このレビューはネタバレを含みます
人間を好きになった天使の話。
天使たちが人間の心中を読み取れる設定も好きだし、その内容も素朴で良い。
特に自らに言い聞かせるようなセリフはいじらしくて愛おしい。わかるよ…ってなる。
忙しない日々の中で当たり前のように触れている物事の素晴らしさ、愛おしさを改めて感じさせてくれる作品だった。
同監督のPERFECT DAYSと似たテーマではあるが、今作の方が「絶対にそれを享受できない側からのわかりやすい切望」が描かれていてより心に響いた。
ステージの音楽がかっこいい。
壁に描かれたキャラクターも何か歴史的な背景があるやつなのかな。後程調べる。