rikky1103さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

rikky1103

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苦役列車(2012年製作の映画)

3.1

正直、どんな感情で見たらいいのか分からなかった。
そういう人生って言ってしまえばそれまでだけど、かすかな希望は持って生きてても、どうすればいいかも、努力の方法も分からなくて、きっと本人にもどうしようも
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

あの時こっちの選択をしていればって誰しもが考えるテーマだけど、少しずつ大事なものに気がついていく主人公がなんかリアルだった。
子どもとのやりとりがめちゃくちゃかわいいし、奥さんもすごく魅力的。
ファン
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母さんがどんなに僕を嫌いでも(2018年製作の映画)

3.7

心が辛くなる映画。
母親からどんな仕打ちをされても庇ったり、笑顔をみせる幼少期の主人公がとても痛々しくてせつない。
母親代わりに愛情をみせてくれたおばあちゃん、そして大人になってありのままの自分を受け
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何者(2016年製作の映画)

3.4

今の時代、いろんな方法で活用されているSNSだが、人間の心の奥にある感情を匿名性を利用して吐き出すことで自分を保っている人もたくさんいるのだろう。
この主人公は、感情を表に出してないのに卑屈な感じが出
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

3.5

心が疲れる映画。
出てくる人ほとんどが何かしら抱えているものがある。
躁鬱のことを詳しく知らなかったのだが、本人が生きづらさを抱えて苦しいのは分かった。
ただ理解してほしいと求めるばかりで、あれでは周
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ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.6

どんな風に話が展開されていくのかというミステリーとしての要素に関しては、ちょっと偶然がすぎるところもあったが、人間関係の繋がり方も含め面白かった。
内容に関しては、あまりにも共感性がかけるので、だんだ
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.6

タイトルで想像するような閉鎖的な病院とは違ったが、あの場所が普段私達が送っている社会とは異質で、でも一歩踏み外せば自分もそちら側の可能性もあることを感じた。
どんな場所でも自分の居場所だと思える場所が
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.6

まず高校からのロケーションの良さが印象的。
吃音の悩みを抱える主人公が、ある友達との間に自分の居場所をみつけかけるも、第三者の介入によりまた自分の殻に閉じこもってしまう。
傷つきたくないが故、人との交
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

重くて苦しい。
時代背景が行ったり来たりするなかで、少しずつ真相が近づく。
全くの他人だった3人が、孤独の中で絆を深めていくのがあったかくて、人って捨てたもんじゃないと思える。
そんな中でおきた生活保
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.8

ドラマに引き続き、ニヤニヤしながらほっこりした気持ちになる映画。
もちろんLGBTならではの悩みや葛藤も織り交ぜてあるものの、嫌な人がおらず優しい世界で描かれていている。
ストーリーの持っていきかたも
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手紙(2006年製作の映画)

3.9

最後のシーンは本当に感動で涙だった。
いろいろと考えさせられる。
お兄さんがしてしまったことは勿論悪いことだが、憎みきれない事情があると責められない思いが余計に弟を苦しめる。
一個人として見てくれる人
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さがす(2022年製作の映画)

3.9

いろんな問題が散りばめられていて、ただ重いとか怖いだけじゃなく、深くて切ない。
ストーリーは想像を超えて、まさかこんな展開に···って感じでドキドキしつつ惹き込まれた。
普通の人間だった人が、猟奇的な
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.5

クスッと笑えるシーンもあるのに、裏に潜む理不尽さや虚しさ、他人の嫌らしさみたいなものがずっと広がっていて、何となく気持ちが悪かった。
それが今までのやり方だとか、人の感情を廃て最善の方法とか、おかしい
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

3.5

いじめ問題、毒親問題、力になりたいのに空回りする神木くん。
強い正義感や、出る杭は打たれる世の中だけど、3姉妹のようなあったかい人情もある。
そのような中で上手く折り合いをつけながら生きていかなきゃな
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.5

原作未読。将棋のことも全く分からないが、将棋のことだけでなく、心に傷がある主人公と、とりまく周りの人々との人間模様にも重きを置いていていた。
幼いながらに自分が生きていく為に選んだ道が、周りを不幸にし
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アンネ・フランクと旅する日記(2021年製作の映画)

3.3

正直、ファンタジー要素が強くそっちに意識を取られてしまったり、説明が少なく話が飛ぶので、感情を理解する間がなく、与えられたメッセージを受け取りにくかった気がした。
私の理解力の問題かもしれませんが··
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風が強く吹いている(2009年製作の映画)

3.4

主人公が、いろいろな個性を持つ仲間を巻き込み、箱根駅伝を目指すお話し。
まず、あのような経歴のメンバーで、あの短期間で、箱根駅伝の予選を通過したり、シードを勝ち取ったりするのは受け入れにくかった。
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

幼馴染で親友、とても大切な人なのにすれ違う、ありがちなのに、すれ違いっぷりがここまでかってくらい徹底してて良い。
突き抜けてて笑えるところもあり、切なさもあり、ハッピーエンドでよかった。
ロージーがキ
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余命10年(2022年製作の映画)

