Nanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Nana

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瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.5

ビクトル・エリセ監督の31年ぶりの長編映画。
ビクトル・エリセ監督の作品を見たことがなく、3時間近い長編なので迷っているうちに、終了間近になり慌てて見てきました。

レビューや解説を見ると今までの作品
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.3

癒し系ロボット、ベイマックス( ꕹ ) ほわほわして抱きしめられたくなります。
穴にはまったり、のんびりしてたりして、ロボット界のプーさん。

制作者の日本愛が溢れている。
主人公の少年はハマダで、ヴ
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真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

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1958年にニューポートで開催されたジャズフェスのドキュメンタリー。
ジャズのライブ昼の部、夜の部の合間にヨットの大会や、街街やビーチの人々の風景がはさまれていて、とてもおしゃれ。
古き良きアメリカの
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上海から来た女(1947年製作の映画)

3.4

1952年のモノクロ映画。
謎の美女に翻弄される男のミステリーで、最初はちょっと眠くなったけど(何せ70年以上昔の映画)
後半の映像がすごいから、頑張って最後まで見るべき作品。

監督と主演はオーソン
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シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

3.1

児童向け小説を実写映画化したミュージカル。

歌うワニ、ライルがみんなを元気にしたり、自らのトラウマを克服したりする話で、ベタだけど作りようによっては感動したかもしれない。

ライルの声…っていうかラ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.4

黒沢清、監督&脚本のサイコホラー。最初音が小さいので、かなり音量上げて見てたら、いきなり大きい音になるので要注意です。
Perfect days からは想像できないキレ方で役所広司が怒鳴りまくるので、
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.6

ジョングリシャムの小説を映画化したサスペンス。
監督はジョエルシュマッカー。
偶然秘密を聞いてしまった少年と彼を守る女性弁護士のサスペンス。
ありがちな設定だけど、ひとひねりあるキャラ設定とキャスティ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.9

1992年タラちゃんの監督デビュー作。デビューだけど脚本も出演もしていて、才能がキラキラ溢れています。
しょうむない話を真面目に語る男たちのゆるい世界からの、たたみ込むようなバイオレンス。
ほとんど舞
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ: 手彫りの映画、その舞台裏(2022年製作の映画)

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ギレルモ・デル・トロのピノッキオの制作ドキュメンタリー。
ストップモーション・アニメーションだって忘れるくらい自然な画面だったけど、人形もセットも信じられないほど手間がかかってる!
なんと15年もかか
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.2

ギレルモ・デル・トロ監督のストップモーションアニメ。
誰もが知っているピノッキオとは違う、ダークでせつない作品で、泣けなかったけどジワジワ来ました。

私が好きなのは、まずピノッキオのルックスとキャラ
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ウーマン・キング 無敵の女戦士たち(2022年製作の映画)

3.4

ブラックパンサーに出てきたアフリカの女性兵士軍団のモデルとなった、実在した女性兵士隊を描いたアクションドラマ。
監督がジーナプリンスバイスウッド、原案がマリアベロ、主演がヴィオラデイビスなので、まさに
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.8

ソマリア沖の海賊に襲われた、アメリカのコンテナ船の実話を描いたサスペンス。
監督はジェイソン・ボーンシリーズのポールグリーングラスなので、映像とドキドキな展開でかなり心臓に来ました!

主演は間違いな
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.3

ディズニーランドの人気アトラクションの映画化…って言うだけで「つまらなそう」と思ってしまったけど、期待が低かったせいか、思ったよりおしゃれで楽しめました。

ホーンテッドマンションに引越してきたシング
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白い恐怖(1945年製作の映画)

3.4

アルフレッド・ヒッチコック監督のサイコスリラー。1945年のモノクロ映画です。
角川武蔵野ミュージアムでダリ展を見てきたので、見てみました。
この作品は夢のシーンをダリが協力していて、歪んた輪とか目が
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.2

コーエン兄弟のバイオレンス多めサスペンス。
偶然大金を手に入れた男と、彼を追う殺し屋の逃亡劇で、見ている間はドキドキが止まらないけど、終わってから、いろいろ考えたくなる。こういうの好き。

主な登場人
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.2

さかなクンの自伝的小説?をベースにしたファンタジー作品。
自伝的な映画かと思ったけど、主人公を女性が演じていたり、みー坊という大人でも子供でもないキャラだったり、コメディに偏っていたりしてファンタジー
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ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

-

1985年にアメリカの超有名ミュージシャンが40名ほど集まって制作した名曲、We are the worldのドキュメンタリー。
なぜ今頃までしまっといたのか分からないけど、鬼籍に入ってしまった人もた
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

1997年公開の大ヒット作。
バレンタインにおすすめ♡って表示されたので久しぶりに見てみました。
今まで気づかなかったけど3時間以上の大作だった。RRR並に長いとは気づかないくらい、面白かったし眠くな
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

そごう美術館で水木しげるの百鬼夜行展があり、神奈川大学で京極夏彦の特別講演会があったのでミーハー根性で聞いてきました。
今日はこの映画からの、そごう美術館で妖怪三昧!

