たわらさんさんのドラマレビュー・感想・評価

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たわらさん

たわらさん

ジェン・ブイ(2023年製作のドラマ)

3.0

4話で断念。
本編のヒーロー絶対主義を踏襲しつつ、支配的な大人と不安定の子供にフォーカスしたスピンオフ。必要以上の露悪的表現がどうしても合わず脱落。ミステリー学生ドラマとしても興味を持てず。

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不適切にもほどがある!(2024年製作のドラマ)

4.6

昭和世代が現代に一喝を入れるのではなく、各々の時代性から切り開くマイノリティの救済が映し出される。問題によっては解決まで描かれないのがリアルであり、解答が必ずあるわけではない。物事には多面的な見方が必>>続きを読む

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イルマ・ヴェップ(2022年製作のドラマ)

3.5

3話で断念。
ミラとルネが昆明を深めていくには冗長である。映画現場のドタバタを描くにも相当砕けており、地続きの無声映画を見ているようだ。転換点も辿り着こうとも思えなかったので映画で観たかったところ。

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三体(2023年製作のドラマ)

3.7

厚みがあり難解な原作を一般層に届けるために、構成の殆どを人間ドラマにウェイトを置いて親しみやすい作品になっている。ただ科学的考証がなされているハードSFが魅力であるのに、映像で補完しようにも勢いによる>>続きを読む

2

忍びの家 House of Ninjas(2024年製作のドラマ)

3.6

超能力家族のインクレディブルファミリーや、国家秘匿組織として別班を彷彿とさせるワクワク感があるのに、もし忍びが存在したらのちょっとした非日常を飛び越えたスケールの大きさが上手く処理ができていない。忍び>>続きを読む

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ケイゾク(1999年製作のドラマ)

4.2

世紀末ミステリー刑事もの。事件が起きているということは、そこでの愛憎は尾を引いていくのが普通であり、後味の悪さを残す。無邪気な天才である柴田のケレン味を除いては、"人"が描かれているため、どことなく影>>続きを読む

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きのう何食べた? season2(2023年製作のドラマ)

4.4

愛ゆえの別れ、誰よりも近い他人、想いと繋ぎと愛に溢れた人間讃歌。ケンジを通して徐々に心の揺らぎに気付いていく史朗さんであり、かけがえの無い存在になっていくのを1話ずつ感じれていくのが良い。ちょっと揚げ>>続きを読む

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TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブ(2014年製作のドラマ)

4.5

マーティンはラストと組むまでは自分が秀でているという自負があったんですね。操作を続けている内に徐々に自尊心が傷つきながらも、ラストにはない家庭でマウントを取ります(どうしようもないダメっぷり)。そんな>>続きを読む

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THE LAST OF US(2023年製作のドラマ)

4.3

ゾンビものって世界の解決云々よりディストピアでの人間模様を如何にして描くかだと思うんですよね。退化した人工と自然が入り混じった世界を見事に映像化しつつ、信用したくも信用できない無慈悲な世界観がよく表れ>>続きを読む

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あまちゃん(2013年製作のドラマ)

4.1

未熟者"あまちゃん"を中心とした北陸物語。天野アキの成長譚といえるほど精神的成長が描かれるわけではないが、全体を通しての再生、やり直しの物語に感じた。東京編のドライブ感は惜しいくらい第一部の完成度は高>>続きを読む

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半沢直樹(2013年製作のドラマ)

4.7

ごろつきの半沢直樹。鬱屈とした社会を過ごす現代人はこのフィクションをどこか求めているのかもしれない。

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アトランタ シーズン3(2022年製作のドラマ)

3.6

8話で断念。
批評性とシュールさを持ち合わせたシリーズだが、根本的な描写が同じであるため流石に辟易してきた。

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VIVANT(2023年製作のドラマ)

4.5

民法ドラマとは思せない壮大なスケールとキャストの数、海外ドラマを意識したクリフハンガーと脚本への挑戦をただただ賞賛したい。業務シーンやセキュリティなどのところどころに粗はあるが、説明過多に思えるほどの>>続きを読む

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池袋ウエストゲートパーク(2000年製作のドラマ)

4.5

おバカのやり取りが上手いクドカン、不気味さに磨きがかかる堤演出、大味なヤンキーものなのに世紀末のアングラ感が絶妙に混ざり合って謎の色気の放つ作品である。思春期が秘めるパワーは計り知れないのだが、どこに>>続きを読む

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孤独のグルメ シーズン1(2012年製作のドラマ)

3.4

井之頭五郎、会話や対局の途中なのに「無性に腹が空いたなぁ…腹が…空いた」と突如飯食いに行くから怖い。片手をポッケに手を入れながら早歩きで移動するし、クッソ食べるし、普通にストーカーするし、とにかく怖い>>続きを読む

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サ道2021(2021年製作のドラマ)

4.4

シーズンの序盤は逃避として利用するサウナが多く、ビジネスパートも抽象的な内容と解決にモヤついたが、ナカちゃんさんの日本サ活旅は相変わらず楽しい。コロナ禍の鬱屈さが表れていて観ていて少し辛いが、繋がりの>>続きを読む

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サ道(2019年製作のドラマ)

4.4

サウナ版孤独のグルメといわれてるらしい。
情報過多の社会で生きる現代人にとって、どこか一人でのボッーとした時間が欲しいんですよね。その一つでエンタメに没頭したりすることなんですが、本作は情報量の少なさ
>>続きを読む

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初恋の悪魔(2022年製作のドラマ)

