rikky1103さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

rikky1103

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君と歩く世界(2012年製作の映画)

3.4

武骨で野性的という言葉がぴったりの男。子供に対しても、女性に対しても、愛が無いわけじゃないけど、誠実さや責任感のようなものは感じられない。
それでも、裏のなさや、どんな人に対してもフラットであること、
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

3.6

じわじわと心にダメージを与えてくる、考えさせる系の映画。
時系列が行ったり来たりしすぎて、ちょっと頭が混乱する。
相手を思いやってる風に見せて、実は理詰めで相手を追い詰めていく···季節くんが、一見ま
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.5

あみこの視点から日常が映し出されているが、どう捉えていいのかとても難しい。
家族のあり方も学校生活も最後の結末も、あれがリアルなのかもしれないが、なにかすごく希薄で虚しい。
坊主の少年の存在が救いに感
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.2

沢尻さんの美しさが、背景のビビットさにも負けてなくて独特な雰囲気をだしていた。
ただ、映像の美しさに対し内容はヘビーで、ただただ心が疲弊する感じ。

大奥(2006年製作の映画)

3.2

大奥での悲恋物語。
女優さん達はみんな美しく、俳優陣も豪華。
西島さんも意外に似合っていた。
ストーリーも権力争い、女の嫉妬、しきたりなどいろいろあるんだけど、いまいち心に残らなかった。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

ストーリーは一人の男が一人の美しい少年に惹かれてしまうといった単純なものだが、男同士、初老の男と少年という背景に加え、男が芸術家であることや、体調が悪いこと、疫病が迫ってきていることが複雑に絡み合う。>>続きを読む

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.6

息子と母親の親子関係ってこんな感じで、なんかいいよねってって思わされた。
息子の不器用でどうしようもないとこも含めて、まるごと大きな愛情で包み込める母親の偉大さを感じた。
キャストがみんなハマってた。
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.7

重いストーリーが淡々と進む。セリフが少ないので、逆に考えさせられる。なんとなく受け入れていく社会に気持ち悪さを覚えるも、現実に起こってもそうなってしまうのではないかという恐怖もある。その中でも、やはり>>続きを読む

⼗年 Ten Years Japan(2018年製作の映画)

3.4

さまざまな視点から見た10年後の話。けれど、明るい希望的なものはなく、閉塞感が漂うモヤモヤとした未来。花ちゃんのお話が少しあったかい気持ちになれた。
映画の世界の話が、もう目の前に迫ってきているような
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ストロベリーナイト(2013年製作の映画)

3.6

ストーリー展開もテンポも恋愛要素も人間模様も悪くなかったが、そこまでぐっとくるほどでもなかったかな。
ドラマをちゃんと見てたらもっと深く見られたかも。
警察として、人間として、女として、人はそんなに単
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

3.0

いかにも福田監督っぽい。
佐藤二朗さんはちょっとやり過ぎだし、賀来くんも他の人もちょっとくどさが強め。
ミュージカル調の映画が嫌いなわけじゃないけど、海外のものと比べると違和感を感じた。
ただ、充希ち
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

3.9

ものすごく考えさせられる映画。
最後、救われておわらないところがリアル。
このような警察や裁判所の対応が、よくある日常なのであれば本当に怖い。
権力を持っている側に対する忖度や、いろいろなしがらみの前
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.6

最初は見続けられるかなーなんて思っていたが、テンポもよく、コメディ要素も程よく、意外に軽く楽しく見られた。
すずちゃんの歌も思いの外良かった。

ツユクサ(2022年製作の映画)

3.3

人っていろんな事情を抱えて毎日をいきてるんだなってお話。
女3人の友情も、男の子との友情もなんかいいなって思えるものだったけど、シニアの恋愛については、始まりは良かったけど結末にもやもやした。
キャス
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月はどっちに出ている(1993年製作の映画)

3.1

在日朝鮮人の方々の、日本社会での生活の日常の一部を描いている映画。
この映画がつくられて30年経ったが、この界隈の現在の置かれてる状況が気になった。
映画自体の訴えたいものは、多分自分には刺さらなかっ
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解夏(2003年製作の映画)

3.4

原作未読。
ストーリーは長崎の景色と共にゆっくり進んでいく。
和尚さんのお話は難しかったが、存在感がすごかった。
失明したときが、苦しみからの解放ってセリフが深かった。
少しずつ受け入れているように見
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午前0時、キスしに来てよ(2019年製作の映画)

3.2

アニメチックな設定でいかにもなシンデレラストーリー。
かんなちゃんが可愛過ぎて、一般JKって無理があった。

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.6

キラキラの青春映画。
みんなの演技も初々しいけど、この内容の映画だからこそ良い。
あれだけのものを完成させるには、映画の2時間じゃ描き足りない感はあったけど、パフォーマンスは見ごたえがあった。

からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

3.5

さわやかで初々しくてほっこりする。
とくに大きな出来事もないので、映画としてはちょっと物足りない部分もあったが、ラストがとても良かった。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.2

素敵な家族愛の映画。
自分だけが健常者、両親は仲良しだけどデリカシーがない、家族の耳代わりにならなくちゃという重圧、そして周りからは浮いてしまう。
その中で見つけた希望である歌うことすら思い通りにでき
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ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~(2020年製作の映画)

3.5

長野オリンピックの舞台裏でこのようなドラマがあったことは知らなかった。
事実をもとにしているからか、ちょっとドキュメンタリー要素が強めで、あっさり進んでいく感じもしたが、原田さんがアンダーウェアを借り
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

3.4

シリーズものと知らず初見。
最初はちょっとあのテンションについていけない感じだったけど、あそこまで真剣に演じられると逆にすがすがしい。
ストーリーも単純なんだけど、笑いあり、心暖まる感じもあって良かっ
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.4

登場人物一人一人にいろんな思いがあって、その思いがいろんな伏線になっていて、繋がって回収されていく感じが面白い。
余興のコラボはなかなか良かった。
ちょっと要素が多すぎて全体的な感じがぼやっとしたけど
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電車男(2005年製作の映画)

3.5

軽く楽しく見られて、ちょっと心暖まる映画。
山田さんのオタクっぽさから、ちょっと小綺麗にしたときのギャップがすごい。
中谷さんのエルメス感もさすが。
ちょっと大袈裟でいらないなーと思うシーンもあったが
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.6

ラブドールという特殊な題材だったけど、職人さんへのリスペクトも感じたし、映像の見せ方が丁寧でキレイだった。
大切に思っているのに、だんだん相手が重くなったり、言いたいことが言えなくなるのはなぜだろう。
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.6

内容は重い作品だが、ミュージカルテイストと色彩のポップな感じで新鮮に見られた。
自分が大切に想っている人に真っすぐ愛してもらいたい、という思いなだけなのに、不器用でうまくいかないところがイタくて切ない
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ステップ(2020年製作の映画)

4.0

家族愛について、とことん向き合って丁寧に作られた映画。
周りの人たち(義両親や義兄夫婦、上司、ケロ先生)がとにかく温かい。
それだけでなく、美紀ちゃんが周りから浮いてしまうところや、小学校の先生の対応
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四月は君の嘘(2016年製作の映画)

3.1

正直、漫画の方が良かった。
すずちゃん、かわいいけど役柄のイメージとはちょっと違ったし。
2時間で纏めてるから仕方ない部分もあるけど、病気の部分もなんか足りなくて感情移入できず。
演奏シーンは雰囲気出
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ラブ×ドック(2017年製作の映画)

3.0

俳優陣は豪華。
吉田羊さんは素敵だし、大久保さんもいい味だしてる。
何歳になっても恋はできるってテーマはいいけど、内容が薄いし、コメディ感あるのに笑えない。
ただ、軽く楽しんでは見られた。

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.3

ただただ暴力だけの映画。
感じたのは、強いものにも向かっていく柳楽くんはヤバイ奴だけど、女性などの弱者に向かう菅田くんの方がよっぽどクズだなってこと。
暴力映画は好みではないけど、お二人のヤバさとクズ
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私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

3.5

原作がつぶやきシローさんと知り納得。
優しくて、思いやりがあって、仕事が出来ないわけじゃない、でもなんか不器用で空回りしてる。
内引きの件も、確かにあれが正解じゃない。
けど優しい人がどこかで幸せであ
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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.7

ただただ切なかった。
まだ自分で物事を判断するにはあまりにも幼く、大きな波に乗るしかなかった人生。
どんどん自分を擦り減らしていくしかなかったことを思うと、エンタメの罪深さを感じる。
人間に大事なのは
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.6

見返りを求めないのは、自分が優位にいる安心感だったり、求められてるという承認欲求が満たされているという満足感があったからで、それが崩れさるとあっという間に人が変わってしまう様がリアルで苦しい。
ゆりち
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ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

3.0

声がなんかすごく気になった。
設定も甘い感じ。
女のコ達はキラキラした女子高生だったけど、男の子はうーんって感じ。
ストーリー的にもキュンキュンを期待してたけど、微妙だった。

ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.4

セリフが少なく、ハワイの景色と描写と表情で淡々とストーリーが進んで行く。
ろくでもない父親から生まれた子供に、真っ直ぐに愛情を注げず、亡くなるまで向き合えなかった母親の心情にあまり共感は出来なかったが
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

すごく気持ちが浄化されるような映画。
社会的な立場が正反対であること、障害をもっていることなどを意に介さず、デリカシーを逸脱することもあるドリスの、陽気さと忖度のなさに、安らぎと楽しさを感じるフィリッ
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