rikky1103さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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君を愛したひとりの僕へ(2022年製作の映画)

3.3

僕愛から見てしまい意味が良く分からなかったのでこちらを鑑賞。君愛の方がら見たほうが確かにいい感じ。パラレルワールドの話が難しくて頭に入ってこない(笑)ので感情移入はしにくい。声の感じも違和感。ただ地元>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.4

正直何を感じたらいいのか良く分からなかった。戦争時の捕虜のいる現場なので仕方ないが、暴力的で残虐なシーンも多々あり。日本人特有の気質の難しさなどは感じられ、日本人の登場人物の感情は分かりづらかった。セ>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.8

勝手にカテゴライズして偏見の元に差別するという、私も含めて日本人あるあるが、ある男の死から明らかになっていく。そして誰しも持っている触れられたくない闇に対し、どれだけ傷ついているか他人からは計り知れな>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.6

愛とは何かを考えさせられる。嫉妬するしないかで愛を測れるのか。小説が題材になってるだけあって、言葉の選び方や使い方がすごく素敵で、会話の掛け合いも見どころ。不倫描写もリアルでところどころにクスっとでき>>続きを読む

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.6

子連れ再婚の難しさが分かりやすくリアルにストーリー化されている。家族を振り回す思春期の女の子の言動にいいかげんイライラしたが、気持ちも分かるだけに複雑。浅野さんのだんだん苛立ってくる様子なのにもかかわ>>続きを読む

悪人(2010年製作の映画)

3.8

人生においてタイミングがこんなに将来を左右するのかってことを感じる作品。人間はその人のどの部分を捉えるかによって、評価や感じ方は変わる。孤独さを持て余していた2人が惹かれ合ってしまう気持ちも分かる。悪>>続きを読む

耳をすませば(2022年製作の映画)

3.3

悪くはなかったけど無難にまとまりすぎててちょっと物足りなさも感じた。社会人になって、率直に物を言うことができなくなってしまったり、本当は好きなことだったのにしなきゃいけないことになってしまう···悲し>>続きを読む

やがて海へと届く(2022年製作の映画)

3.4

大切な人を失った心の穴を遡ったりしながら辿っていくストーリー。どんなに近くにいてもその人の内面の奥までは分らない···
言葉も少なく、きれいな描写が主な表現のため、結局自分が感じた受け取り方が正解なの
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桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

3.8

観た後に実話だと知る。目が見えなくなったことを自分のせいだと責める母親の気持ち、放っとかざるをえない残された家族の想いが切なかった。病院への不信父親の言葉など考えさせられることも多かった。どんどんと希>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.6

カンタに癒やされる。ストーリー的にはドロドロなのになんかポップに感じるところがすごい。結局はいざ手放すとなると立ち止まってしまったり、いろんな気持ちを再確認できるのかな。結末はなんとなく予想できたけど>>続きを読む

とべない風船(2022年製作の映画)

3.5

これからの自分の生き方に悩んだ女性が、父親の住む瀬戸内海の島に行き、そこの島の人たちとの関わりによって進む道を見つけていく。島の閉鎖的であろうコミュニティにあんなにうまく馴染めるだろうかという疑問はあ>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.7

高校生のまっすぐでキラキラした好意と大人の複雑でままならない感情がうまく対比されていて考えさせられた。気持ちは分からなくないけど、残酷なのは女の方に思えた。センシティブな側面もありながら、クスっと笑え>>続きを読む

愚行録(2017年製作の映画)

3.6

とにかくずっと重くて暗くて苦しくなるような展開。男たちがほんとにクズで、女達の裏の顔も怖い。唯一夏原さんの笑顔だけが救いのように見えて一番怖かった。家庭環境、子どもの虐待、格差社会、階級など世の中のい>>続きを読む

包帯クラブ(2007年製作の映画)

3.4

こころの傷に包帯をまく、という行為が偽善っぽいと思わないではなかったけど、現に救われる人がいるにも事実だし、思ってもないことで逆に傷つく場合もある。思春期特有の青さと柳楽君の繊細さ、石原さんの芯の強さ>>続きを読む

怒り(2016年製作の映画)

4.0

1つの事件の背景が、3つそれぞれ別のストーリーと絡まり合って複雑なサスペンスになっている。脚本がよく出来ていて、最後まで誰が本当の犯人なのか翻弄された。役者陣の演技も深くて見応えがあた。真犯人がただの>>続きを読む

あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

3.7

病気ものと思って見始めたけど、それよりも母と娘だったり、幼馴染との関係、母の友達との関係などが入り組んでリアルっぽいけど、リアルじゃないような複雑な気持ちになった。
ター坊のことは母親も含め、すごく考
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.8

原作未読だけど楽しめた。
辻村深月さんの作品なだけあって、伏線の感じもストーリーも結構好きだった。
いじめの描写もある意味リアル。あの年頃の子どもは学校で起こることが心のほとんどを占めてて、学校へ行け
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.0

