大輔さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

大輔

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ゴジラ(1984年製作の映画)

3.0

たまたまテレビでやってたので流し見。
多分見るのは2回目、いや3回目かも。
とはいえそれも何十年も前の子どもの頃だったのでなんにも覚えておらず初見のように見れました。

映画としては、まぁそんなもんで
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最後まで行く(2023年製作の映画)

2.5

韓国映画のリメイクだそうな。

ずっと違和感がある展開でした。日本の警察ものではなかなかない終始単独行動。笑いが一つもない。洋画アクションみたいになかなか死なない。伏線が浅い。

役者さんは良かったで
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

面白かった

なんと形容すれば良いのか分からない絶妙な空気感がいい。コメディなのに息苦しさがあって、シリアスなのにポップで。

WW2末期。ナチになりたい少年が軍の厳しさについて行けず、それでも母親を
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ノマドランド(2020年製作の映画)

2.5

終始頭の中を支配したのは「まぁ、それはそれでええんちゃう?」
こんなこと考えてしまっては元も子もないんだけど、それほどにこの映画のテーマ、登場人物たちの価値観がどうでも良く感じてしまった。
退屈な2時
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.5

逆境に抗い味方を増やして夢を叶える
好きな展開です

大きくくくれば「グーニーズ」も「スクール・オブ・ロック」も同じかな。
ダンサーという点では「覇王別姫」や「ウォーターボーイズ」と同じ括りかな。
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破戒(2022年製作の映画)

3.0

雑すぎたので追記しました

映画に限らずつかみは大切。
119分のこの映画に落胆するのに5分も必要なかった。名もなき役のひどい演技に秒殺された。

全体を通してみればそこまで酷い映画ではないです。
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.0

うーん。楽しみきれなかった。
あまり印象に残るものがなかったように思いました。

共感できる人が少ない。
主人公は芯がありそうでなさそうでありそうな感じだけどそうともいい切れない玉虫色
おかんは良くわ
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

この映画を見て、
今自分がいる世界が仮想空間で、現実の自分は脳みそにコンピューターを繋がれて眠ってる。
その世界はあーだこーだ、という妄想をしない人なんているのでしょうか。
いませんよね。

それはさ
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.0

何十回見たことか。
今回は姪っ子と車の中で鑑賞。

何より終わり方がいいね。1も2も何度となく見させられてきたから玩具たちだけでなくアンディの成長が嬉しいね。

これからも見ることになるんだろうけど、
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.0

レビュー200本目。

1920年代から文革後まで、時代に翻弄される二人の京劇役者が劇中劇「覇王別姫」になぞらえ京劇から、愛する人から引き剥がされる話。

親に捨てられるところから始まり、国共内戦、日
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

圧巻。
長いけど無駄がないから約3時間半スクリーンに釘付けになってしまった。

ノンフィクション小説『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』を基にした長編映画。インディアンの死亡事件
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ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

2.5

ドキドキした。
記憶してる限りでは映画館で見た初めての映画。そして幼稚園児の自分にはめちゃくちゃ怖かった記憶がある。詳細は覚えてませんでしたが。そもそもあまりアニメも漫画も見てこなかったので
数十年の
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街の上で(2019年製作の映画)

3.0

今泉監督の2作目。
先日見たやつがハマらなかったからリベンジと思ってみたんだけど、やっぱりダメでした。
嫌いじゃないんだけど。

ハマらなかったので鉄鍋再生のために焼き切り、焦げ落とし、研磨しながら見
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.8

面白かった。とてもソウルフル。

ところどこで登場する「葉隠」の一説が体現された、命を救ってくれたヤクザを主人とする黒人殺し屋の物語。

あらゆる選択肢を持つはずの中で武士の有り様を守るラストにグッと
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソン監督の作品は始めてました。特別大きくはみ出してるわけでもないし、シリアスなストーリーだけど特に驚くようなこともなく、やや予定調和的。
でも?だから?良く分からないけどコミカルな映像
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.2

たしかにこれはいじりがいがある。
宮藤官九郎はちょっといじりすぎ。面白いからいいけど。

ファンタジーが苦手なので木更津キャッツアイの元ネタでなければ見ることはなかったけど、思ったよりストレスなく見れ
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.0

平成になる少し前。1986年。
自分にもかすかに記憶の残ってる時代。

ストーリーはなんてことない。幼い頃の親友との出会いと別れの回顧録。
冒険、すれ違い、悲劇、夢、少年の目にはどれも新鮮でどれも衝撃
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.0

