しめさばさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

評価が難しい。
暑苦しい男達のノリはなかなか厳しいが、突き抜けすぎて笑った場面もあったのでヨシ!
大倉孝二はどんな役にもなれてすごい。
「体調はどうですか?」に対する返しが「少し切ないです」は笑った。
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.5

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タイトルが良い。
グループで話す時と、二人だけで話す時では少しノリが違ったりすることあるよね。
昔の友人を思い出してしんみりした。

前田敦子の「死んでも死んでなくても同じ(うろ覚え)」に少し泣きそう
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.5

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フィクションの中のフィクション、という入れ子構造は最近観た映画では『ワンダフルライフ』と似ているが虚と実の境目がアスペクト比の変化によって提示されているという点で新鮮。『グランド・ブダペスト・ホテル』>>続きを読む

幻の光(1995年製作の映画)

4.0

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輪島市
日本海側のどんよりと重たい空
縁側でのスイカ、正面からと真横から
トンネル?の向こう側で輝く子どもたち
荘厳とも言える台所
葬列
海岸にて海面に映る二人の影が岩と同化している

とにかく映像が
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空気人形(2009年製作の映画)

3.5

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板尾釧路がハマってて良かった。特に押入れに閉まったはずののぞみを見た時の反応は笑える。
人形と人間の境目が分からなくなるペ・ドゥナの洗練された佇まいも好き。
カメラワーク?の妙なのか全編通して映像が綺
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ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

4.0

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死者が選んだ生前一番楽しかった思い出を映像化する…という設定がまず面白いし、よく思いついたなと感心する。
飽きずに観れたのはこの設定に惹かれていたからと言っても過言ではない。
鑑賞中も鑑賞後も自分なら
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ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.5

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ラブホテルで流してた歌が自作だと知った時は苦しくなった。

エンドロールで二人の幸せだった日々をこれでもかというほど綺麗に見せてくるのはずるい。

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.0

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永瀬正敏のジッポライターの扱いがオシャレ。
部屋の窓から見える、電車が走る夜景が好き。

ブシェミはレザボア・ドッグスのピンク役に比べるとカジュアルな佇まいで若者っぽい雰囲気。服装で印象変わる。
銃声
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リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

3.5

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初っ端の病院の絵+ナレーションで既に良い映画の予感。
りんごの木と落ちるりんごの話が好きだった。

主役二人の服装や車、空などのキラっとした青色が爽やかな夏を感じて素敵。
海岸の低い堤防(?)を平均台
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.0

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きじ鍋食べれなかったの悲しい。

宴の際、怒りと悲しさに任せて飛び出すシーンが迫力あって一番好き。
捨丸と空を飛ぶシーンもカタルシスを感じる。
生きるために生まれてきた、というセリフにグッときた。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.0

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おばの「身投げしといで」とワニを窒息させるやつ好き

フロリダに向かう夜の車内、興奮状態から覚めたのかエヴァが後部座席に移動してるのと運転するエディの顔が好き

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.0

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ストップモーションアニメに出てくるキャラクターといえば、既に完成しているフィギュアを動かすことで独特の愛らしさ、親しみやすさを与えるものというイメージがあったがその既成概念が覆される衝撃的な作品だった>>続きを読む

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

3.5

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ジャック・ニコルソンの曲者感すごい。
ロボトミー手術について少しだけ調べてみたが、こんなに恐ろしい手術がまかり通っていたことを知らなかった。

バスを盗んでクルージングする一連の流れや脱走前夜のパーテ
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サッドティー(2013年製作の映画)

4.0

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柏木は特徴的な寝癖があることでクールな面を強調しすぎず、少し抜けてる印象を加えることで絶妙なキャラの立ち方をしてると感じた。
早稲田のぬぼ〜っとしてる佇まいも最高。
この二人がキレるシーンも好き。
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都会のアリス(1973年製作の映画)

2.5

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フェードアウト多っ
二人で写真撮るとこ可愛い

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.5

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人間を好きになった天使の話。

天使たちが人間の心中を読み取れる設定も好きだし、その内容も素朴で良い。
特に自らに言い聞かせるようなセリフはいじらしくて愛おしい。わかるよ…ってなる。

忙しない日々の
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

出所したてのビリーの回想シーンの演出(小窓が画面いっぱいに出てくるやつ)でもう好きになりそうだったし、結局好きな映画になった。
その後も度々同じような手法で回想シーンが挟まれるから楽しい。

