rikky1103さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

rikky1103

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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.7

エンタメ映画として見るならば、めちゃくちゃエネルギーが感じられるし、役者さんたちの演技に惹き込まれる。
ただ、内容はとても重くて、主人公もそのまわりもちょっとヤバいんじゃ···ってレベル。
映画ではよ
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ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.6

原作は未読。
前半は若者3人の青春ストーリー。
若い時ってこんな風に仲が良かったのに、嫉妬したり仲直りしたり···って思ってたら、急展開で頭が混乱。
途中で何度もあれ?ってなった(笑)
手法としては面
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.7

とにかくパワフルで元気がもらえそうな作品。
内容は移民に対する差別問題がテーマだが、ちゃんと受け止めらるほど、自分の知識がなかったのが残念。
どういう環境でも、コミュニティというものは人の支えになるし
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グラスホッパー(2015年製作の映画)

2.9

原作未読なので、わかったようなわからなかったような消化不良感。
グロい描写も多く、好きな系統の作品ではなかったので余計に内容が入ってこなかった。
山田君が最初分からなかった位、意外にも合っていた。

サヨナライツカ(2009年製作の映画)

3.3

婚約者がいながら他の女に惹かれてしまい、別れてもずっと心に残ってしまった想いを晩年に昇華させようとするも彼女は亡くなってしまう···
正直内容に重みが感じられなかった。
ただ、映像はとてもキレイで、若
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

映像も音楽も美しく、ストーリーも思ったより分かりやすかった。
ジョニーデップの作品は初めてだったけど存在感すごい。
この写真家さんのことは全く知らなかった。
このような写真を撮ることは、劇中でも言って
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自虐の詩(2007年製作の映画)

2.8

前半は一体何を見せられているんだろう···的な気持ちになるんだけど、後半その謎が紐解かれていく。
紐解かれるけど、じゃあなぜ前半の感じになるかは結局謎。
学生時代の友情が救い。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.9

素敵な街に素敵なファッション、華やかだけど厳しい仕事、無理難題でも向き合い方次第で自分は変えられる。
でも人を蹴落とせる強さがないと、このような世界では厳しいだろうな。
とにかくテンポが良くて、お仕事
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12人のイカれたワークショップ(2021年製作の映画)

2.9

正直見続けるのがしんどかった。
役者という仕事の凄まじさみたいなものは垣間見れた。
あそこまで苦しんででも目指したくなる理由が分からなかったが···
ただ、がんばって最後まで観たら救いがあったので、苦
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いのちの停車場(2021年製作の映画)

3.4

命について考えさせられる、優しくて切ない物語。
見ながら、吉永さんと田中さんの実年齢が気になってたが、まさか同じ歳とは。
患者の複数人に焦点をあてたことで、内容が薄いものもあったが、小児がんの女の子の
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.7

老後の資金の話というよりは、あの年代の夫婦の、お金にまつわるあるあるをコメディータッチで描いた映画。
ドンピシャにその年代に当てはまる身としては、参考になるところが多々あるし、話のテンポもいいし、笑え
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JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.6

重いテーマなのに、明るく軽くポップに描かれていて、テンポも飽きさせずいい感じ。
子供以上大人未満のリアルな感じがよく表現されているし、家族や里親との関わりによって、ジュノが成長していくのが良かった。
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君が落とした青空(2022年製作の映画)

3.1

高校生っぽい、もどかしくって甘酸っぱい恋愛を描いたファンタジー映画。
けど、正直内容はちょっと薄いし、終わりのまとめ方が雑に感じて、あまり響かなかった。
ただ、同じ日を繰り返すことで、普段気づかなかっ
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g@me.(2003年製作の映画)

3.4

前半は特に意外性もなく進んでたが、後半は予想以上の展開があって面白かった。
東野圭吾と知ってなるほどなと。
20年程前の作品とあって、映像や演出は古さを感じたし、スケール感もそこまでないので、2時間ド
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不能犯(2018年製作の映画)

3.3

話の展開はそんなに悪くないんだけど、ちょっと薄い感じ。
内容割にはそんなにハラハラしないというか。
人が誰でもする思い込みが悲劇を引き起こすかもしれないことを再認識した。
人間は愚かな生き物だけど、そ
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2/デュオ(1997年製作の映画)

2.8

即興芝居であることを視聴後に知る。
この映画での男女の関係が、分かるような、全く理解できないような後味の悪さ。
演出やカメラワークなど凝っていて、こういう感じが好きな人はいるんだろうなとは思うが、個人
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.5

主人公の1日が消えてしまった謎について解き明かしていく、ファンタジーストーリー。
クスっとするシーンや、台湾の美しい景色(特に海をバスが走るシーン)、少しずつ回収される伏線は良かったが、もう少しパンチ
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

とにかくスケール感もスピード感も申し分なし。
スリリングで、ずっと力が入ってる状態で見てた(笑)
前作見てたので、より理解できたし、ストーリーも王道だけど、展開も映像も音楽もいいので、結果カッコいい。
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日本独立(2020年製作の映画)