3.0

8話で断念。
坂元ワールドにはユーモアの効いた個性的なキャラが登場するが、本作ではデフォルメ化が強過ぎて、「こういう人いるよね」から逸脱してしまっている。良い成人なのにみんな痛々しくて見てられないとい
>>続きを読む

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だが、情熱はある(2023年製作のドラマ)

4.3

まだ現行で活躍されている芸人にフォーカスして、放送3ヶ月前の特番までをドラマに取り入れているライブ感に時代の先進性を感じる。当事者が小っ恥ずかしくなるほどの身包みの剥がされっぷりなのだが、そんな彼等の>>続きを読む

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ブラッシュアップライフ(2023年製作のドラマ)

4.5

本来人生を2周目となれば救世主や大富豪になれたりするものだが、課せられたミッションが交友関係や父親へのプレゼントであったりとその気さくな感じが没入感へと繋がっている。プロフィール帳やプリクラ、覇権ドラ>>続きを読む

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推しが武道館いってくれたら死ぬ(2022年製作のドラマ)

4.1

狂気性を減らして、アイドル周りの物語を親しみやすいものに。舞菜の鉄仮面ぶりを徹底していて人気出なそうなのがリアル。原作の方だと舞菜のいじらしさが早くに伝わるんですが、ドラマ版は少しヒリヒリしますね…。>>続きを読む

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セックス・エデュケーション シーズン4(2023年製作のドラマ)

3.6

今シーズンは地続きの物語ではなく、ドラマシリーズの事情が随所に垣間見えるため没入感に欠けていた。本作の魅力であるユーモアや青春の煌めきといったものは明らかにパワーダウンしており、メッセージ性も作り手側>>続きを読む

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ブルックリン・ナイン-ナイン シーズン8(2021年製作のドラマ)

4.0

配給会社が変わったのと、ジーナがいなくなってしまってつき抜けた狂気さや毒っ気のようなものが無くなってしまったのは残念だったかな。永遠に続くのかなってくらいエピソードがあったから、いざ終わると寂しい〜。>>続きを読む

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ONE PIECE(2023年製作のドラマ)

3.3

4話で断念。
ONE PIECE自体が大味な世界観に大味な人間ドラマが魅力であるのに、実写版は世界観に対してこじんまりとしたドラマになっているのに違和感を覚える。実写ならではのアプローチをしたオリジナ
>>続きを読む

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ブルックリン・ナイン-ナイン シーズン7(2020年製作のドラマ)

4.3

レパートリーが無くなってきたのかサイドキャラの扱いを持て余しており、面白い回との落差が激しい。好きな回はピメメント。99部署!

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BEEF/ビーフ(2023年製作のドラマ)

3.6

激昂はしつつも顔を合わせて衝突することのない水平線上での陰湿な対決がアジアの人種性といったものが表れている。抑圧の末に憂さ晴らしをしたいメイン2人には理由づけをされても結局感情移入が出来ませんでしたが>>続きを読む

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カルト教祖になる方法(2023年製作のドラマ)

4.1

カルト教祖になるぞー!

ネットの普及により常に他者と密接に繋がる時代になり、善悪の明確化、人生に意味を持たせる事への強迫観念が一層強くなった気がします。この世界を取り巻く事象は二元論に集約されないグ
>>続きを読む

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HEARTSTOPPER ハートストッパー: シーズン2(2023年製作のドラマ)

4.4

シーズン2全体を通して描かれたニックの大きな一歩で不寛容な世界が一転する…といった劇的なことが起きるわけではなく、在学生との空気感がまたリアル。社会や家族に囚われることなく、身近で理解のある存在を重宝>>続きを読む

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秘密の森(2017年製作のドラマ)

3.1

9話で断念。
ほんとーに話が進まない。展開が読めるのにタラタラ進めて、付与された生い立ちとキャラ通りに動く退屈っぷり。恋愛の薄い匂わせも要らん!シモクの過去にも興味が持てん!感情持て!物語に起伏を!

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ブラック・ミラー シーズン6(2023年製作のドラマ)

3.7

『ジョーンはひどい人』4.3
自社による自社の風刺。公約数で構築されるコンテンツでも怠惰ながらも視聴を続けるユーザー。圧倒的な速度で消費されていくコンテンツの中で見逃されがちな規約や倫理観が浮き彫りに
>>続きを読む

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アトランタ:略奪の季節(2018年製作のドラマ)

4.2

鬱屈としているんだけど、このアトランタワールドにどこか心地良さがある。まぁ社会ってこうだよな〜と思わせる不条理さがとてもリアルで共感性が強いんですよね。本当にシニカルという言葉が似合う作品です。

5
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イカゲーム(2021年製作のドラマ)

4.0

デスゲーム先進国の日本ではイカゲームを面白いと思う人は少ないと謳われていましたが、イカゲーム会場の特異的なビジュアルやホーム内でのメンコ勝負のシュールさなど本作ならではの特筆した点がある。複雑な心理戦>>続きを読む

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サンクチュアリ -聖域-(2023年製作のドラマ)

4.2

内にも外にも人受けが良さそうな伝統芸能である相撲をメインに据えたのは楽しめたが、相変わらずの性!金!暴力!(3欲)を押し出すNetflixJPオリジナルに辟易してしまう。一時期の無料配信漫画や、各サブ>>続きを読む

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ブルックリン・ナイン-ナイン シーズン4(2016年製作のドラマ)

4.5

クレイジーさが微増したのかホルト署長がすっかり発狂するようになっちゃいましたね。12と16話が秀逸。99部署!

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