鬼滅が流行った時、ちょっと見た
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ブルース・ブラザース エクステンデッド版(1980年製作の映画)

4.7

大好きなブルース・ブラザーズにエクステンデッドバージョンがあると知り、調べたら25周年の記念版に収録されていると聞き、DVDを購入しました。
ちなみに、これから購入する方にお知らせですが、ディスク2が
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.7

昨日見たドキュメンタリー、シチズンフォーのドラマ版で、監督はオリバーストーン。

アメリカが世界のネットをハッキングしていた事実を暴いたスノーデンの経歴や、仕事に違和感を抱いたきっかけ、CIAやNSA
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シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

3.6

元CIAのスノーデンがアメリカ政府の秘密を暴露したドキュメンタリー。
社会主義の国は情報管理されてるイメージだけどアメリカも?!
オバマ、いい人ぽかったけどえげつない。

大国アメリカにケンカを売った
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痼 empathy(2022年製作の映画)

3.4

難しい漢字。しこりと読みます。
胸にしこりが見つかった女性が、いろいろと感じたことを、素朴なアニメで鮮やかに描いたショートムービー。

以前、乳がんが見つかって不安だった時に見たかったな。
私はただビ
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

3.2

モリーゴードンという若く才能ある女優(多分)が監督、脚本、主演したコメディ。

ミュージカル俳優を目指す子供達を育成するシアターキャンプでのドタバタを描いていて、つまらなくも無いけど、既視感のあるキャ
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ファンタスティック・ビーストと動物の歴史(2022年製作の映画)

-

ドラゴンやユニコーンなど想像上の動物について語るドキュメンタリー。JKローリングも出てくるけど、ハリーポッターやファンタスティックビーストだけに偏ってないので、私のようなただの動物好きにも楽しめた。>>続きを読む

カパエマフの魔法石(2020年製作の映画)

3.5

ハワイに伝承されるお話のショートムービー。
フラダンスをやっていて、教室で意味のわからないハワイ語の歌詞を書かされたり、歌わされたりしているので、ハワイ語のフィルムを見られるのは、それだけで感激。マハ
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BELUSHI ベルーシ(2020年製作の映画)

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大好きなブルース・ブラザーズのジェイク、ジョン・ベルーシのドキュメンタリー。
ベルーシはアルバニアの名前。
妻は高校時代にできた初彼女。

歌に演技にモノマネ、演出と何をやっても器用なイメージだったけ
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.3

アメリカで流行したオールアジア系キャストの作品と聞いてたので、アメリカの中華系の人の話だと勘違いしてました。

アメリカのアジア系カップルが、彼氏の故郷シンガポールに彼女を連れて帰ったら、実家がクレイ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

昨年、劇場予告編を見て、見たいなあと思ってたのに、いつの間にか終わってたSFアクションドラマ。もう配信で見られるんですね。
監督のギャレス・エドワーズのアジア愛が溢れた作品でした。

人間対機械の戦い
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海街diary(2015年製作の映画)

3.3

perfect daysから始まった小津安二郎の世界を巡る旅?最後は是枝裕和監督にしました。

最近流行りのコミックが原作で、鎌倉に住む美人三姉妹のところにやってくる腹違いの妹のお話。
原作があるので
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都会のアリス(1973年製作の映画)

3.0

ヴィム・ヴェンダース監督70年代のモノクロロードムービー。
ひょんなことから9歳の少女アリスとニューヨークからアムステルダムを旅するライターの話。

私の心が穢れているので、密室で見ず知らずの裸で寝て
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.7

ヴィム・ヴェンダース監督。80年代の寂しげなベルリンの街並みと天使の物語。
キューピットじゃなくて黒いコートで後ろはちょんまげのおじさん。

人間の心の声が聞こえる。インスピレーションや勇気を与えてく
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東京画(1985年製作の映画)

3.5

ヴィム・ヴェンダースが敬愛する小津安二郎の国を聖地巡礼するドキュメンタリー。
小津安二郎が生きていたのは1960年代までで、このドキュメンタリーは1980年代なので全く違うニッポン。

小津安二郎は失
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ライオン・キング3 ハクナ・マタタ(2004年製作の映画)

3.8

邦題は3だけど、原題はライオンキング 1 1/2。
ティモンとプンバァによるライオンキングのセルフパロディになっていて、かなり面白かった!

ライオンキングのビデオを見てる2人?が、実はこの時…ってバ
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ライオン・キング2 シンバズ・プライド(1999年製作の映画)

3.0

見たことが無かった、劇団四季のライオンキングを初めて見られて、今さら大感動したので見てみました。
その前にもふもふの実写版を見て違和感がありましたが、こちらもライオンキングらしからぬ作品でした。

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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.0

小津安二郎の遺作となったカラー作品。
よくある娘を嫁に出す父のドラマだけど、いろいろ新しい味付けがしてあって最後まで面白かった。
秋刀魚は出てきません!

娘は岩下志麻で若くて美しいけど、声が既に姐さ
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