3.0

どこまで史実に基づいているかわからないが、吉田茂·白洲次郎についてすらよく知らない身としては、バックボーンがわからないままだった。
ただ、新憲法が作られた流れとしては面白かった。
小林薫さん、全然気付
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

王道のエンタメ。
ストーリーはありきたりに感じるが、迫力のあるシーンも多く、恋愛シーンも美しく、また音楽がカッコいい❗
それだけで十分楽しめる。

戦闘機や飛行技術についての知識があればもっと楽しめた
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.7

じんわりとほっこりする映画。
悪い人、嫌な人が出てこない。
絶妙にクスっと笑えるシーンが散りばめられていて、飽きずに観られた。
萌歌ちゃんのキラキラ笑顔と、甘酸っぱい恋の要素と、子供を思う親の想いのバ
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.7

重いテーマなのに、何も解決しなかったのに、ほっこりする映画だった。
知らないがゆえに相手を理解できなかったり、怖いと思ったりする。
お隣の男の子のように変な偏見をもたず、接することができるような人であ
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

主人公の最初のやさぐれた感じや、実家の弁当屋やコンビニでおきる出来事など、その周りの環境も絶妙にリアル。
なぜかボクシングと危なそうな男に惹きつけられ、少しづつ成長していく。
安藤サクラさんは徐々に強
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フリー・ウィリー(1993年製作の映画)

3.7

母親に捨てられた少年と水族館のシャチとのハートフルな物語。
愛情深い里親に引き取られても、簡単には孤独を癒せない少年が、シャチとの交流によって成長していく。
少年とシャチの演技力と愛らしさが光っていた
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草の響き(2021年製作の映画)

3.7

重くて苦しい感じが坦々と続く。
高校生のシーンが、途中まで過去シーンなのかどうか混乱した。

大切なのに、負担になる。
自分のことで精一杯で思いやれない。
そんな自分も苦しくなる。
回復してるように見
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海を感じる時(2014年製作の映画)

2.9

あまり共感できず。
相手の心は自分になくても、体は繋がっていたいという気持ちは分からなくはないが、母親の気持ちの方が理解できる。
長い年月を経て、彼の気持ちが自分に向いたとき、やはり幸せではなかったと
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.4

素敵な景色を楽しめるハートウォーミングなお話。
ちょっと鈍くていけてない感じの岡田くんと多くを語らないけどかわいいおばあちゃんの倍賞さんに癒やされる。

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.8

人は見えている部分が全てではなく、何かしらの不安や孤独を抱えているもの。
愛情深い母親であっても、子供の本当の孤独を理解するのは難しいのだろう。
エヴァンがついた嘘は、追い詰められて言ってしまった嘘だ
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.9

重くて深いテーマを突き付けられた感じ。
いくら脳が死んでると言われても、体が温かければ生きてると思ってしまうし、希望も持ってしまう。
その思いが少しずつ倫理観をはみ出していく。
いろんな人それぞれの気
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雷桜(2010年製作の映画)

3.2

時代劇の悲恋物語。
ストーリーはありきたりで、内容に深みがない感じだが、王道ものとしてまあまあ楽しめる。
岡田くんの初々しい姿と、蒼井さんの素朴な可愛らしさを堪能できる。
最近つくづくと母親の愛情につ
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.0

うーん
私には難しい世界観。
生きている実感や意味って簡単には見つけられないよねっていう部分では共感できるが、ただ目の前に転がってきた刺激に流されるのは十代の危うさなのか、それとも環境なのか。
吉高さ
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

3.6

エンタメとしては悪くないが、前半ドキドキさせられる割に、後半失速していく感じ。
伏線がまだ残っている感じにちょっとモヤモヤする。
圭さんが、ドラマより増してうざったい。
エンドロールのあれはドキドキし
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.1

やさしい世界の物語。
男性陣が皆いい人過ぎて、綺麗事すぎるきらいもあるが、あんなに複雑な家庭環境のなか、純粋に素敵な子に育ったことに、心が温かくなる。
それは一見、問題ありの母親でも土台となる愛情がし
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

全体的に、重くて暗くて鬱々としている、村上春樹ワールドって感じ。雰囲気がとても文学的で、苦手な人はとっつきにくいと感じるかも。
途中眠たくなってしまったところもあったが、ほぼ惹き込まれて見た。
手話の
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潔く柔く(2013年製作の映画)

3.7

身近な人の死によってトラウマをもつ2人が惹かれ合うのはちょっとありきたりではあるんだけど、2人のそれぞれの苦しさはちゃんと伝わった。
中村君関係の描写が、事故後全くなく、そこがちょっと気になった。

ひらいて(2021年製作の映画)

3.5

思春期から大人へ向かう微妙なお年頃の複雑な感情を繊細に表現している。
自己中心的な女の子のが、思い通りにならなくてもがく姿に、怖いような、切ないような複雑な心情になる。
主役のお二人の空気感がマッチし
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