーナ・ローランズ、こっちの方が病的に思える気の短いイタリア系夫ピーター・フォークに凄みを感じます。
愛ある家庭内暴走が延々続きます。

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.4

予告編で凄いアクションだと思っていたが、想定の5倍超える凄さ。
凱旋門の逆走ノーヘルオートバイ、ロンドンでの相変わらずの美しい激走・3Dジャンプ、ジュラシックなヘリコプター落ち...ここまで観客を楽し
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.8

ギンレイホール鑑賞。
トランスジェンダー女優による一途な愛の物語。
心地良く甘美な木陰のような人との出逢いはかけがえなく、永遠に心の拠り所となるんだなぁ...
ヘンデル/オンブラ・マイ・フ、アラン・パ
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タナー・ホール 胸騒ぎの誘惑(2009年製作の映画)

4.0

カリコレ鑑賞。
ブレイク前のルーニー・マーラ&ブリー・ラーソン共演作。
全寮制女子校での胸騒ぎの放課後。
悪いことを楽しんじゃう恋しさと切なさを心強く演じてる。
ネガティブな側面を認め合って親友になっ
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追想(2018年製作の映画)

2.7

ウブなふたりが向える初夜でのラブの行き違い。
英国特有の階級社会的背景が見え隠れする。
シアーシャ・ローナンの初々しさ、シューベルト弦楽四重奏第14番「死と乙女」からT-REXまでの見事な音楽の使い方
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英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

3.8

インド・パキスタンの分離独立の裏側が明らかになる。
英国の思惑、新国家設立の誘惑、民族・宗教対立の困惑...庶民にとっては迷惑な話し。
マウントバッテン総督家族のインド愛、宗教の異なる二人の許されぬ愛
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.2

映画「マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー」ジャパンプレミア。
前作超えのアバ度&ハッピー度!
豪華メンバーの見せ場もバッチリ!
アマンダ・レ・ミゼラブル・セイフライドは更にキュートだし、メリル大女優ス
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.2

映画試写会「ペンギン・ハイウェイ」。
意識高過ぎ少年と、おっぱい姉さんの不思議アニメ。
郊外住宅地でのペンギン出現、浮かぶ海、世界の果て…怪奇現象を大人げなく子供目線で解いていきます。
子供たちには、
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.9

ヒュー・ジャックマンの芸達者ぶりに脱帽。
ささやくような歌声がシビれるネ。
冒頭からエンジン全開で夢の世界に引き込まれる。
台風が近づき雨模様の平日の昼間に、ギンレイホールを満員にするパワーあり。
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.6

ルームからワンダーに展開する心暖まるブラックコメディ。
子供の心を忘れずに夢を追い続ける大切さを何となく教えてくれる。
(主人公は子供の心しか持ってないんだけど...)

協力的な友達たち、演技熱が蘇
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.9

キング/リッグス、炎の女と脂ぎった男。
火と油でよく燃えます。
何でもエンターテインメントに仕立てちゃう米国の力強さとユーモアセンスに感心します。
露骨な男性至上主義とかパワハラとか、ここまでいくと爽
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

2.9

ゴダール監督の政治の時代を、結構シリアスに描いてる。
かなりの気狂いゴダール通でないと、この作品のゴダールチックな面白さは理解できない(Merde!)。
重くなりがちなところを、フランス女の魅力でバラ
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

4.8

映画「ストリート・オブ・ファイヤー」。
奴らが帰ってきて、俺の青春も帰ってきた!と感じてるおじさん世代で熱気溢れる。
ダイアン・レインがステージに駆けてくる冒頭から感涙。
ハンドル部にライフルを装着し
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.8

映画「15時17分、パリ行き」@ギンレイホール。
列車テロ犯をボコボコにする米人3人組。
少年時代から描くことで、普通のお兄さん(まあ、兵士なんで普通とは言い難いけど)が素手で立ち向かう勇気の源・心の
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告白小説、その結末(2017年製作の映画)

2.8

映画「告白小説、その結末」。
ロマン・ポランスキー+オリヴィエ・アサイラスが仕掛ける、女vs女のスリラー。
エヴァ・グリーンが謎めいた美女を印象的に演じます。
エヴァとか、エルとか、キキとか、ややこし
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.5

映画試写会「未来のミライ」。
庭からはじまるファンタジー。
少年の学びと成長に、子供時代を思い出し、命の尊さという初心に立ち返ります。
親子で観ると、いいコミュニケーションが生まれそう。
浮遊感と疾走
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クレイジー・フォー・マウンテン(2017年製作の映画)

2.5

映画試写会「クレイジー・フォー・マウンテン」。
原題とおり山が主役。
とてつもなく壮大な風景の中で、人間はちっぽけな存在。
ウィレム・デフォーのナレーションと、ヴィヴァルディ・ベートヴェンなどクラシッ
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.5

映画試写会「判決、ふたつの希望」。
些細な口論が発端となり、国家を揺るがす法廷闘争へとエスカレートする様を描くレバノン映画。
民族と歴史、誇りと寛容、暴言と暴行、宗教と難民問題、様々な問題の耐えられな
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北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ(2016年製作の映画)

3.0

映画試写会「北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ」。北朝鮮で公演するスロヴェニアバンド。どちら側もかなり怪しげで、迷走しながらも、時々名言が飛び出す。フラットな視点から、北朝鮮の人たちがハッピーに見>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

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映画試写会「犯罪都市」。警察・韓国ヤクザ・中国系犯罪集団による三つ巴の闘い。重量級強力張り手の武闘派刑事マ・ドンソクと、出てくるだけで画面が緊迫する斧振り回す残忍男ユン・ゲサンが、強烈な印象を残す。緊>>続きを読む

長江 愛の詩(2016年製作の映画)

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映画試写会「長江 愛の詩」。長江逆流絵巻。映像美で詩的感覚的に魅せる中華風テレンス・マリック。河を遡る、天国への黙示録。このアート作品は、随所に散りばめられた暗喩によって、住民や自然を置き去りにする体>>続きを読む

愛を綴る女(2016年製作の映画)

2.9

愛を綴る女と愛を注ぐ男を、チャイコフスキーの舟歌にのせて、じっくり描いてます。無償の愛を注ぎ続けることで、人は愛し方・愛され方を教えられるんかなぁ。そそられる女マリオン・コティアールの美しくキレた演技>>続きを読む

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