面白かった。

おばさんとおばさんとその家族と、家族同然なご近所のおっさんたちとの邂逅。

砂漠の寂れたカフェ兼モーテル兼GSをオアシスに変えてしまうほっこりコメディ。

イライラしすぎて態度も言葉も
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

中年に差し掛かった男女の浮かないポンコツ群像劇。

あまり共感できる人が出てこなくて悲しかった。自分が年を取りすぎたせいなのかな。ぬるぬるだった前半を後半に作中でそれぞれに批判してくれてたのが救いだっ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

ストーリーは普通。それを補うほどの個性的なキャラクターたちと、女性主人公らしからぬ白熱のバトルシーン。面白い映画でした

ヤクザ親子が実にいいスパイスになってくれてると思います。娘ちゃんの壊れ具合も良
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.4

始めてみたのは20年くらい前かな。
まだ世の中を知らない頃だったから、起こりうる世界としてリアリティを感じたのを覚えてたのだけど、今見ると頭に巨大なクエスチョンマークばかりが浮かぶ。
ってことでこの週
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.3

デトロイトの自動車工場で働く貧困層の白人が、白人が余り受け入れられてないラップでアメリカン・ドリームへの1歩目を踏み出す。
デトロイトの荒んだ街、家族、友人、女、敵対チームとあれこれありながらも地に足
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.2

どうもジム・キャリーからはホラーを感じてしまうのは自分だけでしょうか。直球すぎるからかな。
めちゃくちゃ正直なコメディなので見やすいしちゃんと面白いのだが、動きも表情も計算され尽くしてるようで怖さすら
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ローマの休日 4K レストア版(1953年製作の映画)

4.3

劇場で見てきました。良かった。

王道。名作。圧巻。

モノクロでも分かる圧倒的な美しさ。初主演と思えないオードリー・ヘップバーンの存在感。
ヒールを脱いでよろめくところも、ベットでダダこねるシーンも
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

面白かった。

クリント・イーストウッド演じる偏見に満ち溢れた偏屈ジジイが、隣に住むアジア系移民モン族の娘スーとその弟タオと友情を育む話なんだが、自分には彼が脳裏にこびりついた従軍時代の辛い記憶への贖
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エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

3.6

恋愛映画への苦手意識を克服したいと思い映画館に行ってきました。最後までちゃんと見ていられた。というかそこはかとないノスタルジーを感じた。

90年代のトレンディドラマ味を感じた。群像劇はどうしてこうも
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.6

三部作の2つ目。
大地震のあとにあの少年の安否を尋ねるために少年の街に向かう監督親子のロードムービー。
地震のあとでも淡々と強く生きる市民が描かれます。

あんな地震の後でもテレビを見るのかい?
ワー
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.9

移民大国フランスだからこそ生まれたストーリーなんだろうな。

欧州の移民政策は社会全体で見れば十分とは言えない。でも人と人の関係において、関わりなさそうな世界の人との出会いがお互いの新しい扉を開けるな
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

3.5

テロリストの目的は阻止した。でも悲劇であることには変わりない。

まるで記録映画のようで感動はない。逃げ場もなくただただ苦しい情景が続く。テロを防いだことで、アメリカの何処かを守ったと思えば彼らは英雄
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なくもんか(2009年製作の映画)

2.8

うーん。イマイチ。ボケつぶしにヤキモキした。盛り上がるとこでボケる展開にもヤキモキした。尻すぼみ感も否めない。

ながら見でいいかな。

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.6

分かる。分かるよ少年。
子どもの目に映る大人って、言葉も態度もその多くはこっち向いてないんだよね。分かってくれない。聞いてくれてるかもわからない。だから自分でやらなきゃって思うんだよね。
でも分かって
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.7

気持ちいい映画でした。

音楽モノは最後に集大成的な演奏シーンがあって、それまでのドラマの中で積み上げたものが昇華されていれば途中のストーリーが多少粗かったり、覚えてないレベルで薄くてもそれなりの満足
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.9

面白かった。

ある物語の原因が別のキャラクターの物語であることを時間を巻き戻しながら絡ませて伏線を回収していく構成。

特に珍しくもないけどこの映画の複雑すぎず簡単すぎなず、甘すぎず辛すぎない抜群に
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.6

何度となく見たけどやっぱり面白い。
クサくてバカバカしくて、でも熱く真剣な若者たちに目を奪われてしまう。
演技をちゃんと見せてくれて、その表情が演技と思えない真剣さでとてもいい。

面白いです。

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

2.9

スイングガールズ的なノリの良さを予想してしまったのが間違いでした。
音楽モノとしては熱量不足が否めないし、刑事ドラマとしては先を読むのがチョロすぎる。コメディカルなパートもあっさりしてて消化不良かな。
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

ヒューマンドラマかと思いきやカーレースシーンは手に汗握るし迫力ある。
車に人生かけた男たちの熱さ感じられる良い映画でした。

フォードという会社の凄さは正直知らないし、この先買うことはないだろうけど、
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