一番好き
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

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パターソンにとっての詩集ノートは人生の軌跡を記したような、いわば自分の分身のような存在だったのではないか。
好奇心旺盛でフットワークの軽い妻によって変化してゆく家の中の(文字通りの)色だったり、毎日違
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんとも言えない踊りで音楽にノるシーン、とても好き。その気持ちわかるよ…。

画面が正方形だと映画館で観てる感覚になって良い。
場面が幾度か変わり、時間のほとんどをその場のみの意味のなさげな会話に費や
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

屋上の貯水タンク爆破による鎮火というダイナミックな解決方法はテンション上がる。
ガス爆発によって崩れた階段で辛うじて階下に降りるところや、配管を伝って降りるシーンも好き。
絶対助かりそうな人物も犠牲に
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分の進むべき道を直向きに進もうとするコーキー(ウィノナ・ライダー)が素敵。

天然コケッコー(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

懐かしい気持ちにさせてくれる映画で良かった。
この子達(特にそよ)みたいに何かのコミュニティや場所に強い思い入れを抱けるのって羨ましいなと思った。
広海役が岡田将生だと知って驚き。

オアシス(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

コンジュの家の鳩、手鏡の反射によって舞う蝶が印象的。自由に身動きが取れないコンジュとの対比になっていると思う。

ジョンドゥは根っからの悪人ではなのはわかるけど序盤にコンジュを襲おうとしたのはとても不
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.0

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タイツの穴から地肌に触れるところ好き。
ピアノを教えてあげるから言う通りにしろ、という無茶苦茶な要求にも関わらず受け入れてしまうのは夫よりは理解のある人物だと判断したからか。
ラストのピアノに絡め取ら
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ゲームにそんなに詳しくなくてもしっかり楽しめた。
カロン可愛い。
キラーやキノコ等、アイテムもアニメーションならではの質感で観ててワクワクするし、ゲーム画面を見てるかのような横スクロール移動のシーンも
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

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影を重ねた時に何も変わってないなんてそんなわけはない(うろ覚え)のセリフは平山が生きる上で何かしらの矜持を持ち生活をしているからこそ出た言葉だと思うし、そのシーンが一番好きだった。
自分自身に対して言
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

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配信で観たら途中でだれちゃったと思うから劇場で観て良かったと思う。
2時間半と長めで意識が飛びかけた時もあったが夫婦喧嘩での暴力的とも言える言葉の応酬で完全に目が覚めた。
そのシーンも音声から想像した
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.5

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冒頭3分の気まずさでとても好みの作品の予感。見事的中。
特に青葉が次郎の実家で彼の死を告白した時の気まずさは紗穂と一緒に退室したい程ヒリヒリしたものでとても印象的。
マネージャーの「歩いても着くよね?
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his(2020年製作の映画)

3.0

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仕事や家事等、生活を送る上で必要なことに奔走せざるを得ないのはわかるが未だ自分に対して酷い言葉を浴びせる母親に娘の教育を任せるのはうーん…と思ってしまった。
もちろん様々な事情があるため仕方がないのは
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終わってる(2011年製作の映画)

3.5

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二股相手に振られたから晋助と居ることにした…って解釈で合ってるかな?
最後まきが顔を上げた先に居たのがまさかの違う男でびっくりした。

ババケン役の前野朋哉、初めて知ったけどとてもハマり役で好きになっ
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.5

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バスの洗車風景も、洗車されてるバスの中から見える景色も初めて見た。
バス停の隣でパンを食べながらバスの洗車を見てる画はほわほわしてて好き。

高原で本音を叫び合うまで感情を爆発させたり二人の気持ちをわ
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

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敵のオーグに一人一人個性があって、戦闘シーンは観てて楽しかった。特にKK。
予習して一つ一つの固有名詞を覚えてればストーリーももう少し頭に入ったかも。

あの頃。(2021年製作の映画)

3.0

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熱中していた物事からの卒業、自分も最近経験したので他人事とは思えない話だった。
山中崇、芹澤興人は最近観た映画から意識し始めたけど一目見たら忘れられない存在感を放ってて良かった。

ロジャー・ラビット(1988年製作の映画)

3.5

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アニメーションと実写が融合した作品はワクワクして好き。
溶解液は残酷すぎるけど緊張感を出すためには必要だったかも。
最後、ロジャーがイタチたちを笑い◯にさせるかと思ったらまさかのエディに任せっきりでウ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

数年ぶりに視聴。
まったくダレずに観れる稀有な作品。

ベンの気が利いてるけど押し付けがましくない振る舞いが観ているだけで心地よい。
近くにいたら真似をしたくなるような人。
所作だけでなく、持ち物ひと
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