重くて苦しい中にもかすかな光がみえる感じがすごく良かった。子ども達の演技が上手い。池脇さんの演技はどうしてあんなに心に惹きつけられるんだろう。群像劇ですべてはリンクしなかったんだけど、それぞれの話しが>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

重くて苦しくて切ない。横浜君のヤバい男っぷり気持ち悪かったけど、ああいうタイプは割といそう。
自分は自分だけのもので、誰かのものではない。自分のことを決めつけて言われるのは、私の何をわかってるの?って
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異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

3.5

序盤の主人公のように、自分のポリシーが強すぎると周りとのコミュニケーションがうまくいかなくなりがち。音楽隊への異動がきっかけで、音楽の楽しさや、人の心を動かしたり繋げたりしてくれる力を感じ、徐々に変わ>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.5

水墨画の美しさと映像の美しさ、和がとても似合っていた横浜君と清原さんのプロモーションのようだった。
ストーリーがベタであまり惹きつけられなかったのが残念。

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.8

子供はどんなことがあってもお母さんが大好きだし、信じたいと思っている。大人から見れば都合のいい愛情にしか見えなくても。分かってても見て見ぬふりをするしかない日本社会の縮図のような映画。セリフはすくない>>続きを読む

今はちょっと、ついてないだけ(2022年製作の映画)

3.1

心が弱っている時に、そっと背中を支えてくれるようないい感じの前半だったけど、お金の話のところからイマイチピンとこなくなった。

カラフル(2010年製作の映画)

3.5

ストーリーは好き。ただ、ちょっとだらだらと進んでいった感じがするのと、ところどころセリフにも違和感。
声優さんが上手くハマってない感じがした。映画版の方が好みだった。
自分のことを客観的に見るのって、
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共喰い(2013年製作の映画)

3.3

暴力的で奔放な性癖を持つ父を嫌悪しつつ、自分もそうなるのではという怖れと欲望との間で揺れ動く主人公の菅田君が初々しい。田中裕子さん、光石さんの演技はさすが。内容は気持ちいいものじゃないが、見入ってしま>>続きを読む

青い鳥(2008年製作の映画)

3.8

伝えたいことがシンプルに伝わってきた。思春期の子供がいたらみせたい映画。ところどころつっこみどころはあるが、体裁だけで、いつも上から目線の学校教育現場で、態度や行動で数少ない言葉でも生徒たちの心に訴え>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.7

無償の愛を与えられてもらった人は、同じようにしてあげられると思いがちだが、度が過ぎると依存してしまうのかな。最初の母娘関係がちょっと気持ち悪く思えた。夫が絵がうまい、鉄工所勤務、実家豪邸がイマイチ繋が>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.3

カルト宗教に洗脳されている、男女3人の無人島での生活。少しずつ本能を抑えきれなくなっていく様子はリアルだが、ちょっとエロ描写が多すぎだと感じた。
演者さんの熱量は感じたが、感情移入はしずらかった。

百花(2022年製作の映画)

3.6

重たくて切ない。原田さんの子どもに対する表情、女の表情、忘れてしまっている時の表情がそれぞれになんとも言えなく心に響いた。
忘れてたのは自分の方だった····
人間はいろんなことを忘れていくものだけど
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カラダ探し(2022年製作の映画)

2.9

原作途中までだけど、軽くまとめられてた感じ。原作読んでても、背景がよく分からず、中途半端な感じ。
青春キラキラなシーンと怖いシーンのギャップがすごすぎて、より入り込めない(笑)

そばかす(2022年製作の映画)

3.7

多様性を認めようという風潮が世の中に少しずつ浸透してきつつあるが、やっぱるり生まれながらに染み込んでいる価値観は簡単には変えられなかったりもする。主人公の女性の葛藤がうまく表現されていた。今の若者には>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6

ストーリー展開としては面白かったが、主人公の女の子の主体性が無いわりに、自分勝手にも見えてモヤモヤした。まあそれが、本能的に求めてしまうような愛を経験するということかも。東出君の演技はやっぱりちょっと>>続きを読む

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

3.8

記憶障害ものの恋愛ストーリー。2人と親友の関係も丁寧に描かれていて、描写もビジュも美しい。ただ、あの展開はちょっと唐突すぎてびっくり。でも予想できなかったからこそ、涙が出たのかも。

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

ストーリー展開が見事。結局は最後そこに行きついてしまったやるせなさみたいなものが感じられた。映像も迫力があり、見応えがあったし、演者さんたちもはまっていた。

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.4

23歳夫と2人の子どもがいる主人公が余命宣告されてからのお話。それまでの家庭環境を考えると、やりたい10個は気持ちはわかる。ストーリーはとにかく淡々としていて、病院の先生やお隣の女性のお話など命につい>>続きを読む

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

3.4

児童養護施設で育つ少年が母を訪ねて行くところから始まるストーリー。児童養護施設の職員の女性と向き合っていく話かと思いきや全く違う方向に。オダギリさんはさすがの演技で、この映画の雰囲気を上げていたが、結>>続きを読む