3.7

十年···人生の終わりを覚悟して生きていくには長いし、その分すこしずついろんな事を諦めていかなければならないつらさを考えると心が痛む。
ストーリーとしては淡々と進んでいく感じだったが、美しい景色、儚く
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.2

王道のエンタメストーリー。
設定は面白いんだけど、内容に深みがないというか捻りがなくて、ドキドキもワクワクもハラハラもしない。
中谷さんの総理な感じも、田中圭さんの気弱な優しいお坊ちゃんな感じもはまっ
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旅立つ息子へ(2020年製作の映画)

3.7

自閉症の息子と父親との間におこる出来事がずっと切なかった。
子供にとって何が一番幸せなのか···それは親になった以上、永遠のテーマだ。
自閉症の子供にあのように寄り添い続けることは並大抵のことではない
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.6

重くて苦しい。
リアルでもありそうだけど、冷静に日本の社会福祉でどうにかならないかとか、兄が本気で仕事を探してもないのだろうかとか考えてしまった。
あのような障害をもつ家族の大変さは、きっと傍から見た
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壬生義士伝(2002年製作の映画)

3.8

躊躇なく人を斬れるのに、家族をこよなく愛する優しさとのギャップ、武士として義を通す姿、中井さんの演技に心打たれた。
佐藤浩市さんの中井さんに対する気持ちが徐々に変化していくところも良かったし、かっこよ
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夜明けの街で(2011年製作の映画)

3.1

不倫ドロドロものと思いきやミステリーでもあり中途半端で軽い。
岸谷さん、沼っていく様子はリアルなんだけど、気持ち悪くもあった。
言い訳を遮る妻に共感。
深田さん、見た目も演技もかわらないな。

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.4

設定は面白く、展開のヤマ場で多少ドキドキしたが、ちょっと中途半端で終わった感じ。
考察を楽しむ系なのかもしれないが、特に病院とのからみあたりが分かりにくかった。
中村倫也さんは、見た目や服装とか髪型以
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.9

正しさと真実と人それぞれの想いは、一致することが難しい。
他人事では正義を振りかざせても、自分に関わってくるとなると信念はあっという間に揺らぐ。
正義感や信念で真実を伝えるのが本当に正解なのか、真実を
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パレード(2010年製作の映画)

3.3

結末そうきたのかー。
ありそうでなさそうな絶妙なバランスで進むお話し。
他人との距離感、居心地の良さ、心の闇、いろいろと考えさせられる。

真夏のオリオン(2009年製作の映画)

3.1

大筋のストーリーは素敵だなと思えたが、細かな描写などにイマイチリアリティが感じられず、思ったより惹き込まれず。
有能で人間力のある上司と巡り会えることは、人生を左右するほど大切なことだと思う。

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.4

展開にドキドキしたけど、グロい系ではなく最後の結末的にはそうきたかーって感じ。
奥さんがまともな人だったので、どっちの結末だったとしても複雑。
人を傷つけたことを全く思いやれない男が、奥さんにはちゃん
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青空エール(2016年製作の映画)

3.4

ベタだけどキラキラでちゃんとうるっとも出来るザ·青春映画。
原作は未読。
ストーリーもまあそんな感じだよねって思った通りに進むし、ツッコミどころもあったが、恋愛の方にいきすぎず、うまくまとまっている。
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mellow(2020年製作の映画)

3.6

やさしくてあったかいお話しに、お花の映像も素敵で楽しめる。
小さないくつかのストーリーが、想いを伝えるというテーマでお花屋さんの田中圭さんに繋がっている。
よく考えると、ただ田中圭さんがモテてるだけな
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.7

エンタメ映画として見るならば、めちゃくちゃエネルギーが感じられるし、役者さんたちの演技に惹き込まれる。
ただ、内容はとても重くて、主人公もそのまわりもちょっとヤバいんじゃ···ってレベル。
映画ではよ
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.6

原作は未読。
前半は若者3人の青春ストーリー。
若い時ってこんな風に仲が良かったのに、嫉妬したり仲直りしたり···って思ってたら、急展開で頭が混乱。
途中で何度もあれ?ってなった(笑)
手法としては面
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.7

とにかくパワフルで元気がもらえそうな作品。
内容は移民に対する差別問題がテーマだが、ちゃんと受け止めらるほど、自分の知識がなかったのが残念。
どういう環境でも、コミュニティというものは人の支えになるし
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グラスホッパー(2015年製作の映画)

2.9

原作未読なので、わかったようなわからなかったような消化不良感。
グロい描写も多く、好きな系統の作品ではなかったので余計に内容が入ってこなかった。
山田君が最初分からなかった位、意外にも合っていた。

サヨナライツカ(2009年製作の映画)

3.3

婚約者がいながら他の女に惹かれてしまい、別れてもずっと心に残ってしまった想いを晩年に昇華させようとするも彼女は亡くなってしまう···
正直内容に重みが感じられなかった。
ただ、映像はとてもキレイで、若
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